1978年(STARCRASH) 製作国:イタリア 監督:ルイス・コッツ 製作:ナット・ワックスバーガー、パトリック・ワックスバーガー 脚本:ルイス・コッツ、ナット・ワックスバーガー 撮影:ポール・ベッソン 編集:セルジオ・モンタナリ 音楽:ジョン・バリー |

はるかなる宇宙、ある惑星に近づいた宇宙船を謎の赤い光が襲います。
3機の脱出艇を発射した直後、宇宙船は大爆発!軽快なる音楽とともに流れたタイトルは「スタークラッシュ」。
宇宙をまたにかける犯罪者アクトン(マージョー・ゴートナー)とステラ・スター(キャロライン・マンロー)は、宇宙警察に追われていたときに漂流中の宇宙船に遭遇。乗組員を救助しますが、そのせいで逃げ切れず投獄されることに。
しかし、皇帝(クリストファー・プラマー)の命令により宇宙パイロットとしての凄腕の二人は救出されます。行方不明になっている脱出艇と、謎の秘密兵器を隠し持つ、悪の帝王ザースアーンのカウント(ジョー・スピネル)の惑星を探し出すという命を受けたのです。
メンバーは2人のほかに警察の長官(?)とロボットのエル(ジャド・ハミルトン)。
4人は巨大ガーディアンに守られたアマゾネスの惑星、雪と氷の惑星と探査を続けついにその惑星を発見します。
しかしそこには赤いモンスターと原人、そして双子の機械ゴーレムズが襲い掛かってくるのでした。


この映画はB級ではあるのですが、息をつかせぬシーンの連続で目がはなせません。
しかもストップモーションによる巨大な石像ガーディアンやハリー・ハウゼンものにつきもの骸骨に代わる、ゴーレムズなどの登場にはもう涙、涙です。
さらに電気人間(?)のようなアクトンの活躍と、ロボットのケイ(彼か壊されるときには衝撃的!)の射撃など、軽快な音楽とあわせて気に入っている愛すべきB級作品です。
【一言いいたいコーナー】
・まるで戦時中の桜花のように敵母艦に突撃する突撃カプセル…戦艦の窓をぶち破って進入しハッチから出てビームガンを撃ちまくるのですが…その乗組員のタフさも凄いですが、宇宙空間の戦いなのでしょうかこれ!!
・ステラ・スターのあのほとんど水着のようなコスチューム…これはB級ならではかもしれませが…はっきり言って寒くないですか!!と叫びたいです。
・皇帝のインペリアル・バトルシップの時間停止光線…皇帝の話では惑星全ての分子の動きを停止させるという効果をもたらす、恐るべき装置なのですが…ちょっとまって、あなたたちも光線を浴びてますよ!!

【関連する記事】