公開年 | 2001年(The Black Knight) | |
制作国 | アメリカ | |
監督 | ジル・ジュンガー | |
原作 | ||
制作 | アーノン・ミルチャン、ダリル・J・クォールズ、マイケル・グリーン、ポール・シフ | |
制作総指揮 | マーティン・ローレンス、ジェフリー・クワッティネッツ | |
脚本 | ダリル・J・クォールズ、ピーター・ゴールク、ゲリー・スワロウ | |
撮影 | ||
音楽 | ランディ・エルフマン | |
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ファミリー・パーク≪中世の世界≫で働くジャマール(マーティン・ローレンス)は無気力で、2週間後にOPENするキャッスルワールドへ鞍替えしようと考えていましたが、堀の中に落ちていたペンダントを取ろうとしたとき、そのまま引っ張りこまれ気づいたときには毛むくじゃらな男の足元にいました。彼はノルティ卿(トム・ウィルキンソン)という「浮浪者」でした。
ジャマールは挨拶もそこそこにその場を離れ森を抜けました。するとそこに立っていたのは立派な城壁に囲まれた城でした。ノルマンディの特使として中に入れられた彼は、その中で美しい女性「俳優」ヴィクトリア(マーシャ・トマソン)に一目ぼれ、さっそくナンパしますがつれない返事。しかも騎士パーシヴァル(ヴィンセント・リーガン)と一発触発の事態に…と特使として城内に連れて行かれます。これまでのことを全てお芝居だと思い適当に返事をしていましたが、謀反人の処刑を見てやっとここが紀元1328年のイングランドであることに気が付きます。
慌てる彼に先ほどのヴィクトリアがネックレスは同士の証と、暗殺計画を話し始めます。
どうやら先ほど面会したレオ王は、かつてのジョン王を殺害して王座を奪った男であり、ヴィクトリアたちは王女に王座を奪い返すつもりだったのです。そんなことには巻き込まれたくないジャマールは断った挙句、偶然にも王を暗殺から救ってしまい、警備隊長の位までもらってしまうのでした。
しかし、そんな時、本物のノルマンディからの特使が城に着くのでした…。
アメリカでは大ウケしているマーティン・ローレンス主演のタイムスリップコメディです…が、今まで観てきたタイムスリップモノと違って、かなり長い間気が付きませんし、中世の人たちがジャマールの姿をあまり不思議がらないのも珍しいですね。ちなみに未来から持ってきたものの中にライターがあるんですけど、火を付けても「火はある」ですから。逆に苦笑してしまいます。
正直、前半はかなりぐだぐだでどうなることかと思いましたけど、城を出てからがボクシングやアメフトなどを使った修行や、野球などの球技で剣をふるうところなどはかなり面白かったりします。黒騎士出現のシーンなんていいですねぇ。
ラストの2重のオチもいい感じですが…さすがにジャマール死んじゃうんじゃないの?(^^;
【ここがいい!】
・未来と過去とのギャップが空振りしているところが面白い。後半はお見事に役立ってましたけど。
・ジャマールの姿や顔付きが前半と後半で全然違うような…やっぱり成長しているんでしょうね。結構格好よかったりして。
・伝説のとおり口(?)から火を吹く黒騎士、格好いいんですけど、いったいどうやって吹いているんだろう(そういうふうな前振りはあったんですけど、甲冑の中でしたしねぇ)。
・きちんと未来でもオチをつけているし、さらにその後もあってGOODです。
【ここは問題かな?】
・いつの間にか首にかけているメダル…まぁ、いいですけど。ラストで引き上げられた時もしっかり首からかけていましたし、夢じゃないですよね。
・前半部分の喋りからギャグは全て滑っていたような気がしますけど…これがあるので後半盛り上がるのかも。
【一言いいたいコーナー】
・タイムスリップのきっかけはひょっとしてネクレスじゃなくって、あそこ?
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映画って設定などに違和感や無理があると興ざめしてしまいますよね。
「ヒックとドラゴン」子供が勝手に見てました。ママはまだです。(;´Д`)
これはねぇ、かなりゆるい作品だったと思うのですが、後半に近づくにつれいい雰囲気になってくれました。
一瞬「とほほー」かなと思うほどのギャップ。
設定に違和感があると、冷めてしまうのは同感ですね。
それがサスペンスなどだとさらにです。
「ヒックとドラゴン」は子供に取られてしまいましたか。(^^;
ママさんも観てくださいねー。