![]() | 公開年 | 2002年(Anti Body) |
制作国 | アメリカ | |
監督 | クリスチャン・マッキンタイヤー | |
原作 | ||
制作 | ジェフリー・ビーチ フィリップ・J・ロス | |
制作総指揮 | ジム・ホレンシュタイナー、トーマス・J・ニーダーマイヤーJr、リチャード・スミス | |
脚本 | マイケル・ボールドウィン | |
撮影 | ||
音楽 | スコッティー・クラウセン | |
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FBIの爆弾処理班だった主人公は指示ミスからFBIをやめ、今はボディガードをしていました。
ある時、首脳会議場がテロリストに襲われてしまいます。テロリストは18時間後に核爆弾(広島の比ではない!リーダー曰く)を爆破すると予告、しかも起爆装置はマイクロ化して自分の体内にあるという…。爆弾を解除しようとしても爆発する!(リーダー曰く)自分が死んでも爆発する!(リーダー曰く)X線で調べようとしても爆発する!(リーダー曰く)
護衛陣はこのことを聞くとリーダーだけは手足を撃ち、残りは倒そうと突撃(むむっ人質は!?)、リーダーは銃声が聞こえた瞬間から「自分を撃て!」叫び続けますが誰も撃ちません。っていうかそんなに爆破したいのだったら自殺するか別の起爆装置を持っておきましょう。
テロリストたちも最後にやっとリーダーを撃ちますが死には至りませんでした。とここで教授出現、私が研究している装置が役に立つ!と、主人公はさっそくこの話に飛びつき、瀕死の犯人と一緒に実験場に。
ここにあったのは物体をミクロ化する装置でした。
ちゃんと体内に乗り込む潜水艇もあります。これはなかなか格好いい!
いろいろと消毒をしてから乗り込みミクロ化、もう定番(^^;の注射器の中へ…そのままリーダーの左手首から進入しました。見ているとなんとも速度が速い。数秒で心臓近くまで…どくん、どくんという様はまるでミクロの決死圏…しかし途中でそれも止んでしまいます。って心臓が止まってる!爆発するのでは!
慌てたクルーは衝撃を与えようとしますが、驚いたことに外の世界では電気ショックの用意を!!ちょっと待って、そんなショックを与えたら爆発するのでは!
中のクルーも叫びますが教授はお構いなく「もうまてん!」と電気ショックをバシバシ…駄目だ、もう一度、バシバシ…ひー怖すぎるこの教授。と、とにかく爆発もせず潜航艇は進みます…あれ、そういえばどこに行っているの?という疑問にも答えてくれません。
この潜航艇に乗っているのは主人公のほか、艇長の女性(主人公にいろ目をつかってきます)、カップルの助手の4人。なんとも見てて変なのが主人公があれこれ質問するのに対して3人は妙にニヤニヤしてまともに答えません。なんだかのんびりしているし、もったいぶっている場合じゃないでしょ!しかも好きだの嫌いだのというローカル話が多い…うーん、そしてあと1時間…時間経つの速い!案の定いまだに起爆装置は発見できません。
当然です。もっと真面目にしてください。
なんとか主人公の頭がここではとつきとめますがもはや20分くらいしかありません。
でもこの速度ならどこでも行けるような気がしていたのですが…教授にバイパスを作るように指示。潜航艇はそこを伝って脳かんへ。
ここでもクルーはやってくれます。迫る白血球にパルスレーザーを撃つ、撃つ、撃ちまくります。当たろうが外れようがどうでもいいみたいです。ここをどこだと思っているのでしょうか。しかし白血球の数がそれを救ってくれました。
なぜかポットで倒します、と女性クルーが出撃を決意。しかも出て行く時に彼氏にキスをするのでその間攻撃が止まる始末。しかもほとんど役に立たないうちに死んでしまいました(絶句)。
それでもなんとか起爆装置にたどり着く一行。
起爆装置には不規則に数をラベルしたスイッチのようなものが並んでいました。これをある規則にそって外せば解除です。しかしここで2つの邪魔が…1つは主人公の娘からの電話…もう最後かもしれないというので、電話を繋ぐ外部スタッフ(時間がもうないのにホントに最後になりますよ)。主人公も「なんだい?」ときたものです。
こ、これはひょっとして娘からの電話が謎の解明に、とも思ったのですがそれもなく。続いて男性クルーがもったいぶったあげく間違いを教える始末。よく主人公が解除できたものです。
解除後もさらに危機は続きます。
襲ってきたのはダニ…え、ここどこ?えっ、ダニ?きっと死んでしまった男性クルーも何があったのか判らなかったに違いありません。
潜水艇を失った一行はポットだけで脱出をすることになりましたが、外部からもどこにいるのか判りません。ところがどういう通信手段を用いているのか判らないのですが、教授がそばで喋るとポットに聞こえますし、ポットで喋れば教授に届いています。いったいどういう…と教授が注射器を首筋にぷちっ。「どうだ」「見えない」「じゃ、こっちだ(ぷす)」「よし」というふうに脱出です(大笑)。
最後は意識を取り戻したリーダーが注射器を一瞬奪いますが哀れにも射殺。
もはやどうでもいいですね。


と一気に書いてしまいました。(^^;
ある意味凄い映画なのかもしれません。ちなみに「インナースペース」のようなコメディではありません。
話は面白そうで、もっと体内の世界でいろいろあればいいのになって思いました。残念ですねぇ。
今回のレビューはストーリー内にも書いてしまったので、こちらのコーナーは割愛します。
【一言いいたいコーナー】
・起爆装置のマイクロ化っていうのも凄い技術だと思います。まさか教授の技術盗まれているのでは?
・主人公の娘さんの意味があまりないような。
・嫌な感じの女性キャスターがちょっといい味出していたのにあっさり出番なしに。

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久々ですね。
これは,見るのはよしましょうか。
あはは、多分この評価って3本くらいしかないと思うんですけど…ちょっとねぇ。「ミクロの決死圏」「インナースペース」と観た反動かもしれません。(^^;
こういう作品って、レタには困らないんですけどね。