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2006年11月06日

タイタンズを忘れない

何ものも絶対われわれを引き裂けない。

タイタンズを忘れない 特別版2000年(REMEMBER THE TITANS)
製作国:アメリカ
監督:ボアズ・イェーキン
製作:ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮:マイケル・フリン
脚本:グレゴリー・アレン・ハワード
撮影:フィリップ・ルースロ

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ストーリー
1971年ヴァージニア州アレクサンドリア、この年教育委員会は人種の壁を取り払い、白人の高校と黒人の高校を統合しました。そのために両校にあったフットボールチームも1つに統合、しかしまだまだ人種差別の問題はなくなってはいなかったのです。

タイタンズのヘッドコーチ、ヨーストは2回の優勝を果たし殿堂入り目前でしたが、この統合により学校は黒人のブーン(デンゼル・ワシントン)をヘッドコーチに招きいれ、その役から外されてしまいます。
ブーンが自分の下でディフェンス専門のアシスタントコーチを務めてもらえないかと頼みますが、断り一度は辞める決心をするヨースト…しかし自分を慕って一緒に辞めると言い出す選手のことを考え、コーチの任につくことに。

ブーンはすぐさまタンタンズを2週間の合宿に連れて行くことにしました。
その日から彼らはディフェンスとオフェンスには分かれたものの、いつも黒人と白人を一緒に扱い、お互いのことを知るように言います。それは親のこと、好きなこと、嫌いなこと、まずは相手を理解することからはじめるのだと。

厳しい練習の中、しだいにチームは一つにまとまっていきます。
合宿を終え両者の間にも友情が芽生えたかと思われましたが、学校やその周辺ではまだまだ人種の壁は厚く、せっかくまとまりかけていた彼らの気持ちも知らず知らずの内に…そんな中、北ヴァージニア州の地区大会が開始されます。
苦戦をしつつ戦い続ける彼らは、忘れかけていた合宿の気持ちを取り戻し始めます。しかしそんな時、思わぬ出来事が彼らの知らない場所で行われていました。そしてさらに…。

映画レビュー
オススメ実話に基づいた人種問題を扱ったディズニー作品です。
少し重い問題ですが、彼らがしだいに理解しあっていく過程にはディズニーらしさがありますし、ヨーストの娘のシェリルが出てくるとほっとします。

まるで海兵隊並の厳しい練習を課すブーンは、人種のことなど関係なしに相手に接します。
その厳しさの中、チームワークを守るためには自分自身のためではなく、相手のことを考えること、相手を理解することが大切であることを知ります。

私たちとは育った環境も考え方もあまりにも違う彼らのことは、ホントは映画で観ただけでは判ることができません。
しかし、この映画を通して自分個人としてどう相手に接するのか、今一度考えさせられる作品です。

【一言いいたいコーナー】
Number268・映画終了時に、その後、彼らがどうなったのかのシーンがありますのでこれは観ておきましょう。

コメントありトラックバックです。
小部屋日記(アイマックさん)の「タイタンズを忘れない

ラベル:映画 DVD ドラマ
posted by 白くじら at 22:20| Comment(6) | TrackBack(1) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
封切られた当時は、金髪イケメンのキップバルデューにくぎづけの私でした。
最近彼をあまり見ないのですが・・・

あと今さらながら、ブラッカイマー作品だったんですね。
にしてはシブくて社会派な作品ですよね。

あと音楽も好きで、なんていう曲だったかな・・・
eight mountains なんとかという歌がスキでしたね。
Posted by hiroko at 2006年11月11日 00:19
おはようございます、hirokoさん。

キップ・バルデューはそんなに出番がなかったのにポスターにはデカデカと載っていたようですね。(^^;
そういえばあまり見ませんが、少し前(ってもう結構経ちますが)ならスタローンの「ドリヴン」に出ていたような。
私はデンゼル・ワシントンの方に眼が…。(^^;

ブラッカイマー製作…確かに最近では「パイレーツ…」とかですから、全然雰囲気違いますねぇ。っていうか、何でも撮れる人!?

音楽もよく合っていてよかったですね。
曲名が判りませんが。(- -;はぅ
Posted by 白くじら at 2006年11月11日 08:20
こんばんは、白くじらさん。

キップは確かにたいした役ではなかったですよね。
「ドリヴン」にもでていましたね。この作品では、敵役のドイツ人の役の人にはまってしまいました^^;(名前忘れちゃったんですが)

音楽はぐぐってみたら「Ain't No Mountain High Enough」でした、そうでした!
Posted by hiroko at 2006年11月11日 22:43
おはようございます、hirokoさん。

そうですね。ただ印象には残っているところが、さすがなのかも。
「ドリヴン」は観に行かなかったのでどんな感じなのかは判んないです…もういくらなんでもDVDがあるはずなので、観てみようかな。

>音楽はぐぐってみたら「Ain't No Mountain High Enough」でした、そうでした!
なるほど。「天使にラブソングを2」などでも使われているんですねぇ。思わず視聴してしまいました。(^^;
Posted by 白くじら at 2006年11月12日 08:48
こんにちは!
人種問題は重いですけど、ディズニー製作、スポーツものということで感動作に仕上がってましたねー。
娘のシェリル、こましゃくれてましたけど、10年後の彼女の言葉は重みがありました。
そうそうデンゼル・ワシントンの最新作、昔、暴走機関車とかいう映画があったけど、白くじらさんも見てるかも?
なんとなく似てるような・・
トニー・スコット監督で期待しちゃうかな。
トレーラーはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=JM-0Ywc7wNY

「Ain't No Mountain High Enough」は」ダイアナ・ロスも歌ってますよ。
Posted by アイマック at 2010年08月14日 11:57
こんにちは、アイマックさん。

なんだかんだでディズニーは、こういうまとめ方はやっぱりうまいですね。
結構お気に入りの1本になってしまいました。

「暴走機関車」は観ていないような気がします。
この最新作の作品は、なかなか迫力がありますね。列車、ぶつかりまわっていますけど。(^^;
子供たちが遠足か何かですかね。これほど多くの子供が乗った列車が暴走とは!…これは劇場観賞用ですね。

トラックバックありがとうございました。
Posted by 白くじら at 2010年08月15日 00:12
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タイタンズを忘れない
Excerpt: Remenber the Titans(2000/アメリカ)【DVD】 監督:ポアズ・イエーキン 出演:デンゼル・ワシントン/ウィル・パットン/ウッド・ハリス/キップ・パルデュー/ライアン・ハースト..
Weblog: 小部屋日記
Tracked: 2010-08-14 11:43
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