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2006年11月18日

ネバーエンディング・ストーリー

見つめてごらん、夢をうつす鏡を…。

ネバーエンディング・ストーリー1984年(THE NEVERENDING STORY)
製作国:西ドイツ、イギリス
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
製作:ベルント・アイヒンガー
原作:ミヒャエル・エンデ
脚本:ウォルフガング・ペーターゼン
撮影:ヨスト・ヴァカーノ

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ストーリー
バスチャンはいつも友人にいたずらをされ、今日もゴミ箱の中に…やっとのことで逃げ出したものの追いかけられて逃げ込んだところはある古本屋でした。そこで店主が読んでいた「君には向かない」と言われたネバーエンディング・ストーリーというタイトルの本を、黙って(置き手紙をして)借りたバスチャンは学校へ向かいます。

すでに授業は始まっていました。
バスチャンは倉庫(かな?)に入って行きそこで本を読むことにするのでした。

その本の中…ファンタージェンと呼ばれる世界では、「無」の進行により滅びようとしていました。
そのことを知らせるため岩の巨人や高速のカタツムリに乗った小人たちが、象牙の塔にいる王女様のところに向かっていました。しかし王女様は重い病にかかっており、お告げによるとそれを助けることができるのはアトレィユと呼ばれる者だけでした。

やがて現れたアトレィユは、バスチャンと同じくらいの少年でした。
彼は白馬にまたがり、何でも知っている亀のモーラに会いに、悲しみの沼に向かって出発しました。
しかしモーラが言った場所はなんと15000キロも離れた場所に…悲しみに打ちのめされ沼に沈んで行った彼を助けたのはラッキードラゴンのファルコン。
ファルコンは気を失っているアトレィユとともに、南のお告げ台に向かうのでした。それを読んでいるバスチャンとともに…。

お告げ台で聞いた病気を治す手段…それはファンタージェンの住人ではなく、人間の子供に王女様の名前を付けてもらうこと。それを聞いた(読んだ)バスチャンは思います。

僕に聞けばいいのに、やさしかったお母さんの名前を付けてあげるのに

…そしてファルコンとアトレィユはファンタージェンの境界へと急ぎました。
しかしそこにはもう「無」が迫っているのでした!

映画レビュー
オススメ音楽とともに大ヒットした、これぞファンタジー!と言わしめた作品です。
人間の子供が作り出したというファンタージェンを救うために、主人公アトレィユとその物語を読んでいるバスチャンが冒険をします。
子供のもつ無限の可能性を世界にした物語になっています。

とここで切りたかったのですが、今観るといろいろとおかしなところも多いようです。
SFXにしては今と比べても仕方がなく、当時としてはすばらしい出来だと思います。ただ昔も今も思っているのですが、ファルコン…頭以下がちょっと貧弱です。(T T)
でも一度は乗ってみたいファルコンの頭。(^^)/

【一言いいたいコーナー】
・ラストの復讐劇は、あまりこの物語にふさわしくないと言われているようですね。確かにそうですけど、子供の想像力の1つとして、いつもいじめられているいじめっ子を懲らしめるのもまた1つの話ではないかと思います。ファルコンもバスチャンも笑ってますし、そもそもパスチャンの想像がこれで終わるわけでもありませんしね。まぁ、もう1つ別のお話もあればよかったかもしれませんね。でも、それじゃあ、どんなのが?そこはあなたの想像しだいです。
・悲しみの沼で白馬が沈んでしまったときに、アトレィユが沈まなかったのはなぜなのでしょう。観ていてもかなり悲しいシーンだったとは思うのですが…うーん。使命が大事とはいえ、少しは沈んでくださいアトレィユ。
・それにしてもモーラ…そのやる気のなさはいったい!!
・スフィンクスを突破するためには恐れてはいけない!恐れる者はその資格はなく殺されてしまうという恐るべきスフィンクスの門!アトレィユも結局は恐れて攻撃をされてしまうのですが…なんと彼はかわして逃れてしまいました。わりと「おお!」と叫びそうなシーンなのですが…ちょっと待ってください。恐れる者は先へ進む資格はないのですよ。避けたからといって先に進むのは駄目なのでは?!

