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2006年11月30日

水爆と深海の怪物

奇怪な事件はいつも水爆のせいにされてしまう…。

水爆と深海の怪物1955年(IT CAME FROM BENEATH THE SEA)
製作国:アメリカ
監督:ロバート・ゴードン
製作:チャールズ・H・シニア
製作総指揮:サム・カッツマン
原案:ジョージ・ワーシング・イエーツ
脚本:ジョージ・ワーシング・イエーツ
撮影:ヘンリー・フリューリッヒ
特撮:レイ・ハリーハウゼン、ジャック・エリクソン

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ストーリー
長年謎に包まれていた宇宙、そして海。だが原子力時代を迎えた今、自然界に人知を超えるものはないと信じられていました。

5,500万ドルをかけた人類史上初の原子力潜水艦、そのテスト航行中に追跡してくる物体がありました。それは船でもなく魚でもない謎の物体…潜水しても追跡された挙句、それは潜水艦にぶつかりました。
放射能漏れも起こさず、ほっとした艦長のマシューズ中佐(ケネス・トビー)でしたが、なぜか船外に放射能反応が…浮上しダイバーが調べたところ舵に何かが挟まっていました。放射能反応があるためにそれ以上のことは調査できず、修理のために潜水艦はハワイへ寄ることになりました。

ハワイの海軍基地にいるマシューズの元に呼ばれたのは、分析生物学の父と呼ばれているカーター教授(ドナルド・カーティス)と海洋生物学研究所で学部長をしているショイス博士(フェイス・ドマーグ)でした。彼らは13日目の夜、ついに舵に付いていた物体の正体を突きとめました。それは巨大なタコの「ほんの一部分」だったのです。

ジョイスの推測はこうです。
マーシャル諸島で行われた水爆実験は、風と海流によってフィリピン海溝に放射能が流れたのでは…と…そしてそこにいた巨大生物が汚染され、その結果、放射能を察知する魚に逃げられエサを取ることができなくなり、別のエサ、すなわち哺乳類、人間を求めて出現したのではと。
しかしその推測は海軍の提督たちにとっては、到底信じられるような話ではありませんでした。
ところがその後、貨物船が巨大タコに襲われ、次いでオレゴン州のハーパーズで実際に巨大タコに遭遇したことによって、軍は北太平洋を閉鎖、海軍の極秘作戦中だということにし、その実、巨大タコを捜し始めるのでした。
やがてサンフランシスコに姿を現した巨大タコは、市外を破壊し始めるのでしたが…。

映画レビュー
1955年のストップモーションの巨匠レイ・ハリーハウゼンの代表作であるこの作品では、巨大なタコが暴れまくります。
主に動くのは触手だけですが、触手1本が画面いっぱい…その巨大な吸盤はただ事ではない怖さを演出してくれています。

放射能といえば「放射能X」などが有名ですが、巨大化ものにしては珍しくこの巨大タコは「もともと巨大」でした。(^^;
それでも放射能のために…という反戦争へのテーマは時代が時代なだけに若干軽めながらも息づいています。

そもそもタコというのはデビルフィッシュと呼ばれ忌み嫌われる存在のため「海底二万哩(2万マイル)」「テンタクルズ」「アトランティス 七つの海底都市」などいろいろなところで使われていますね。
パイレーツ・オブ・カリビアン2 デッドマンズ・チェスト」で登場したのはクラーケンなので実際には違うのですが、タコはあの触手だけでも十分恐怖なので使いやすいというのもあるのかもしれませんが。(^^;

わりとシリアスに作られている反面、何処かれ構わずジョイスを口説こうとするマシューズと、保守的なカーターとの三角関係なども取り入れられているのですが、そのシーンが結構多いような気がしました。
巨大タコの調査に来ているはずの海岸で、ジョイスに言い寄るマシューズ…うーん、仕事してくださいね。

というわけで、レイ・ハリーハウゼンファンは当然のように観ておきましょう!

【一言いいたいコーナー】
・低予算のためタコの足が6本だったという話が有名ですが、足だけのシーンが多く2本くらいなくても全然気になりません…というか気付きません。(^^;
Number289ひょっとしたら最初に潜水艦の舵にまきついたのが1本目?とか思ったりもしたのですが、あれはほんの一部と言っていたので…うーん、やっぱり?
 


ラベル:映画 DVD SF
posted by 白くじら at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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