2005年(STEALTH) 製作国:アメリカ 監督:ロブ・コーエン 製作:マイク・メダヴォイ 製作総指揮:アーノルド・メッサー 脚本:W・D・リクター 撮影:ディーン・セムラー amazon.co.jpで詳細を見る。 |
近未来…高まるテロと戦うため、新たな作戦が展開されました。
最新の実験的テクノロジーを武器として、世界に散開する敵を壊滅させる作戦に、400名以上のパイロットが志願、その結果3名が選ばれました。
ベン(ジョシュ・ルーカス)、カーラ(ジェシカ・ビール)、ヘンリー(ジェイミー・フォックス)のチームは、USSエイブラハム・リンカーンに実戦配備されますが、そんな彼らに4人目の仲間が加わります。
燃料は最高級メタン、金属とセラミック合金の機体、空力弾性の輝く翼、9キロ先の人の顔をも見分けることのできるステルス機、しかしその機体に人は乗っていませんでした。そう、この機体は超深部侵入機EDI(エクストリーム・ディープ・インベーダー)、通称エディと呼ばれる人工知能搭載機だったのです。
どうしても人工知能になじめないベンは、CIA情報によるテロ組織の指導者撃滅のために、無茶な行動を起こしてしまいます。そんな彼を冷ややかにスキャンするエディ。
その帰り、落雷に打たれたエディは、よろけながらもなんとかUSSに帰還しますが、人工知能に損傷を受けてしまいます。
次の任務、核兵器阻止のためにタジキスタンに向かったベンたちは、目標に1,000人もの農民がいることに気付き、攻撃を中止しようとしましたが、突然エディが暴走、目標を撃破し、さらに別の目標に向かって姿を消しました。
ベンたちはエディを抑えようと後を追いますが…。
えー、突っ込みどころは満載(^^;でしたが、スカッと観ることができる作品で、意外とよかったです。
空中給油でのアクション、機から脱出後その上で爆発する機体が降り注ぐシーンなど、観ていてハラハラ感が大きかったですね。
人工知能であるエディが落雷でおかしくなるところなど、まるで「ショート・サーキット」のジョニー5を彷彿とさせてくれました。しかし同時に「え、落雷で変になるの?」とちょっとがっかりしたのも確かです。
そもそもその前からエディには、おかしくなる要因を意識付けるシーンがあったのに、こういう演出は不満でした。
結局この作品では、戦争への危機感、なんでも機械に頼る人間への警告、機械と人間のふれあい…と何が言いたかったのでしょうか。
全てが微妙なラインでした。
ただ、こういう人工知能モノは大好きなのでOKとしましょう。(^^)
悲しかったのが、心が通っていたはずの、いや、通っていたと信じたいベンですら、エディのことを単なるメカと思わせるラストだったことですね。もうなんというか、切ないです。
ちなみに、エンドロールの最後にはちょっとしたオチがあるので、お見逃しなく。2に続くのかな?
ざっと見たところ人工知能モノとしてはこんなのがありました。
1970年「地球爆破作戦」
1972年「サイレント・ランニング」
1973年「ウエストワールド」
1978年「宇宙空母ギャラクティカ」
1978年「スタークラッシュ」
1982年「トロン」
1983年「ウォー・ゲーム」
1983年「スーパーマン3 電子の要塞」
1986年「ナビゲイター」
1986年「ショート・サーキット」
1988年「ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5」
1995年「バーチュオシティ」
1998年「スモール・ソルジャーズ」
1999年「アイアン・ジャイアント」
1999年「アンドリューNDR114」
2004年「アイ・ロボット」
2005年「ロボッツ」
ちょっと微妙なのも混じっていますが、こんなところかな。あとは「ナイトライダー」のナイト2000とかもいい味を出していましたね。
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「ステルス」
★YUKAの気ままな有閑日記★(由香さん)の「ステルス」
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わぁ〜、白くじらさん、一応オーケーなんですね〜
私、大オーケーです・・ステルス(笑)
突っ込み所は、満載なんですが、あのスピード感たまらん(爆)カッチョイイ!!乗ってみたい〜!!←大絶賛してる!!(^Q^)/゛
ラストは、言われる通りかも・・エディは仲間を人間の心で認識したのに、あっけなかったですね〜。
ベンも、ラストに「ありがとう!」の一言くらい言え!
と思ったの記憶してます。
これは、きっと2が出そうな気します。
出たら、内容はともかく、絶対見ます私。(^_^)v
はい、いろいろと突っ込みつつも、私的にはおっけーとしました。(^^;
ホント、あのアクションはスピード感あって、ハデでよかったですねぇ。
ラストは…うーん、やっぱり人間の心が目覚めたエディに対して、何かしらベンにして欲しかったです。人間の心を持った人口知能を描いた作品にしては、あまりにもあっさりとしたラストシーンでした。(T T)
あのオチでは2が出そうですね。
私も「内容はともかく」エディにはまた会いたいので観ます。(^^)/
これ、2の予感あるんですか?
すいません、エンドロールの終わりまで見てないです(汗)
ジェイミー・フォックスが早々といなくなってしまって、
がっかりしましたよ^^;
ジェシカ・ピールはヤンキースのキャプテンとつきあってるとか・・?
(MLB関係で入手)
白くじらさんが、人工知能ものとしてあげている、
ラッセル・クロウのキレた演技が光る
バーチュオシティ、好きだよ〜♪
リンク、どうもありがとうございました!
これからも末永くよろしくです!
最後の最後でエディのモニター部分が光るところがあって、まだ生きているのが判るのです。
まるで「アイアン・ジャイアント」みたいですが、自分で治すことは出来ないのでどうなることやら…なのですが、少なくとも一縷の望みがありそうなのです。
ジェイミー・フォックスの離脱は私も驚きでした。
なぜかこの三人はずーと一緒かと、グループの中でも緩和役だったのに。(T T)
ジェシカ・ピール…うーん、そうなのですか。(^^;
「バーチュオシティ」は面白かったですねぇ。
しかし敵役として出てくるとは観るまで知りませんでした。しかも、切れてる、切れてる。
こちらこそリンクありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
最後に関しては、うっ〜でしたけどね。書かなかったなぁ。Edyが可哀相やんかって思った。
2を期待してます(笑)
早くに読ませて頂いてたんだけど、コメントをなかなか入れられませんでした。
白くじらさんも、OKでよかったわ。
ホント、ラストはエディがかわいそうでしたねぇ。
もう少し何とかならなかったのかと思いますが、せっかく心が通じているなと思っていただけに…。
これは2に期待ということで。(^^;
コメントありがとうございました。
そんなに気にされなくても大丈夫ですよ。(_ _)
映像は美しかったのですが、ストーリーがヘンテコだと思いました〜
もうちょっとなんですよね。。。勿体無いなぁ〜と思います。
これ2の予定があるのでしょうか?
とっても赤字だったと聞いたので、作らないかもしれませんね。
うーん、やっぱりそうですよね。
どうも、あれ?と思うところが多くって、きっといろいろなところに問題意識をもって作っているのだとは思うのですが、いかんせん全てがあと少しのレベルでした。
私もこの作品はもったいないと思っています。
あのラストだったので今度こそはエディと任務を遂行して欲しいのですが。
むむむ、赤字だったのですか。(- -;;これは難しそう
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。