![]() | 公開年 | 2010年(Rubber) |
制作国 | フランス | |
監督 | クエンティン・デュピュー | |
原作 | ||
制作 | ジュリアン・ベルラン、グレゴリー・バーナード | |
制作総指揮 | ||
脚本 | クエンティン・デュピュー | |
撮影 | クエンティン・デュピュー | |
音楽 | ガスパール・オジェ、クエンティン・デュピュー | |
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荒野…集められた人々に男(ジャック・プロトニック)が双眼鏡を配り始めました。
その先で公開されるシーンとは…。
古いタイヤは身を震わせると立ちがります。
何度も転びながらも体勢を整え、転がり始めます。虫を轢き、小動物を念力で破裂させながらタイヤは人間の住む場所にやってきました。やがて起きる事件に保安官(スティーヴン・スピネラ)がとった行動とは、そしてそれを見続けている荒野の男女たちは…。


予告編などを観ていると、単にタイヤが人を襲うモンスター映画となっているのですが…それはそうなんですけど、なかなかどうして微妙に奥が深い作品でした。とはいうものの「理由がない」という言葉一つで、各シーンを語っては駄目なんだろうな…と思います。でも、そう考えさせられればOKと作成者たちは思っているかもしれません。
そう、E.T.が茶色であるという理由を突き詰めていっても仕方がないのでしょう。(^^;
この「素晴らしい映画には理由がない」という言葉は、序盤に保安官がこちらに向かって説明をするのですが、これは作中の観客だけでなく、さらにその観客をも含んで観ている私たちにも言っているのでしょう。
あ、そうそう、予告編ではタイヤはロバートという名前が付いていました。
【ここがいい!】
・タイヤがこんなに絵になるとは思ってもいませんでした。ころんと寝てしまうタイヤもいいんですけど、いろいろなものと対峙しているときのシーンがなんともシュールなのです。この各シーンを見るだけでも観てよかった感があったりします。壁紙にしておきたいですねぇ。ただ、ストーリー的にはまったく万人受けしないと思うのでオススメは難しいと思います。私はちょっと好きでした。(^^)
・ラストのオチもいいです。
【ここは問題かな?】
・人間を破裂させるシーンとちょっとグロいので、ホラー苦手な人はちょっとだけ注意。
・観客を殺そうとした理由がよくわからないんですけど…はっ、理由は聞いたら駄目なのかぁ!!
【一言いいたいコーナー】


以下は序盤で語られる(オマージュを捧げられる)「理由のない素晴らしい映画」です。
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なんとも、想像力をかきたてないと、難しい映画ですね?百聞は一見にしかずですね。
見て見た方がよろしいですか?ホラーは微妙に苦手ですが....
「素晴らしい映画に理由は無い」とてもよく分かります。
ETの色が何故茶色か?って考えた事もありませんでした。でも面白い視点ですね。
白くじらさん、久々の記事で、嬉しかったですよ〜。
このタイヤの行動はアイデアでしたねぇ。
非常にシュールに感じさせてくれるシーンも多いですよ。
あ、これTUTAYA限定だったと思いますので、ほかのレンタル屋さんにはないかもしれません。
久々の映画が謎になっちゃいましたね。(^^;
コメントありがとうございました。
でも、内容もなんて映画かも思い出さない。
調べても出てこないので、気のせいかな。
って、このレビューを観ながら思いました。
タイヤが襲うって斬新ですね。
観たい気がしますが、でも、評価がとほっですか。
応援ぽち!
昔にもこういう殺人タイヤの映画がありましたか。
車自体だと結構あるんですけどねぇ。手塚治虫のW3もタイヤが出てきますけど…殺人タイヤではありませんでしたし。(^^;
評価はとほっ…ですけど、映像的には非常にシュールなので観てもいいのではないかと思います。
応援ぽち!ありがとうございます。(^^)/
ものすごいZ級設定の中にそんな奥行きが・・・。
うーむこれは早く観ないと^^!
TUTAYA限定なのでどこでもとはいかないようですが、結構本数も入っていましたよ。
単純に殺人タイヤというだけの話でもなかったです。^^;
でもこれは観る人を選ぶんじゃないかなぁって思います。