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2006年12月14日

続・少林寺三十六房

人を騙すと心まで曲がる。最悪だ!

続・少林寺三十六房1980年(少林塔棚大師)
製作国:香港
監督:ラウ・カーリョン
脚本:ニィ・クアン
撮影:ファン・ユータイ
武術指導:ラウ・カーリョン

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ストーリー
広東…染物工房で働いていたシシェンやチウは染料の質が落ちてきたことに不満でしたが、親方はそれは技術力がないからだと満州から助っ人を呼び寄せ、それを理由に使用人の賃金を下げることにするのでした。
文句を言おうとすると、暴力を振るわれどうしようもありません。

一方、少林寺の坊に化け、インチキ薬を売り歩いていたシシェンの弟チェンチェ(リュー・チャーフィ)は、その騙しテクニックで少林寺のサンダに化けて親方たちを騙そうとしますが、逆にぼろぼろにされてしまうのでした。

チェンチェは少林寺の三十六房に入り込み、なんとか修行をして強くなろうとするのでしたが、本物のサンダは修行を許可せず、彼に改修作業をする少林寺の土台作りを命じるのでした。
やむなく建物の外で土台を作りはじめたチェンチェは、そこから僧侶たちの修行の様子が見えることに気付くのでした。

映画レビュー
普通かな…前作「少林寺三十六房」の続編として作られましたが、リュー・チャーフィはサンダ役ではなく、インチキ男を演じて、前作で作られた三十六房に入るというストーリーです。
予備知識があればよかったのでしょうが、最初の登場シーンが僧侶に化けていたので、すっかり下界に下りてきているのかな、と思ってしまいました。しかもサンダが登場してもこれは偽者に違いない、1人2役で出てくるとずーと思っていました。(^^;

さて話の流れとしては、やはり少林寺で修行をして悪人と対決というパターンは踏襲しているのですが、清朝、明朝といったスケールから一気に染物工房の話になったのにはびっくり。
雰囲気もシリアス系からコメディ的な要素がふんだんに取り入れられています。
Number302でも、土台を作りながらの修行は、独特の拳法として後で大活躍で目を見張るでしょう。それにきちんと修行の1つずつが実になっているのは相変わらずこの三品のいいところですね。
 
posted by 白くじら at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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