![]() | 公開年 | 1987年(Innerspace) |
制作国 | アメリカ | |
監督 | ジョー・ダンテ | |
原作 | ||
制作 | マイケル・フィネル | |
制作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ | |
脚本 | チップ・プローザー、ジェフリー・ボーム | |
撮影 | アンドリュー・ラズロ | |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス | |
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アメリカのパイロット、タック・ペンドルトン(デニス・クエイド)は、同僚が宇宙に行ったりとエリート街道にいるのに自分はうだつが上がらずやっかみでパーティ会場で大暴れをしてしまいます。恋人であるリディア(メグ・ライアン)にも愛想をつかされ、真っ裸で叫ぶタック!
そして2ヶ月後…とある研究所で物体をミニチュア化する実験が行われていました。
実験メンバーに選ばれたタックは、潜航艇に入りミニチュア化し、うさぎの体内で各種の実験を行うのです。
ところが注射器に入ったところで謎の集団が襲撃!注射器を守って逃げ出した研究所員オジーは、一般人ジャック(マーティン・ショート)のオシリにタックを注射してしまうのでした。
そうとも知らないタックはなんとか外界とコンタクトを取ろうとして潜航艇を操作するのでしたが…。


ストーリーは気弱で精神科医にもかかるようなジャックを、タックが体内からおだてたり叱ったりしながら研究所から奪われたチップを取り返すため、敵のアジトを探すといった感じです。タックが外の様子を探ろうと眼球の裏から恐ろしい突起をもった装置を撃ち込んだり(ジャック絶叫)、耳の中でごそごそと装置を取り付けたりと、外から見るとジャックはもう変人ともいえる反応を…。
アジトを捜している間にタックの恋人リディアも行動を共にするのですが、なんとキスによっても潜航艇が両者間をいったりきたり…なにやってんのタック!
とまぁなかなか楽しめる作品です。
ジャック後は頼むよ(謎)。
【ここがいい!】
・タック・リディア・ジャックの3各関係の微妙なバランスがとてもいいです。そしてラストの吹っ切れたジャックも。
・子宮のシーンって何かいいですね。ちょっとした感動です。とりあえずどうやってそんなところへ行ったのかは置いておきますけど。
・「ミクロの決死圏」の繊細なミクロ化をドタバタにして笑いをとっているのはさすがだと思いました。
【ここは問題かな?】
・この潜航艇、いったいどこを潜っているのか、とても考えられない場所にも行ったりするんですけどギャグだから許されるというものでもないと思いますけど。
・潜航艇は空気の残量がなくて苦しんでいましたがなんとか取り込めなかったのかと思いました。科学者の話では気圧の問題でハッチを開けると爆発すると言っていましたが、飲んだお酒をアームを出して取ったりもしていましたし…。
・体内からの取り出し方が凄かったのですが…潜航艇は壊れなかったの?
・体内にいろいろな装置を取りつけたままのジャックはいったい。
【一言いいたいコーナー】

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眼球に「エイヤッ」はホント可哀そうで・・・と言いつつ大笑いしましたが。
細かい事を気にせず、ワハハと笑って観るのがよさそう。小難しい作品の後の気分転換にはちょうどいいかも。
「ミクロの決死圏」は今考えられる知識で作った緊迫感あるSF作品でしたが、こちらは同じSFですが、かなり軽くなっていてギャグ面とよくあっていたように思えましたね。
眼球のシーンは恐ろしいですねぇ、かなり小さいのでしょうけどあの刺は本当に恐ろしい。実際痛かったみたいですし。(^^;
こういう作品はワハハって笑えるのがいいですね。
当時劇場でも観たんですけど、笑い声が上がってましたよ。
憧れてました。
面白い映画でしたよね〜。また見たくなっちゃった。
SFコメディって大好きですよ。
SFの設定に多少無理があっても、許せちゃうんですよね。
メグ・ライアンはこの頃が好きでしたねぇ。
タックとよりもジャックとの恋の方が好きでしたけど、ちょっと一方通行で残念です。
こういう作品って今観ても笑えたりするので好きです。
確かに、ここまでドタバタしていると少々変でも許せますね。(^^)