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2006年10月30日

ネバダ・スミス

捜すならお前もドブで暮らせ、ネズミになるんだ。

ネバダ・スミス1966年(NEVADA SMITH)
製作国:アメリカ
監督:ヘンリー・ハサウェイ
製作:ヘンリー・ハサウェイ
製作総指揮: ジョセフ・E・レヴィン
原作:ハロルド・ロビンズ
脚本:ジョン・マイケル・ヘイズ
音楽:アルフレッド・ニューマン

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ストーリー
川で水汲みをしていたマックス・サンド(スティーヴ・マックイーン)に、馬上の3人の男たちが廃坑で働いているサンドを尋ねて来ました。それはオヤジだと場所をいった途端、彼らは銃を撃ち上げて走り去って行きました。
嫌な感じがして後を追おうとするマックスでしたが、銃声に驚いた馬を捕まえるのにてこずり、彼が戻ったときには白人の父サム(ジーン・エヴァンス)とインディアンの母タビナカは無残な最期を遂げていました。
マックスはこんな姿をほかの人には見せたくないと、そのまま家に火をつけ火葬にするのでした。

ジェシー(マーティン・ランドー)と名乗った男たちは、サムが町で使った金塊に目をつけ奪いに来たのですが、サムが廃坑で見つけたのは2年間で僅か数ドルにしかならない金塊1つ、口を割ろうにも実際に1つしかなかったため、両親はリンチの末にそのまま殺されてしまったのです。
知り合いのベン夫妻(ジョン・ドゥーセット)を頼ることなく、マックスは1頭の馬、ライフル、8ドルだけを持って3人を追う旅に出かけました。

途中で出会った別の3人組に間違って復讐しかけるところでしたが…彼らはマックスを許し食事を食べさせます。
ところが朝起きてみると、ライフルも馬もなく彼は着の身着のまま荒野を彷徨うことに、数日間食べ物もなくようやく出会った男を拾った銃で脅そうとしますが、簡単に見破られます。
しかし、その男はマックスに食事を与えてくれました。

男の名はコード(ブライアン・キース)、銃を売り歩く商売人でした。
彼はマックスから理由を聞くと一度は諦めるようにいいますが、どうしても復讐を諦めないマックスに、銃や西部で生きて行く術を教えてくれます。銃の撃ち方、人の捜し方、酒、ポーカーの仕方、そして文字の読み方など、マックスにとって多くの教訓を教え込んだコードと別れ、マックスは教わったとおり酒場でジェシーの行方を追うのでした。

アビリーンでカウボーイをしていたマックスは、ついに酒場の馬小屋で父の烙印SSを捺した灰色の馬を発見し、ポーカーをしているジェシーと相対します。ナイフ使いの名手として名高い彼と、ナイフとの戦いになったマックスは、死闘の末なんとか倒しますが自分も深手を負ってしまいます。
すぐに出ていってくれという保安官に、酒場で情報をくれたインディアン娘ニーサ(ジャネット・マーゴリン)は、マックスを自分のカイオワ族の集落に連れて行くのでした。
そこで彼は母親がここの酋長の姪にあたることを知ります。

こうしてこの集落で傷を癒したマックスは、次なる仇ビル・ボウドリー(アーサー・ケネディ)を求めますが、彼は仲間とニューオリンズの銀行を襲った挙句、州の囚人キャンプに入れられているではありませんか。
自分も銀行強盗をしてキャンプに潜り込むマックス。
彼はビルと脱獄を企て、その最中に自分の素性を明かし倒します。

そして最後の1人トム・フィッチ(カール・マルデン)の居場所を知ったマックスは彼の組織にネバダ・スミスという名で入り込み、仇を討とうとしますが…。

映画レビュー
ちょっとオススメスティーヴ・マックイーン主演の西部劇です。
西部劇に復讐はつきものですが、3人の敵と一度に対決するのではなく、彼らが両親を殺害した後別れてしまったために、1人ずつ仇討ちをしていくことになります。
マックスはわりと幸せに暮らしていたようで、西部で生きる術を微妙に知りません。そのために人を簡単に信用したりして、痛い目にあうのですが、こういうところを教えてくれたのが旅の途中で出会った商売人のコードでした。

