1976年 製作国:日本 製作:今田智憲 企画:有賀健、横山賢二 演出:設楽博 脚本:城悠輔 声:なべおさみ、富田耕生、山本圭子、神山卓三など amazon.co.jpで詳細を見る。 |
ネズミを助けた罪で、猫の大王配下の3匹の殺し屋猫たちに追われる、長靴をはいた猫のペロは、カバのカーターが勤める料亭でネズミたちと仲良く働いていました。
そんなある日、ひょんなことから大金持ちであるブタのグルーモンと、80日間で世界一周をする賭けをしてしまいます。
「まっまっ、いいってことよ!」とペロ、カーター、そしてネズミの親子は世界一周の旅に出ます。それを追う3匹の殺し屋猫たち…そしてペロが80日間で戻った場合、全財産を失うことになるグルーモンの放ったガリガリ博士の陰謀、ペロたちははたして無事に戻ってこれるのでしょうか!
…な、なんだかストーリー説明が短い。(- -; うーん、まぁ58分ですしね。
これは東映アニメーションのトレードマークにもなっている、長靴をはいた猫ペロのシリーズ第3作目となっています。
ペロはもちろんシャルル・ペローの「長靴をはいた猫」から、そしてストーリーをSF界の巨匠ジュール・ヴェルヌの「80日間世界一周」からとった、東映動画創立20周年を記念して作られました。
1作目に比べるとシリアスさはほとんどなくなり、完全に子供向けですが、同じ東映長編アニメーションの名作「太陽の王子ホルスの大冒険」の、巨大な氷のマンモスが特別出演しているのがとても嬉しい。
さらにラストの時計塔のシーンでは、1作目で宮崎氏が絡んだドタバタを彷彿とさせるような、グルーモンの切れっぷりと塔の壊れっぷり、ここは必見です!
ちなみに時計塔の歯車などは「ルパン三世 カリオストロの城」を思い出しちゃいますねぇ。って立場が逆ですが。
とはいえこれはやっぱりお子様とお楽しみください。(^^)
【一言いいたいコーナー】
予期せずして肉球シリーズとなってしまっていたようですが、第3弾…にしてはペロ、肉球ってあるの?(^^;
1969年「長靴をはいた猫」
1972年「ながぐつ三銃士」
1976年「長靴をはいた猫 80日間世界一周」
絵は覚えてるんですが、どうだったかな?少し観たら、細かいとこまですぐ思い出すだろうけど。
たしか子どもの頃に観に行った覚えがあります。
声はなべおさみ、だったんですね。^^
東映アニメといえば、東映まんが祭りに小さい頃、よく行きましたね。
そのなかでも「森は生きている」はとても絵がきれいで、好きだった映画です。
かなり昔の話ですしねぇ。
私も「長靴をはいた猫」は宮崎さんも絡んでいましたし、結構覚えているのですが2作目、3作目となると細かいところまではもうさっぱりでした。(^^;
「森は生きている」も懐かしいまんがまつりの作品ですね。
このころは「銀河鉄道999」や「仮面ライダー」が併映していたのでは。
この当時は長編アニメが多く、なかでも東映の長編は動きもよかったものが多くて好きでした。
DVDを出して欲しいですねぇ。