![]() | 公開年 | 1976年(Future World) |
制作国 | アメリカ | |
監督 | リチャード・T・ヘフロン | |
原作 | ||
制作 | ポール・N・ラザルス三世、ジェームズ・T・オーブリー、サミュエル・Z・アーコフ | |
制作総指揮 | ||
脚本 | メイヨ・サイモン、ジョージ・シェンク | |
撮影 | ハワード・シュワルツ、ジーン・ポリト | |
音楽 | フレッド・カーリン | |
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世界一のリゾート地≪デロス・ランド≫の西の世界(ウエストワールド)で起こった大参事から2年…新しいプログラムとロボットで作られたローマの世界、中世の世界、そして新たに作られた未来世界で構成された≪デロス・ランド≫が再び公開されました。
しかしかつての繁栄はなく、デロスのダフィ(アーサー・ヒル)は世界の著名人の歓迎とIMCネットワークに独占取材を申し込むのでした。IMCは人気キャスターのソックス(ブライス・ダナー)と新聞記者のチャック(ピーター・フォンダ)を派遣しますが、チャックはデロスのネタを持ってきたというフレンチーが謎の死を遂げたのを目撃したばかり、彼はデロスでその真相を探るためにもその地に潜り込むのでした。
3つの国は全て機械仕掛けで、人間たちも全てロボットでした。
未来世界で堪能した2人は、ダフィに裏の世界も見学させてもらい管理者すらもがロボットであることに驚きます。そして地下で出会った人間の修理人のハリー(スチュアート・マーゴリン)と旧型ロボットクラーク…謎の死を遂げたフレンチーがハリーの親友であったことを知ったチャックたちはハリーからここで何が行われているのか探ろうとしますが、時すでに遅くデロスでは人間世界に疑問を持つ科学者の手により、ある恐るべき陰謀が進められていたのでした。


残念ながら西の世界は事件以来ゴーストタウンと化してはいるのですが、過去の記録や夢の世界でユル・ブリンナーが黒ずくめのガンマンとして特別出演しています。
同じ世界でのストーリーは面白いですが、未来世界は遊んでいただけでそれほどストーリーに直結しているわけではないのが残念なところ。それよりも侍たちが出てきてアクションシーンが展開するところが面白かったですね。
今回はコピー人間という存在もでますが、やっぱりこういうパターンだと読めてしまうのですが、どっちなのか確かめにくる学者もどこか抜けているような気もします。それにあのオチ、ピーター・フォンダが腕を突き上げるのは痛快ではあるものの、今後のことを考えるとどこかちょっと弱いような気もしますね。
【ここがいい!】
・クラークの存在がよかったですね。こういうところを見るとロボットとの共存というのも可能性が出てきそう。ただ、それ以上発展しないのが残念です。
【ここは問題かな?】
・悪いわけではないですけど、クラークという旧型ロボットが出るのですが、ハリーが出ていくときとか哀愁が漂っていたりして、おそらく意識があるのではないかと思います。だとすると前作でガンマンが反乱を起こしたのもこの人格の問題なんじゃ…何度も撃たれて怒ったとか…と思ったりもしますね。とにかく旧型にはブラックボックスがあるのでよくわからないんですよね。結局今回は作り直しているし。
・タカグチさん…飛行機に日本刀を持ち込まないでください。
【一言いいたいコーナー】


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