1994年(D2:THE MIGHTY DUCKS) 製作国:アメリカ 監督:サム・ワイズマン 製作:ジョーダン・カーナー 脚本:スティーヴン・ブリル 撮影:マーク・アーウィン 音楽:J・A・C・レッドフォード amazon.co.jpで詳細を見る。 |
ダックスを勝利に導いたゴードン(エミリオ・エステヴェス)はプロの世界に入り、29歳になった今メジャー入り目前…しかし相手のラフプレイのために右膝靭帯を負傷してしまいます。
メジャーを断念し故郷に帰ってきたゴードンは、ハンスの弟のヤンの紹介から、今度はUSAチームのコーチを引き受けることになりました。
ゴードンはかつてのダックスのメンバーと各地から集められた子供たちとともに、ロサンゼルスの少年親善試合に出場することに!
USAチームは始めてのロスにはしゃぎつつも、圧倒的な力で勝ち進みますが、ゴードンはCMに出たり、スポンサーの仕事が忙しくなりチームをかえりみなくなります。そしていつしかこの生活を守るために、勝つことを優先するようになるのでした。
勝ちを意識しすぎたチームは、ただでさえ強敵であるアイスランドチームに、完膚なきまでに叩き潰されてしまいます。
更なる特訓を課すゴードンに、チームは疲れ果てますが、そんな時、ロスのストリートホッケープレイヤーたちがチームに試合を…彼らの自由な、そしてホッケーを心から楽しんでいる姿に子供たちにようやく笑いが。
一方ゴードンの元にもヤンがやってきます(これは1作目と同じ)。
再び力を付け始めたUSAチームは強敵を次々と勝ち始めました。
決勝の日…相手は同じ1敗のアイスランドチーム。前回12対1と完敗した相手です。
もとメジャーで歯医者(試合中、歯を折ることから付けられたらしい!)と呼ばれたスタンソン率いる体力、パワー、ラフファイト(ちょっとひどすぎ)の得意な強敵アイスランドにUSAは押され、むきになって反則で応戦してしまいます。
そして負けたまま第2ピリオドが終了。
反則をしたチームにゴードンはダックスの本来あるべき姿を改めて説き、問い…やがてリンクには新生USAダックスの姿が…そして最終ピリオドが開始されました!
個性的な前回のメンバーに、さらに輪をかけそうな子供たちが…少しキャラがかぶっているところもあって…かえってそれがパワーUPしているようです。
前回はチームの1人チャーリーにかなりスポットライトが当たっていたのですが、今回はほぼ均等かも。
今回はラブロマンスがほとんどなくって子供たちの試合に重きを置いているようです。
おかげで試合も長くてなかなか楽しめる仕上がりだと思います。このくらいの長さが手に汗握っていいですね。
【一言いいたいコーナー】
・ハンスの弟ヤンの役柄としては前回のヤンと同じで弟である意味はまったくありません。またチャーリーの母親が再婚してしまっていたために、ゴードンとのラブロマンスもありません。というか話だけで出ていません。出演ができなくてこんなつじつまあわせにしたのでしょうか。ここは少し残念でした。
・結構逆境のバンクスくん。今回も悲惨なことに…どうして彼はこう…。
・試合中にも流れているクイーンのチャンピオンの唄は健在、しかもラストでも子供たちが歌うというサービス(?)も…しかしホントに向こうの子はマシュマロ焼くのがすきなんですねぇ。(^^;
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