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2012年03月22日

ドラゴンハート

弱き者を助け、彼らを守り、その言葉は真実を語る。
ドラゴンハート [DVD]公開年1996年(Dragonheart)
制作国アメリカ
監督ロブ・コーエン
原作
制作ラファエラ・デ・ラウレンティス
制作総指揮パトリック・リード・ジョンソン
脚本チャールズ・エドワード・ポーグ
撮影デヴィッド・エグビー
音楽ランディ・エデルマン
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ストーリー
西暦984年…騎士ボーエン(デニス・クエイド)は王子アイノン(リー・オークス)に剣と騎士の心得を教えていました。そんな時、残虐非道なフライン王にたまらず農民たちが暴動を起こします。無慈悲に殺される農民たちでしたが、フライン王はただ独り深入りしすぎてその命を落としてしまいます。そして父の元に向かったアイノンもまた事故により胸に深い傷を負ってしまうのでした。
もはやアイノンが助からないと悟った王妃アリイス(ジュリー・クリスティ)は、最後の手段として洞穴に住むドラゴンの力にすがることに…ドラゴンはアイノンに正義と情けを持つ王になるように誓わせると自分の心臓の半分をアイノンに授けるのでした。
しかし…蘇ったアイノンは前王フライン以上の残虐さで農民たちを支配するのでした。あまりの変わりように王を止めることもできず、ドラゴンの呪いであると思ったボーエンはドラゴンを求めて旅に出るのでした。

12年後…王アイノン(デヴィッド・シューリス)の悪政は続いていました。ドラゴンスレイヤーとしてドラゴン退治をしながら旅を続けていたボーエンは、最後のドラゴン(ドレイコ:声:ショーン・コネリー)と相対するのでしたが…。

映画レビュー
普通かなショーン・コネリーがドラゴンの声をあてていたことも有名だった騎士とドラゴンの物語です。
序盤のアイノンがどう見ても最初から邪悪なところがあって、そのためにボーエンの考え違いに違和感がありまくりなのですが、それも中盤で氷解されます。その後は一丸となって打倒、王!という流れになるので、ようやくほっとします。(^^)
それにしても、結局のところ、この親にして、この子ありなのですが…ボーエンは騎士としてはまだしも先生としては全然駄目だったようです。剣の腕前だけは上がったようですけど。

とはいうものの、ドレイコとのやりとりは面白いんですけど、ちょっと盛り上がりに欠けたまま終わってしまいました。

【ここがいい!】
・当時のものとしては、かなり頑張って合成されていたと思います。ドラゴンの口の中での攻防には驚きました。
・ボーエンとドレイコが協力してお金を稼ぐところも面白かったです。しかし…その後の農民を守るとかいろいろと言っているドレイコ、本気で言っているのか怪しくなってしまいそうです。

【ここは問題かな?】
・ドレイコにはドラゴン特有の重みがあまり感じられず、まだ若いドラゴンに思えて仕方がありませんでした。とても序盤での喋りとはかけ離れていたような。
・ラストは何かほかの方法がなかったのか…と涙です。
・一応ヒロインもいるんですけど…どうも影が薄かったような。

【一言いいたいコーナー】
Number756・序盤で王が屋根に火をつけるとすぐに中が燃え出すという…これは特撮失敗ですね。(^^;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
子育て 時々 映画(マミイさん)の「たつ年にふさわしい映画

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posted by 白くじら at 22:00| Comment(8) | TrackBack(1) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは前半の主人公への共感できない言動ばっかり覚えてます(笑)
ファンタジーものには意外と多い、”先生”としてはダメだったというパターン。アイツが道を踏み外したのは自分のせいだ・・・と自分で片をつけられればいいってもんじゃないですよね〜。ちゃんと先生としても成長すればいいんですけど。
Posted by 宵乃 at 2012年03月23日 07:28
かえるまま、これ、大好きなんですよ。
心に残る1作でしたよ。
って言っても、ドレイコが好きです。
ラストは涙で、苦しかった。
辰年の今年中にまた、もう一度見て見たいです。
Posted by かえるまま21 at 2012年03月23日 08:53
白くじらさん、こんにちは。

ショーン・コネリーの声ってどことなくちゃめっ気があるような気がします。

前半のボーエンの言動が嫌いでしたが、
ドレイコが好きだったから最後まで観る事ができました。
人間くさいというか、人情味あふれるドラゴンでしたね。

トラックバック送りま〜す。
Posted by マミイ at 2012年03月23日 21:28
こんばんは、宵乃さん。

ですねぇ、やっぱり前半の主人公の行動にはかなり問題がありましたねぇ。
先生としては、ちゃんと再指導して欲しかったのですが…殺してしまって終わりはちょっとないなぁって思ってしまいました。
ドレイコが良かっただけに残念でした。
Posted by 白くじら at 2012年03月23日 21:33
こんばんは、かえるままさん。

おお、そうでしたか。
ドレイコが登場してからは、結構笑うところも出てきて面白かったですね。
ボーエンがもっと先生らしいことをしてくれていれば、万々歳だったんですけど…これもアイノンが邪悪すぎたんでしょうかねぇ。

ドレイコが犠牲になってしまうのは、本当、涙モノです。(>_<)
Posted by 白くじら at 2012年03月23日 21:44
こんばんは、マミイさん。

ショーン・コネリーは、渋いのにコメディタッチのところもあるので、声がよく合っていたような気しました。
前半のボーエンは、シーンシーンで言っていることとやっていることが変わってて、もっとなんとかなるだろうぉぉ!と叫びそうになったり。(^^;
でも確かにドレイコでもっている作品だったかも。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
Posted by 白くじら at 2012年03月23日 21:48
こんばんは!!
この映画、1回は通して見て面白かった
記憶があるのですが、普段は音のチェックに欠かせない
ソフトなんです!!(^.^)

ボーエンの周りをドレイコが飛ぶシーンなどをカッコ良く
鳴らすのに思考錯誤してます!!ショーンコネリーの声が
しぶかった事なども記憶してますが、この映画は
オタクの犠牲になってます(笑)
Posted by take51 at 2012年03月23日 23:24
こんばんは、take51さん。

ふむふむ、よくわかんないですけどチェックということは、音に関してはバラエティにとんでいるのかな。(^^)

初めてボーエンの背後から登場したシーンは、夕日(?)に映えていて絵になってましたねぇ。やっぱりドラゴンは羽を広げているシーンがいいです。
こういうところでも音の効果があるんですねぇ。
Posted by 白くじら at 2012年03月24日 23:03
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たつ年にふさわしい映画
Excerpt: ドラゴンハート 原題:DRAGONHEART 製作1996年 アメリカ 監督:ロブ・コーエン 脚本:チャールズ・エドワード・ポーグ 出演:デニス・クエイド、デビッド・シューリス ピート・ポスルスウェ..
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