![]() | 公開年 | 1974年(The Darring Dobermans) |
制作国 | アメリカ | |
監督 | バイロン・ロス・チャドナウ | |
原案 | ||
制作 | デイヴィッド・チャドナウ | |
制作総指揮 | ||
脚本 | アラン・アレック、ジャック・カプラン | |
撮影 | ||
音楽 | ロバート・O・ラグランド | |
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35万ドルを奪い逃走したドーベルマンたちを追って多くの人間が行動を起こしましたが、まだ誰もその行方を追えていませんでした。
スティーヴ(ティム・コンシデン)、クレッグ(チャールズ・ノックス・ロビンソン)、ウォーレン(デイヴィッド・モーゼ)の3人はドーベルマンを操っているのは周波数ではないかと考え、キャンピングカーで山中に入りました。そしてある夜、周波数の範囲を試していた3人の前にドーベルマンたちが現れたのでした。
しかし山中を駆け巡っているうちになくしてしまったのか札束は35万ドルに程遠い金額でした。
そこでスティーヴは同じようにドーベルマンを強盗に使うことを考えますが、銀行では足がつく可能性があるため、奪っても公にできない金。ある政党の資金200万ドルに目を付けました。
こうしてスティーブは秘書であるクローディア(ジョアン・コールフィールド)に接近しつつも、ドーベルマンたちに訓練を施すことにしました。それも笛での指示ではなく全てをドーベルマンたちが行えるように…。
そんな人知れず行われた特訓を遠くから眺めていたインディアンとの混血少年がいました。ビリー(クラウディア・マーティン)と呼ばれた少年は犬好きで、はじめは邪険にしていたスティーブもビリーがいることで訓練がスムーズに行われることを知り、彼の調教を黙認するのでした。
しかし完璧と思われた特訓でしたが…。


高周波はあくまでも探す時に使っただけで、今回は完全にドーベルマンだけでお金を盗むように訓練しており、しかも難しい設定なので、訓練や実地のドーベルマンの動きには前作以上に面白いと思います。
ただいかんせん、大人の思考や行動ははるかに子供向けになっているのが残念なところでした。
また、正確無比なドーベルマンたちですが、1頭のみある事件によって危機に陥るのも工夫された点でしょうか。
相変わらず皮肉が効きつつも、いい感じで終わるのがいいですね。
【ここがいい!】
・音楽はこちらの方が好きです。
・ドーベルマンたちが最初から最後まで出ているのもいいですね。訓練も実地も前作よりも面白かったです。
・子供には心を許しているドーベルマンたちでした。
【ここは問題かな?】
・やっぱり子供向けになったところ。ある意味明るくていいとも言えるのですが…ちょっとね。
【一言いいたいコーナー】
・こちらで劇場で観たときには「ドラゴンへの道」と2本立てでした。昔はこういうのが多かったのですが、最近は2本立てなんてないですよね。ショートが付いている場合はありますけど。

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