商売人とはいえ西部で荒くれどもにも銃を売る商売をしているだけあって、銃の腕前もマックスより格段に上、生きる術も心得ていました。この人にいろいろと教えてもらうわけですが、こういうところは昔のカンフーものでの修行によく似ています。(^^;
この時の生活が復讐の旅の中でも、一番幸せなときだったことでしょう。
まるで親子のような関係で観ていてもよかったです。

この後も囚人キャンプで出合った女性ピラー(スザンヌ・プレシェット)や、危ないところを助けてくれた自分とよく似た境遇を持っていた牧師さまとの出会いが、マックスの憎しみに凝り固まった復讐心に影響を与えていきます。
まるで人生の一部をみているようでよかったです。

ネバダ・スミスという名は最後の方にしか出てきませんが、おそらく最後の決着を経た後、彼はマックスではなくネバダ・スミスとして生まれ変わるのではないかと思います。
それゆえのタイトルなのでしょうね。

【一言いいたいコーナー】
・コードは別れるときに全てが終わったら私を捜せと言いますが、実はとんでもないときに出会ってしまいます。もう少し後でも出会って欲しかったです。好きなキャラでしたし。
Number262・脱走モノと言えば「大脱走」が有名ですが、そのほかにも脱走に半生をかける「パピヨン」という作品もありました。この作品も自ら囚人キャンプへ入り込み重労働をしつつ脱出を練るシーンがあります。湿地帯だったので「パピヨン」のシーンを彷彿とさせてくれました。
 


ラベル:映画 DVD 西部劇
posted by 白くじら at 21:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 西部劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふふ、スティーヴ・マックイーンだ!

戦争映画特集かな?って思ったら、西部劇になったわん。
西部劇は、あんまし知らないなぁ。
ご幼少の頃、何本か観てるはずなんだけど…
シェーン かむ ばっーっくしか思いつかないわ。
Posted by ちゃぴちゃぴ at 2006年10月30日 23:35
こんばんは、ちゃぴちゃぴさん。

スティーヴ・マックイーン繋がりで戦争から西部劇に変わってしまいました。(^^;
とりあえず次の「マッケンナの黄金」で西部劇は早々に終わって、また別のモノになるかと思います。
もっとフランコ・ネロやジュリアーノ・ジェンマなどの銃さばきも見たいのですが、いかんせんVIDEOがありません。(- -;

「シェーン」持っていませんが懐かしいですね。
TVで放送されたときは、ラストのあのシーンだけ吹き替えなしでした。
有名なシーンだけあって、あそこは吹き替えは難しいでしょうねぇ。
Posted by 白くじら at 2006年10月31日 23:00
こんにちは〜

私も、西部劇はあんまり、知らないのですが
スティーブ・マックイーンは、知ってます・・超有名!!
西部劇て連想する俳優さんは、クリントイーストウッド
なんですが(汗)

スティーブ氏では、ダントツ「パピヨン」が印象深かった〜・・・あれれれ、別の映画になっゃってる〜<(_"_)>ペコッ
Posted by アニー at 2006年11月01日 18:09
こんばんは、アニーさん。

ややや、アニーさんも西部劇はあまり観ていませんでしたか。(T T)
クリント・イーストウッドは西部劇でも有名ですね。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中でも使われていましたし。(^^;

私はスティーヴ・マックイーンだと一番は「大脱走」でした。初めて観たというのもあったのでしょうけど、これでファンになってしまいました。
つづいて「パピヨン」「シンシナティ・キッド」などもよかったですねぇ。しみじみ。
Posted by 白くじら at 2006年11月01日 23:24
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