などと無粋に思ってしまう今日この頃でした。
Number279でもなんだかんだと言っても好きな映画の1つです。ストーリーも好きです。こういうシナリオが書きたいですねぇ。

トラックバック(コメント)
おもしろい本が読みたい!!(きみやすさん)の「ネバーエンディング・ストーリー
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「ネバーエンディング・ストーリー」観ました
posted by 白くじら at 22:46| Comment(14) | TrackBack(1) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんちには〜

私も、この映画好きです。ファンタジーの元祖みたいな作品ですよね〜。

ファルコンって、CGなんですか?・・確かに、ファルコンの足とか良く分からないですよね〜(笑)爪とか見てみたい

子供向けとは思うのですが、大人でも充分楽しめる映画でした・・今のファンタジーとは映像的に比べものには、ならないけど、ちょっと前見たけど、楽しめたしロマンが
イッパイ・・・イイは〜(^o^)
Posted by アニー at 2006年11月19日 12:46
こんばんは〜^^
ああ、白くじらさんのツッコミが今日も冴える…(笑

悲しみの沼は、僕も子供ながらに不思議でした。
何も無いのに馬は悲しみに飲まれて沈んじゃって、アトレイユは馬が沈んで悲しいのに沈まない…;
どうやら子供時代の脳では、結論が出る前に次のシーンに関心が移ってしまうので問題無かったようです。
スフィンクスも同感です。
ずっと何かひっかかってたんですが、そういう矛盾があったんですね(笑

ラストは最高に痛快でした。
子供の心理がよく描けてると、子供の共感を呼ぶのでしょう。
そういう意味では、子供向け作品の真価が分かるのは、その作品を楽しんだ子供達が大人になった頃、ということなのかもしれませんね。

僕にとっても素晴らしい作品でした♪
Posted by はち at 2006年11月19日 23:29
これも捨てがたいファンタジーですね。
多分今見るとファルコンはぎくしゃくしているかも知れませんが・・・
まあちょっとでっかいので動かすのも大変だったのでしょう(笑)。
これもヘンソン・スタジオでしたよね。
当時は「ひょぇ〜すごい、生きてるみたい」と単純におどろきました。
お姫様が少女なのがとってもいいです。

歌はカジャ・グーグーでしたよね・・・
Posted by pointdpo at 2006年11月20日 10:37
こんばんは、アニーさん。

そうですね、この作品のおかげでファンタジーが再び日の目を見たような気がします。

ファルコンはCGではなく模型だったようです。
アップのみのはかなり大きくて、何人かで後ろから動かし、あのなんとも言えない表情を作り出していたとか。
ただあの全体の姿が出るときには、体が貧弱でドジョウかナマズみたいとよく言われていました。(- -;

ドラゴンと言っても西洋のタイプではなく、日本や中国の龍に近いようで、手足がちっちゃかったですね。(^^;
Posted by 白くじら at 2006年11月20日 23:41
こんばんは、はちさん。

私も昔劇場で観たときには感動が先に来ていたのか、スルーしていましたが、冷静に考えるといろいろとおかしい点がありますね。

どうやらラストは賛否両論のようですが、私にとっても気に入ったラストでした。
目には目をというのもあって、実際権力を持ったものが弱い者を…という図式になってしまうという感もあるのですが、悪い連中にはそれなりの罰も必要ですね。
Posted by 白くじら at 2006年11月20日 23:45
こんばんは、pointdpoさん。

