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2006年12月29日

ブラック・キャデラック

目には目を、心臓には心臓を!

ブラック・キャデラック2002年(BLACK CADILLAC)
製作国:アメリカ
監督:ジョン・マーロウスキー
製作:ケネス・バーク
製作総指揮:スティーヴ・ミード
原案:ジョン・マーロウスキー
脚本:ウィル・アルディス

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ストーリー
ある冬の深夜…スコット、CJ、ロビーは、青春を満喫しようとミネソタから車に乗って、ここウィンスコンシンに遊びに来ていました。
ロビーはなんでもこなす兄スコットにあこがれ、自分もなんとかして女性をものにしたいと思っていましたが、CJがバーでほかの客と騒動を起こしてしまい断念する羽目に。これまた女性をナンパしていたスコットの加勢もあり、その場を切り抜けた3人は車に乗ってそこから逃走してしまいます。

そんな彼らを追いかけてくる1957年型キャデラック・エルドラド。
後ろから迫ったり、抜いたと思えば待ち伏せしていたりと、3人にはわけが判りませんでした。その中にはバーの連中が乗っているのでしょうか、それとも…。
やがて雪で立ち往生しているパトカーに止められた彼らは、警官のチャーリーを乗せ、近くの電話をかけられる場所に急ぐのでした。
ところが、ちょっと外に出ている間に、フロントガラスにある言葉が書かれていました。
拭っても消えないその文字は…「罪をつぐなえ」。

映画レビュー
とほっ…DVDのキャッチコピーにはキング原作、カーペンターの「クリスティーン」の恐怖、スピルバーグの「激突!」を彷彿とさせるとなっていましたが、実際「クリスティーン」は意思を持ったやきもちやき車と、孤独な少年の悲惨な結末、「激突!」は何気ない日常生活が一転する恐怖を描いたもので、この話は何気なくもなくしっかりとした原因がありましたし、単に車が襲ってくるという点を全面に現し、2作品と絡めてしまったのでしょうか。
こういうキャッチは2作品に対して失礼にはならないのかなと思ってしまいます。

どちらかというと実話に基づく辺りや犯人像から「悪魔のいけにえ」的要素の方が大きかったかもしれません。もっとも、怖さと不条理さは圧倒的に向こうが上なんですけどね。

途中まで「クリスティーン」の名があったために、ホラーという考えが頭に刷り込まれていた私は、中盤でキャデラックが人を殺すシーンで、座席から銃を使ったときに仰け反ってしまいました。その瞬間で恐怖感や謎めいたことがほとんど無くなってしまいました。(^^;
警官チャーリーの存在はちょっとばればれなのですが、不適な笑いなどよかったです。
もう少し粘ってくれればもっと。

【一言いいたいコーナー】
Number313・あの文字はひょっとして油性だったのでしょうか?
 


posted by 白くじら at 23:03| Comment(2) | TrackBack(0) | サスペンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは〜(^_^)v

フゥ〜ム、ジャケ写真とか見ると、なかなかドキドキ
しそうな雰囲気ですが・・・なるほど、そうですか(汗)
コピーに、有名所の名前が入ってる映画に、「おぉぉ〜これは当たり!」・・は、無いのが悲しい(-_-)
やっぱり・・と納得してしまう、自分も悲しいですが(爆)

話変わりますが、今年も残すところ1日
今年中は、仲良くしていただき、ありがとうございました!
又、来年も、白くじらさんの「トホホ」を楽しみにして
おります(o^^o)ふふっ♪
それでは、良いお年をお迎えください(*^_^*)

来年も、ヨロシクお願いします(-^□^-)
Posted by アニー at 2006年12月30日 18:29
こんばんは、アニーさん。

そうなんです。
ジャケ写はいい感じなんですよね。しかも「クリスティーン」にもよく似てたりして。
基本的に有名作の名前を出しているものに当たりは無いと思ったほうがいいのですが、なんだかつい…ね。(^^;

こちらこそ、本年はいろいろとお世話になりありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
トホホは来年も増えることでしょう…ってそれでいいのかな。(^^;
Posted by 白くじら at 2006年12月30日 23:49
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