2004年(VAMPIRES VS. ZOMBIES) 製作国:アメリカ 監督:ヴィンス・ダマト 製作:ダミアン・フォイジー 製作総指揮:ヴィンス・ダマト 原作:シェリダン・レ・ファニュ 脚本:ヴィンス・ダマト amazon.co.jpで詳細を見る。 |
原因不明の伝染病が猛威をふるっていました。
感染源は北部の動物、症状は狂犬病に酷似し、感染者は人を襲い人肉を食べるという報告もされていました。
深刻な精神障害が起きているのでは…。
トラビスと娘ジュナは車で、ゾンビを弾き飛ばしながらある場所に向かっていました。
ジュナは女性に襲われる夢でうなされて起きたとき、前方に車が立ちふさがりました。乗っていた女性は、トラビスたちの行方を知らないのに同乗の女性を預けると言います。さすがに断ろうとしたトラビスでしたが、女性は残る1人が感染しているために話しておきたいのだと説明し、無理やり車に乗せてしまうのでした。
しかしこの女性こそがヴァンパイアであり、ガソリンスタンドで店員を襲い、さらにはジュナにまでその血塗られた牙を…。
そんなこととは知らないトラビスと、彼と合流しようとしていた自称将軍は、ある目的のために車を走らせます。しかし、その場で待っていたものは…。
えっと…何がなんだかさっぱりな作品でした。
できればいいところを発見したかったのですが…素手での杭打ちは怖かった!!…くらいでしょうか。
まずストーリーが意味不明で、何をしたかったのかよく判りません。
陽光の中でも徘徊するヴァンパイアの女性たちは、妙にニヤリとするシーンが多いわりには、どこか抜けているために、そのニヤリに怒りを覚えるほど。
ホントは妖艶な感じに見なければならないのでしょうけれど…。
またカメラワークがほとんどなく、しかもかなり接近した位置でカメラが止まっており、その中で登場人物が動くという…狙っての効果なのでしょうが、なんだか変でした。
しかもその動かない場面で「運転代わる」と言ってフレームから消えてまた入ってくるというシーンや、乗り込んで出発というところで「荷物を持っていけ」と言われて取りに戻ったり…こういうシーンって普通は、そのために何かが起こるというのが定番なのですが、そういうものがまったくなく…つまり時間を稼いでいる??
ゾンビとの戦いも…うーんでした。
パッケージからも判るとおり、これはエイリアンVS.プレデター」「ジェイソンVSフレディー」に便乗した作品ですね。
特撮の出来は裏面を見たときから判ってはいましたが…そういう覚悟を持っていたというのに、衝撃的なできあがりの作品でした。
【一言いいたいコーナー】
・パッケージに騙されてはいけない!
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ジャケ見ると、「ジェイソンVSフレディー」まんまですねぇ〜!(汗)
私も、最近覚悟もの映画が多いですが、これもキツソウ(o^^o)ふふっ♪
白くじらさんが、それなりの覚悟して鑑賞しても
お目々××くじらさん、出現かぁ〜。凄いなあ〜(-^□^-)
うーん、この作品には参ってしまいましたねぇ。
パッケージの仕上がりレベルで中身も作ってほしいですねぇ。
不死身のヴァンパイアと死んでも『うじゃうじゃ』のゾンビ軍団との戦いが観たいです。(^^;まぁ、ちょっとはあったわけですが…。
もう目が点になったり×になったりしてました。(- -;