当時ファルコンにあこがれた少年少女は多かったと思います。
やっぱり彼の背というか頭に乗って、空を自由に飛んでみたかったですね。

お姫さまも可愛かったですね。アトレイユも美少年と言われていたのでは。

音楽も大好きな一品でした。
Posted by 白くじら at 2006年11月20日 23:48
私もこの映画大好きです!♪
実はつい最近観たばかり!!
DVDを購入してあり、娘もそろそろ楽しめるかなぁなんて一緒に観てみたんです。やっぱり3歳には早かったみたいであまり興味なかったようです。。。私だけはまってました^^;

私が大人になってから観て思ったのは、いじめっ子に仕返しするところがちょっと嫌だなぁ…と。
まぁ、コメディ風になっているので悪くはないんだけど、あれがなかったらもっともっと良かったんじゃないかなって思えました。
子供の頃に見たときはそんなこと微塵も思わなかったんだけど、自分の子供を持つとそういうところに敏感になるのかもしれませんね^^;

私は初めて観たのが小学校低学年で、TVで放映されていたものをビデオにとってもらって観ました。
アトレイユが王子様に見えて、トキメイたものです^^
それで友達を数人連れてきて一緒にビデオ上映会をしたのですが、みんな揃ってアトレイユのことを「オカマ」と。。。「オカマが好きなの〜??!」と口々に言われてひどくショックを受けたことを今思い出しました。。。

アトレイユが悲しみの沼で沈まないことは、今観ても疑問に思わない私です。
悲しんでいても決して希望の光を失わないアトレイユの真の強さを感じてとても感動したものです^^
スフィンクスのシーンも疑問に思わないんですよね〜
あそこで怖気づいて足がとまってしまったらやられてしまっただろうけど、アトレイユには前に進む勇気と力があったからと思ってます!
私にとってアトレイユは王子様ですからね♪全ていい方に考えちゃうんです^^♪

お姫様も可愛かったですよね〜〜お人形のようでした♪
また観たくなっちゃった。
長々と思い出話をすみません〜〜何か興奮しちゃって^^;
Posted by なっちっち at 2006年11月21日 09:03
こんばんは、なっちっちさん。

こういう古い作品を同時期に観ているとは、なんという偶然でしょうか。
3歳では最初の部分がちょっとかったるいかも知れませんねぇ。ファンタージェンに入ってからはいろいろな動物が出てくるので面白くなりそうなのですが。

やはり大人になって観ると、ラストなどはちょっと問題視してしまうところもありますね。
私もちょっとひっかかるところはあるのですが、子供のころはこの仕返しがあって「おおっ、やったー」と思ったものです。こう考えると、子供恐るべし…なのかも知れません。

アトレイユは十分王子さまでした。
「おかま」というのは…いったいどのあたりがそうだったのか聞きたいものです。どういう定義だったのでしょうねぇ。そんなになよなよしたところはなかったと思います。
その人たちは美少年というのが照れくさかったのかな。(^^;

沼のシーンは…「悲しんでいても」決して希望の光を失わない…ほら、悲しんでするので少しは沈んでほしかったと。そのでいながら前進してほしかったと思っています。
スフィンクスは微妙です。でも確かに当時は感動して観ていましたからねぇ。
私としてもアトレイユの頑張りには感動していましたから。(^^)

久しぶりに長いコメントで嬉しかったです。
やっぱりいろいろと語り合うのがいいですねぇ。
Posted by 白くじら at 2006年11月21日 21:57
白くじらさん♪おはようございます♪

>その人たちは美少年というのが照れくさかったのかな。
うんうん^^!たぶんそうだったんだろうと思います^^
そうですよね、全然なよなよしてないし、王子様ですよね!!
よかった♪♪そう言ってもらえて嫌な思い出が薄れました^^♪

でも私にとって一番のヒーローは「ラピュタ」のパズーだったりします^^

ネバーエンディングストーリーは2も3もでましたが、キャストが変わってしまってガッカリでした。。。特に大好きだったアトレイユの変わりようにショック!
観なけりゃよかったと思ったものでした。。。

