![]() 製作国:アメリカ 監督:スティーヴン・ヘレク 製作:ジョン・デイヴィス 製作総指揮:ケン・アチティ 原案:ジョン・スコット・シェパード 脚本:ジョン・スコット・シェパード amazon.co.jpで詳細を見る。 |

アメリカ、シアトルに住むレイニー・ケリブン(アンジェリーナ・ジョリー)は、ローカル局プライムニュース随一のリポーター。
豪華なマンション、そして大リーグの有名選手カルを婚約者に持つ彼女の夢は、ローカルではなく全米のニュースキャスターになることでした。
そんな彼女に上司のデニスが「AM USA」のリポーター募集に対して、彼女を推薦するという話が舞い込んできました。
歓喜するレイニーでしたが、その条件として新しいカメラマン、ピートと共にリポーターの仕事をすること。しかもピートは昔の恋人…彼の言動にイマイチ納得のいかないレイニーでしたが、これも仕事と割り切りリポートをこなしていきました。
そんなある日、路上で予言者ジャックと呼ばれるホームレスに取材する仕事が…彼は今日のシーホークスとブロンコスの試合を19対13、そして明日の朝には雹が降ると言います。
苦笑してつい自分がリポーターとして成功するかどうかと尋ねますが、なんと成功せず一週間後に死ぬと予言されてしまいます。
なんとも気まずい雰囲気で取材を終了したレイニー…しかしその夜のバーで試合の結果が当たり、しかも朝目覚めると雹が降っていたのです。
まさかと思いつつもジャックを探し出し、話を聞いたレイニーは、さらに次の日シスコに地震が発生することを聞きます。
そしてその予知が当たったことにより、彼女は自分が死ぬことを悟りました。
その日から彼女の生活は一転、シャワーすることもなく、部屋も散らかし放題、カルとの婚約も破棄…そしてメイクもせずしかも酔ったまま行ったバス会社のストのリポート…このことによって各社から非難を浴びながらも、かつての恋人ピートは彼女の素顔を見ることができたと、心の奥から親身に接してくれました。
しかしこの報道によって、知らない間にレイニーは一躍注目の的に…そして「AM USA」への道が開いたのです。
抜擢されることで予言は当たらなかったと、意気揚々とニューヨークへの道を歩もうとする彼女でしたが…。


このことによってレイニーが一線を超えた瞬間が、あのバス会社のストのシーンでしょう。
本来ありえないリポートこそが彼女の「何か」、そう、これは芸術の世界でもありえる技術以外の「何か」、個性とでもいったらいいのでしょうか。彼女にしか出せない味がそこで開花したのでしょう。
全員で歌いだしたシーンは凄くよかっですね。
非難浴びる放送を中止しなかったデニス、そして彼女を見守ったピートも偉い!
…ただこのことを彼女が覚えていなかったことには、ちょっとズッコケましたが…でも彼女の奥底にはそういう感情が隠されているのですね。そしてそれはニューヨークで…。
営業スマイルではなくホントに笑っているときの彼女は、いい表情しています。いい役者さんです。
でもってこの映画を親愛なる友人に感謝。
【一言いいたいコーナー】

・タイトルにもなっているブロンドですが、実際には彼女のアクセントという意味合いだけでそれ以上は特になかったような?
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さてこの作品、アンジェリーナの出演作のなかでは、かなり好きな部類に入ります。自然体の演技、肩に力の入らない状態での演技をみると、やはり彼女は才能ある女優だということがわかりますね。あのチャリティ活動の一環のような作品より、こういう小品の方が彼女に合っているような気もします。
白くじらさん、レスはいいですからね。
まだ全ての資産を移したわけではありませんが、なんとか復帰いたしました。
バックアップを取っておくことは大事ですね。(_ _)
実はアンジェリーナが出ていることは観るまで知りませんでした。(^^;あれ?彼女って…な感じ。
どうしてもアクション作品が多いようですが、こういう作品でもキラリと光っているところが芸達者なところでしょうか。
予言によって、人生が変わるというのがおもしろそうで観たんですけど・・・
もう忘れてましたよ(笑)
婚約者の選手は、イチローがいるシアトルマリナーズの選手じゃなかったっけ?
顔はいけてるけど、メジャーリーガーにみえなかったな^^;
この邦題は???でしたよね。。
この作品は友人に薦められて何の予備知識もないまま観て、あ、出てるって後になって気づいたしだいです。(^^;
おお、メジャーリーガーだったのですね。めもめも。
邦題は…ちょっと謎でした。
まぁ、確かにブロンドではあるのですが…。