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2006年12月16日

少林寺への道 十八銅人

鉄の身体にも、慈悲の心が宿る。そのことを忘れるな。

1981年(少林寺十八銅人、英題:THE 18 BRONZEMEN)
製作国:香港
監督:ジョゼフ・クオ
製作:ジョゼフ・クオ
脚本:ジョゼフ・クオ
撮影:中条申太郎
音楽:シュー・フゥー・ヨン


ストーリー
約2,000年前、少林寺は少室山に建てられました。
明時代の末期に南の福州に移動、人々は御仏に仕えるかたわらひそかに武芸を磨きました。そして北から清が攻め入り、明の王朝は滅亡寸前、明を守ろうとする人々は少林寺の至善禅師のもとで鍛錬に励んだのです。

明の関志遠将軍は清からの再三にわたる降伏勧告にも応じず、ついに清は彼を抹殺すべく「黒い鷹」と呼ばれる男に暗殺を命じました。
突然の襲撃に<将軍はまだ幼い息子の小竜を部下の者に<常夫人に元にやるようにと命じ死んで行きます。親衛隊長の万盛将軍もまた息子の鉄君を抱いたまま少林寺にたどり着き息を引き取りました。将軍の息子小竜を守るのだと言い残し…。

鉄君は少林寺の高僧のもと修行を開始しました。
彼の目的は父の仇うち、そしてまだ見ぬ小竜を守ること、それを聞いた高僧は満足げにうなづくのでした。
一方、常夫人の家で武術を学ぶには1歳からという言葉に従い、小竜の身体を鍛える修行が始まりますが、清の暗殺部隊が来たことを期に彼もまた少林寺へと入門するのでした。

こうして小竜(ティエン・ペン)、鉄君(カーター・ウォン)の修行が続きました。
最終関門は三十六房と十八銅人、しかしまだ力の足りなかった小竜は途中で力つき、そのために鉄君もまた途中で断念するのでした。
さらに修行を続ける2人、そして小さいころから一緒の道奇の3人は書物堂で勉強中に、梁の上に乗っていた奥義書「十八羅漢拳の書」を発見します。その夜謎の黒装束に襲われる小竜、黒装束が奥儀書を狙ってきたようでしたが、鉄君が倒してしまい何者か判りませんでした。

再び銅人に挑戦です。2人は今度こそいろいろな試練に打ち勝ち突破することができました。その両手と胸には焼けた巨大火鉢を抱えたための竜の紋章が…これこそが少林寺の僧である証なのです。
しかし高僧たちに祝福され、下山した2人を待っていたのは「黒い鷹」の刺客たちだったのです!

関連リンク
1981年「少林寺への道 十八銅人
1981年「少林寺への道2 十八銅人の逆襲
1982年「少林寺への道3 八大門派
1984年「少林寺への道4 ラマ僧の復讐

映画レビュー
普通かな…「少林寺への道」シリース開幕です。といっても続編ではありませんが。(^^; 物語は大きく分けて2つ、1つは原題にもあるように少林寺十八銅人との修行を描いた少林寺編、そして後半が下山してから許婚と出あった後「黒い鷹」と戦う復讐編です。
万人にオススメは出来ませんが、実は大好きだったりします。(^^)/

子供のころからの修行は過酷です。
巨大な鐘の中で轟音に耐える訓練から銅人との戦い、単に戦うだけでなく両壁から迫るトゲを防ぎながら前進して行ったり、最後にはただ打たれるのに耐えるといった大変な試練です。年に2人くらいしか突破できないようですが、力ついた人はの中には死んだ人も多かったでしょう。

この銅人たちは大きな像のようなロボットタイプから人間タイプまであります。
皮膚呼吸できませんし金(銅)粉を塗った人ではないと思いたいですが、少林寺の大いなる謎だと思います。当たったらカンカンいいますし…。この話ではありませんがじっとポーズを取り続けている銅人もいますしねぇ。

後半ではシャンカン・リンホー演じる許婚が出てきますが、まぁなんと性格悪しです。
2階から酒を投げそれが小竜にかかったのにそれを煽りまくり、しかも喧嘩を吹っかけてきたのはそっちだと…ところが許婚であったことが判ると一転性格が変ります。恐るべき人です。
小竜が後になって「女性だったのか」と言うのは嫌味に違いありません!

この話で一番疑問に思ったのが慈悲や寛容なことで有名な少林寺ですが、鉄君にいたっては復讐するために修行しているのをよしとしている点です。少林寺ものにしては珍しいような気がしますが、相手が清ということで清には容赦がなかったということでしょうか。

・少林寺系ってこんな感じで子供のころから修行をして…という話が多いのですが修行期間が半端ではありません。20年もかけてから相手を倒すのです。修行しているほうはともかく、待っているほうはとんでもなく気の長い話ですね。
Number304・原題が「少林寺十八銅人」となっていますが、1955年「少林寺十八銅人」とはまた別の作品です。
 


posted by 白くじら at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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