そうですよね!やっぱり映画は語り合うのがいいですよね^^♪
私も白くじらさんの返信コメントがうれしくってまた書いちゃ
いました^^;♪
Posted by なっちっち at 2006年11月22日 10:16
こんばんは、なっちっちさん。
またまたコメント、ありがとうございました。

そう、なよなよ的なところはなかったと思いますよ。
王子さまと言っていいと思います。

おお、一番は「ラピュタ」のパズーでしたか。
あのころは純粋に宮崎アニメを楽しめて、ちょうどあぶらの乗っていたころの作品ですね(最近のは客寄せ的描写が多くってイマイチですが)。
ロボット(ラムダ?)たちもいい動きをしていました。前半部分は悲しみさえ感じるほどでした。

この作品の2、3は私も観たことがあるのですが、1ほどの感動を得ることができず、がっかりした記憶があります。
続編はヒットしないの典型的作品でした。(- -)
確か別のTVドラマか、スペシャル的「ネバーエンディング・ストーリー」もあったような…当然役者さんも変わっていたので観ませんでしたが。(^^;
Posted by 白くじら at 2006年11月22日 23:57
おはようございます。TBとコメントありがとうございました。

>使命が大事とはいえ、少しは沈んでくださいアトレィユ。
>恐れる者は先へ進む資格はないのですよ。避けたからといって先に進むのは駄目なのでは?!

あはは、たしかに!
上のなっちっちさんの意見に賛成だけど、少しは沈んでもよかったですよね〜。まあ、最終的には「主人公補正です」で片がつきそう(笑)

昔好きだった「フォーチュンクエスト」という文庫に、シロちゃんというふわふわなドラゴンがでてくるんですが、すごくファルコンっぽいんですよね〜。
いろんなところに影響を与えている作品だと思います。
Posted by 宵乃 at 2016年02月22日 07:48
こんばんは、宵乃さん。

「主人公補正」恐るべしです。(^^)
まぁ、実際は観てても、馬の事が心配すぎてそんなことはどうでもいいくらい焦ってしまっているんですけどね。

「フォーチューンクエスト」はアニメになった時に、数回観たはずですが、ドラゴンの記憶がさっぱりございません。
ファルコンのあの優しそうなまなざしと、ふかふか感は一度は触れてみたいと思います。

トラックバックもありがとうございました。
Posted by 白くじら at 2016年02月22日 19:50
白くじらさん こんばんは!!

アトレーユが沈まない件ですが、
たしか、悲しみの沼では、悲しみを持つものを沈めるではなく
悲しみに“取り憑かれる”みたいな感じで
段々重くなっていくような感じで

どんどんマイナスな思考に埋没していくみたいな、生きる気力を失っていくような
(ある意味、無気力や、うつのようなものを暗喩しているように感じました)

アトレーユが何故、それに呑みこまれなかったかは
主人公補正もさることながら(笑)アウリンの庇護下にあったからというのもあるように思えます。

そして。WKI等でも書かれていますが
演じていたノア・ハザウェイは、実際沈んでしまい、呼吸困難の状態になったそうです。

(これを含めて2回、そういったことがあったようです。
安全管理どうなっているんだろうって感じですね)

・・・なのでもろもろの観点からそのシーンはお蔵入りになったという話もあるようです(これは未確認ですが)

でも、モーラはさすがにやる気をだして欲しいと思います(笑)
それでは、また!!


Posted by きみやす at 2016年02月22日 21:47
こんばんは、きみやすさん。

なるほど!
憑りつかれるとなってくると、不屈の精神と目的遂行の意思でアトレーユであれば跳ね除けられそうですね。そう、アウリンのご加護も!(^^)

って、実際ロケ中には沈んでいたんですね。
無事でよかったですけど、呼吸困難に陥るほど沈むなんて、なんだか、凄いところで撮影をしていたんですね。(@o@)
本当に安全面には気を付けてほしいですよね。

でもって、モーラ!頼むよモーラ!(^^)
Posted by 白くじら at 2016年02月22日 22:01
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