1978年(WHO IS KILLING THE GREAT CHEFS OF EUROPE?) 製作国:アメリカ 監督:テッド・コッチェフ 製作:ウィリアム・アルドリッチ 製作総指揮:マーヴ・アデルソン、リー・リッチ 原作:ナン・ライオンズ、アイヴァン・ライオンズ 脚本:ピーター・ストーン 撮影:ジョン・オルコット 音楽:ヘンリー・マンシーニ amazon.co.jpで詳細を見る。 |

料理雑誌社社長マックス(ロバート・モーリー)が選んだ世界一おいしい4つの料理、それはロンドンのルイ(ジャン・ピエール・カッセル)が作るハト料理、ベニスのゾッピ(ステファノ・サタ・フロレス)が作るロブスター料理、フランスはムリノー(フィリップ・ノワレ)が作る鴨料理、そしてアメリカのナターシャ(ジャクリーン・ビセット)が作るデザート。
しかしすっかり太り、内臓器官に多大な負担をかけている彼はドクターに、ついにこのまま今の食生活を続けていると半年後には死んでしまいますよ!と宣言されてしまいます。そんなバカな、私は食べ物でこの地位を築いたのだ!と叫ぶ彼でしたが秘書ビーチャム(マージ・ライアン)にも止められ、やむなくダイエットを始めるのでしたが…その直後からルイのハト料理を食べに行く始末。
一方、バッキンガム宮殿でルイとともに女王陛下の料理をつくるためにロンドンに姿を現したナターシャは、元夫である外食産業経営者のロビー(ジョージ・シーガル)にオムレツを売り出すので力を貸してほしいと頼まれますが、きっぱりと断ります。そのためロビーはマックスに話をしてルイを紹介してもらいます。
マックスの見守る(つまみ食い)料理中、俺の方が世界一だと乗り込んできたフランスシェフのグランビリエ(ジャン・ロシュフォール)とのゴタゴタもありましたが、女王陛下にお褒めの言葉を頂いたルイとナターシャは一夜を共にします。しかし次の日の朝、なんと料理場のオーブンでルイが焼き殺されるという事件が…。
これをきっかけとして、続いてゾッピまでもがロブスターの水槽で死ぬと言う事件が…2ヵ所に姿を現していたロビーを怪しむナターシャでしたが、マックスの雑誌の順番に人が死んでいることに気付き、最後は自分ではという疑惑にかられます。
しかしその矢先、ムリノーではなくグランビリエが襲われ…いったい犯人は何のために…。


名シェフたちの料理の数々やレシピなどが登場するこの作品では、他のサスペンスにはない豪華さを保ちつつも、謎と美味しさをもった珍しい映画です。
自分の料理にちなんだ殺され方をする人たちの姿も、1人を除いて実際にはむごたらしく、料理映画には似合わないのかスクリーンには出ないところもよしです。
それにしてもマックスも言っていましたが、太っている人にとってはデザートというものは悪魔の食べ物なのかもしれませんねぇ。
最初のオープニング(音楽も好き)からラストの結婚式シーンまで、料理長らしくってオシャレでよかったです。
【一言いいたいコーナー】
・何層にもなる巨大なボンブ(ボム)・グラッセというデザートは、最後に登頂と周囲に火を灯して完成という豪華さ。


映画鑑賞の記録(miriさん)の「493・料理長殿、ご用心 1978,England」
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この頃のジャクリーン・ビセットって色っぽかったですよね。大好き。
確かにあの殺害方法は怖かったですね。
この映画には食べることイコール死という意味が含まれていますから、ダイエットにはいいかも知れませんねぇ。
しかしそれでも美味しいモノを追求する心構えは立派、ちょっとしたギャグであとを閉めてくれますが、それでもそこまでも殺害は冗談ではすまないものでしたけどね。(- -;;
おっしゃるとおり、ジャクリーン・ビセットは色っぽかったです。(^^;
これなつかしー。
ビデオでみてあんまり覚えてないんだけど、サスペンスものでしたよね。
料理と殺人というのが新鮮だった記憶がありますよ。
ジャクリーン・ビセットって、色っぽくてきれいな人だよね。
得意料理の料理法で殺されていくというサスペンスモノだったために、結構恐い殺害方法でした(課程はないのでグロくはありません)。確かに殺害方法としては新鮮でしたね。やっぱり食材は新鮮…って何か違う!
私もこれはTVで録画しているものの観賞だったので、ちょっとカットされていたかも知れません。
ジャクリーン・ビセットが出るとドキッとしていたものです。(^^;
ご訪問・コメント・TB有難うございました☆
>最初のオープニング(音楽も好き)からラストの結婚式シーンまで、料理長らしくってオシャレでよかったです
詳しい内容がいまいち思い出せなかったのですが、レビューを読ませてもらって、ははーんという感じです☆ 感謝です☆
DVD発売を心待ちにしましょう〜!
こんなにオシャレな映画が、そうならないなんて、信じられないから!!!
(ヤングゼネレーションも今年やっとDVDになったし)
宜しかったら、下記も、ご訪問下さいね〜!
http://rockaria2.blog9.fc2.com/blog-entry-16.html
少しでもシーンを思い出せればよかったです。(^^)
B級映画なんてどんどんDVD化されているというのに、こういう作品がDVD化されていないとは…いつまでも待っていますよー。
ロックリアさんって、ほかにもブログをお持ちだったのですね!
パワフルだ。
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