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2007年01月15日

ウォリアーズ

向こうへ行ったら俺たちのマークを忘れるな!

ウォリアーズ1979年(THE WARRIORS)
製作国:アメリカ
監督:ウォルター・ヒル
製作:ローレンス・ゴードン
製作総指揮:フランク・マーシャル
原作:ソル・ユーリック
撮影:アンドリュー・ラズロ
音楽:バリー・デヴォーゾン

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ストーリー
ニューヨーク、コニー・アイランドを縄張りとしている「ウォリアーズ」は、今、地下鉄でブロンクスへと向かっていました。
その目的は、最近大物と評判のサイラス(ロジャー・ヒル)に会うためでした。
サイラスはニューヨーク中の「組」に声をかけ、武器の持込と手出しは禁止、各組9人までの参加を呼びかけ、ブロンクス公園で大集会を開くことにしたのです。

こうして異様な風体の9人組が次々とブロンクスへ向かったのです。
ブロンクス公園に集まったのは100組、まだ来ていない組が100組、さらにその配下も加えると約6万人の若者がいることになります。ニューヨークの警察官の数は約2万人、数でも圧倒している我々が負けることはない、とサイラスは彼らを1つにまとめ、ニューヨークを制覇しようと呼びかけたのです。
しかしその演説の最中、ある「組」のリーダーがサイラスを撃ちました。
それを目撃した「ウォリアーズ」の一人を見止めた犯人は、警察がなだれ込んだ騒ぎにまぎれて犯人は「ウォリアーズ」だと叫び、罪をなすりつけてしまうのでした。
リーダーのクリオン(ドーシー・ライト)は抵抗むなしくその場で打ち倒されます。残ったスワン(ブライアン・タイラー)、エイジャックス(ジェームズ・レマー)たち8人は何とか逃げ出し駅を目指します。

一方、ニューヨークの顔である最強の「組」「リフス」は「ウォリアーズ」を犯人と断定し、深夜のDJを通して街中の「組」に彼らを捕らえる、または殺すように命じるのでした。

映画レビュー
ちょっとオススメストリートの若者たちを描いた作品ですが、この作品がアメリカで公開されたときには、これに誘発され暴力事件が起きたそうです。
といってバイオレンス描写が過激というわけでもありません。どちらというと、なんだか格好いいのです。
なのであこがれてしまうのかもしれませんね。

わずか半日、その日の夜だけの出来事で、ニューヨークの街は朝と夜とではまったく違います。
未来ではありませんが、「ニューヨーク1997」のような世界観と緊迫感があって好きなのです。
出てくる「組」も変わった連中が多く、中でもどぎついメイクに野球のユニフォーム、バットで襲いかかってくる連中には驚きました。なんという世界観、そしてインパクト。バットをあのように持って走るなんて…。
Number328そして…仲間を失いながらも、自分たちの縄張りに戻ろうとする姿には心震わせました。
 
posted by 白くじら at 22:58| Comment(6) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これも「ニューヨーク1997」も劇場に観に行きましたよ〜。「マッドマックス」や「レベルポイント」など、抗争ものばかり観たい年頃でした(笑)どれも面白かったな〜。でも、今観ると、どうでしょう?目が肥えて、物足りなくなっていたりしますかね?「マッドマックス」はこの間、観ましたが、無駄がなくて、やはりカッコよかったです。
Posted by c.mama at 2007年01月16日 17:03
こんばんは、c.mamaさん。

「ニューヨーク1997」「マッドマックス」は最近観ていますが、未だに怖い部分があります。
今の作品と違ってストレートに怖さが演出されているので、今なお色あせないのかも知れませんね。

マックスは格好よかったです。
2、3と回を重ねるうちに、いったいどういう世界なの?と思ったりしたことは、とりあえず内緒です。(^^;
Posted by 白くじら at 2007年01月17日 00:48
今日は古記事探訪にお邪魔します〜♪

「ウォリアーズ」があった!これ大好きです〜!!
すんごいカッコいいですよね〜〜
観たのは確かTV放映の時だったのですが、同じ頃放映された『ウエストサイド物語』も大好きで
「二本立てで上映してくれたら毎日観に行く!」と当時友達とやっていた交換日記に書いた記憶が^^;

スワン役ってブライアン・タイラーって人だったのか・・・
今思い出そうとすると「ニューヨーク1997」や「エスケープ・フロム・LA」の
スネーク(プリスキン)の顔が浮かんでしまう〜><
Posted by わさぴょん at 2009年03月30日 19:37
こんにちは、わさぴょんさん。

はい、格好良かったですねぇ。
私も最初に観たのはTVでしたが、その後DVDでノーカットの観ておきました。
「ウェストサイド物語」もこういう不良を扱ったものでしたが、こちらも興奮(?)して展開に驚きつつ観ていたものです。
交換日記は…私もしたことがありますが、もっと後になってからかな。(^^;

世界観というか夜の雰囲気は「ニューヨーク1997」とよく似ていました。
夜の恐さがよく出ている作品でした。
って、スネークの顔が!スネークはスネークでかなり特徴ありましたから。(^^)
Posted by 白くじら at 2009年04月01日 09:53
こんにちは!ご無沙汰しております^^

うわぁ、これは懐かしい!
これ観に行った帰りに無灯火で自転車乗ってたら、見回り中の警官に止められて、しかもカゴにはパンフレットが入ってるものだから、これはヤバイと思いました(笑;)。警官は映画のことは知らなかったのか、厳重注意で終わりました。って、ヤバイ映画を観て捕まることもないと思いますけど(笑;)。いい思い出です。

ウォルター・ヒル監督のド硬派なところは大好きです。帰路の途中キッスみたいなコスプレギャングと戦ったりして、ゲームやマンガ的なところもあるのですね。結構エンタテイメントしてるなぁと思いました。ギャング間の確執や陰謀も最後にわかり易い決着が付きますしね。
主人公らのギャングも善良とは言えないのですが、戦士と呼ぶに相応しいカッコよさがあったと思います。

ウォルター・ヒルって、最近監督されているのでしょうかね?制作に専念しちゃってるのかな??
Posted by umetraman at 2009年04月05日 13:25
こんばんは、umetramanさん。

いやいや、さすがにコレを観たから捕まるということはありませんが。(^^;
たまに電球が切れているときに限って、警察に捕まることはありますね。切れたりしたときには速攻治さないと、と思っている今日この頃です。

彼らは不良ですが、不良にも守るべき掟のようなものがあって、それを守れない者は制裁が…この掟と言うものは、普通に生きている人たちよりも厳しかったりするのではないかと思います。彼らに比べると、私たちの方がのほほんと生きていたりして。
そういうところが逆に格好いいと思わせてくれるところなのかもしれませんね。

監督じゃありませんでしたが「エイリアンVSプレデター」にちょこっと参加していたようですね。そういえばこれもプレデターが格好よかった…って違うか。(^^)
Posted by 白くじら at 2009年04月07日 21:29
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