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2006年11月14日

スリープウォーカーズ

地獄の吸血鬼と恐怖の悪夢…。

スリープウォーカーズ1992年(SLEEPWALKERS)
製作国:アメリカ
監督:ミック・ギャリス
製作:マーク・ヴィクター
製作総指揮:ディミトリ・ロゴセティス
脚本:スティーヴン・キング
撮影:ロドニー・チャーターズ

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ストーリー
スリープウォーカーは人間と猫の特徴をもち、姿を自由に変える流浪の民です。
処女の精気を糧とし唯一の敵は猫。
先祖は恐らくは吸血鬼ではないかと言われています。

インディアナ州トラビスの田舎町に引っ越してきたのは、母親メアリーとその息子チャールズ。
親子は絶滅寸前のスリープウォーカーでした。そして飢えていました。
チャールズは転向した学校にいたタニアを標的として近づき始めます。そうとは知らないタニアは、人とは違った感性を持つ彼に次第に惹かれていきました。
その一方でチャールズは、自分の存在に疑問を抱き始めたファローズ先生を殺害し、さらには州警察にまで手を…。

人間以上の力を持ち、さらには自分のみならず他人や車までもの姿を消すことのできるスリープウォーカーズ。
しかしその無敵のスリープウォーカーズには、天敵ともいうべき存在があったのです。
それは猫、彼らの視覚嗅覚には、スリープウォーカーズを察知する能力があったのです。

映画レビュー
スティーヴン・キングのホラーです。
吸血鬼と比べられこともあるようですが、能力的には吸血鬼よりも凄そうです。
血の代わりに精気を吸うのはよく似ていますが、そのほかにも姿を消したり、自分の乗っている乗っていないにも関わらず見えなくしたり、さらに車の色まで変化させることができます(なんですとー)。

そんな彼らの弱点は猫。
猫には彼らが見えており、猫の視線で正体が見えるという演出が何度か使われているのが面白いです。
それが一体なぜなのかの説明がないのが残念ですが、スリープウォーカーたちは極端に嫌っており、下手すると猫に引っかかれるわ、噛みつかれるわと大変です。
逆に猫の方も彼らを敵とみなしているようで、親子の家にしだいに集まってくる猫たちは街の守り神とも言えるのですが、やはり不気味でもあります。

スリープウォーカーは序盤からいろいろ変わった見せ場があるので、ホラー好きな方は、一風変わった吸血鬼ものとしてご覧になってはいかがでしょうか。飢えた様はそのものです。
なお、猫が頑張る話ではありますが、悲惨なシーンもあるので、猫好きの方は辞めておいた方がいいでしょう。

【一言いいたいコーナー】
・墓場の管理人(番人?)としてスティーヴン・キング自らが出演しています。
・猫の引っかき傷はとても痛い!」
Number275・これも猫は世界を救うニャン…でしたねぇ。
 
posted by 白くじら at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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