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2006年12月09日

アニマル・ハウス

デルタの格言は「男は怒らず、黙って仕返し!」

アニマル・ハウス スペシャル・エディション1978年(ANIMAL HOUSE)
製作国:アメリカ
監督:ジョン・ランディス
製作:マッティ・シモンズ
脚本:ハロルド・ライミス
撮影:チャールズ・コレル
音楽:エルマー・バーンスタイン

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ストーリー
1962年のフェーバー大学。9月、新学期が始まり新入生であるラリー(トマス・ハルス)とケント(スティーブン・ファースト)は、学校でも有名なエリートクラブ「オメガ・ハウス」に顔を出してみました。
会長のグレッグ(ジェームズ・ドートン)やニーダマイヤー(マーク・メトカーフ)、そのほかあまりの秀才ぶりにそうそうにそこを退散した2人は、ケントの兄貴が入っていたという「デルタ・ハウス」に行ってみることに…そこは通称アニマル・ハウスという校内最低の、そして校内ではもっとも活気のある、いや、ありすぎるクラブでした。
本能だけで生きているようなブルート(ジョン・ベルーシ)、騒動が何より好きなブーン(ピーター・リーガート)、オートバイ狂のD・ディ(ブルース・マクギル)など、そのはちゃめちゃぶりが気に入り2人は入会を希望するのでした。

しかしこのクラブはウォーマー学長(ジョン・バーノン)にとっては頭痛のタネで、ついにはダブルマル秘保護観察扱いになっていたのです。
学長は今度こそ彼らを追放しようと、グレックとニーダマイヤーに、苛め抜いて追い出すよう命じます。

ニーダマイヤーに目をつけられたケントは、腕立て伏せや馬番などさせられながらも、影ながらブルートたちに助けられます。
しかしある時受験問題を盗んだことがきっかけとなり「デルタ・ハウス」は閉鎖に…さらに退学処分を言い渡されたブルートたちは、いままでの怒りが爆発し、目にもの見せるべく学園祭を壊滅させるために乗り込むのでした!

映画レビュー
ちょっとオススメケンタッキー・フライド・ムービー」のジョン・ランディス監督の学園コメディです。
最初はラリー、ケントが主人公かと思ったのですが(ってラリーはやっぱり主人公かな、後のナショナル・ランプーンの編集長さまですし)、やっぱりクラブの面々のあくが強すぎて、どうしても彼らの行動に目が奪われてしまいます。
特に今は亡きション・ベルーシ演じるブルートの言動には目を見張るばかり、いい動きをしているのと、いるだけでギャグになっているほどの面白さです。惜しい人を亡くしました。

学園コメディの名を借りつつも、自分が思ったとおりに生きる難しさを基盤においた作品でした。
こんな大学に行きたかったですね。(^^;

Number298最後におのおのがどんな人間になるのかという説明があったのですが、ニーダマイヤーの戦争中に仲間に後ろから撃たれて死んだことにも納得しつつもうーんと唸ったのですが、やっぱり一番のぶっとびはブルートでしたね。
 
posted by 白くじら at 19:29| Comment(4) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんはー!^^

これ、見ました。
映画館で。

なんで見に行ったんだろー・・・???
動機が思い出せません^^;

シーンで覚えているのは、寮か何かの窓にぶら下がってる?図かな???(なんでこんなシーン覚えているの・・・
でも、はちゃはちゃに面白かった印象は残ってます^^;
懐かしいですねー
Posted by 葉山猫 at 2006年12月10日 00:40
こんにちは、葉山猫さん。

私もこれは映画館で観ました。
…はて、そういえばどうして観に行ったのかな??記憶がない。

寮にぶら下がっているのは、おそらくベルーシが女子寮を覗いているときのシーンかも知れませんね。
実際には長いハシゴなんですけどね。(^^;

今観ても結構ぶっ飛んでいて、こういうノリは好きです。
Posted by 白くじら at 2006年12月10日 12:17
懐かしいわ!これもう一回観てみたい。
単なるコメディに終わってなくて、体制への反逆といった意味もあったと思う。今こそ観てみたい映画のひとつ。

ベルーシはすでにこの頃コカインやヘロイン中毒になりかかっていて、撮影は大変だったそうです。でも画面上からは、そんなこと全然うかがえませんよね。プロフェッショナルです。
Posted by 豆酢 at 2006年12月16日 10:06
こんにちは、豆酢さん。

そうですね、はちゃめちゃだったのですが、彼らの中には一つの芯があったように思えます。
ブルートはよく判りませんが。(^^;

彼がそのころそんな中毒にかかっていたとは知りませんでしたよ。
画面上からでは全然判りませんでした。ただ、言動がおかしいのは確かで、こうなってくると演技なのか地なのか判らなくなって来ましたが…うーん。ってそんなことはないですよね。(^^;

亡くなられたのが残念な方でした。合掌。
Posted by 白くじら at 2006年12月16日 11:59
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