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2007年02月01日

スター・ファイター

君は宇宙同盟に召集された。ズアーとコダン艦隊から防衛線を守るのだ!

1984年(THE LAST STARFIGHTER)
製作国:アメリカ
監督:ニック・キャッスル
製作:ゲイリー・アデルソン、エドワード・O・デノート
脚本:チャック・ラッセル、フランク・ダラボン
撮影:ジョナサン・ベテュエル
撮影:キング・バゴット
音楽:クレイグ・サファン
CG総指揮・製作:ジョン・ホイットニーJr

ストーリー
カリフォルニア州の田舎町…気のいい仲間たちがトレーラーで暮らしている公園「スターライト・スターブライト・トレイラーパーク」での出来事。
管理事務所の息子アレックス(ランス・ゲスト)はトラブル解決のためにガールフレンドのマギー(キャサリン・メリー・スチュアート)と遊びに行くこともできず、仕事が終わった後ゲームをしていました。
そのゲーム「スター・ファイター」はガン・スターと呼ばれる戦闘機を操り、ズアーとコダン艦隊を次々と撃破していくシューティングゲームでした。かなりの反射神経と集中力を要求されるゲームでしたが、彼は次々と敵を倒しついにハイスコアーをマークするのでした。

戻ってきたマギーやトレーラーの人々の集まる中で、彼はヒーローとなるのでした。しかしそれはあくまでもバーチャルなゲームだけの話、現実では大学の奨学金がもらえなくなったりいいことは何もありません…いたたまれなくなり外へ飛び出したアレックスでしたが、そのときゲームマシンが異様な音と光を放ち、どこからともなく見たこともない車が現れました。不思議そうに車に乗り込んでしまったアレックスはそのまま出ることができなくなりしかも宇宙空間に突入してしまうのでした。

運転していた男セントーリ(ロバート・プレストン)はゲームマシンを開発した男で、これは「スター・ファイター」を選別するマシンでもあるという。アレックスはゲームをすることによりスター・ファイターに選ばれたというのです。
やがて到着した宇宙基地ライロスにはゲームで彼が操ったガン・スターの実物大が所狭しと並び、彼と同じく各星から選抜されたスター・ファイターたちが集まっていました。そして現実にズアーとコダン艦隊との攻撃が始まろうとしていたのです。
事情は飲み込んだもののクリーチャーとしか思えない異星人たちの間に混じり、生死をかけるなどアレックスにとってはとても考えられないことでした。
名誉あるスター・ファイターになることを断り、地球に戻ってきたアレックスでしたが、ズアーはすでに彼を敵とみなして暗殺者を送り込んできました。
傷付きながらも彼を救ったセントーリに、アレックスはもう一度宇宙へ行く決心をします。しかし宇宙基地はコダンの隕石砲の攻撃を受け壊滅寸前、頼みのスター・ファイターも全滅していました。

今や最後のスター・ファイターとなったアレックスは宇宙同盟のスーツを着込み、整備士グリック(ダン・オハーリー…って素顔は出ませんが)とともにガン・スターで宇宙空間に飛び立つのでした!

映画レビュー
ちょっとオススメニック・キャッスル監督のスペースファンタジー(?)かな、原題は「THE LAST STARFIGHTER」と最後のスターファイターという意味になっています。
原題があるとスターファイターたちが全滅していたのもうなづけますが、そうでなければ出番あそこだけかい!となりそうです。(^^;

ストーリーは地球ではゲームしかとりえのない若者(というか彼女もちゃんといるし、運の悪い若者かな)がゲームでハイスコアを出すことによって、本物の戦闘兵士スター・ファイターとしてスカウトされ、エリートとして戦うという…ゲーム好きの人間にとっては夢が実現したかのような作品です。

彼が宇宙へ行っている間は、パーマンのコピーロボットのようなダミーが、アレックスに化けています。
ロボットではなく何かの生体で、複製人間ベーター・ユニットというのですが、この偽アレックスの地球での活躍も見逃せません。
地球の生活で?なお約束コメディからマギーも守るシーンなど、1つの話が地球でも繰り広げられるのです。

圧巻はただ1機、艦隊に取り囲まれるガン・スターが使う新兵器DB砲(デス・ブロッサム)でしょうか。
とにかく戦闘などは全てCGで作られており、当時は感嘆したものでした。
決して夢オチなどにせず、ラストシーンもいい意味で、いつものパターンを破ってくれてよかったです。

【一言いいたいコーナー】
Number336・監督のニック・キャッスルは「ニューヨーク1997」の脚本も手がけた人です。
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ラベル:映画 SF game
posted by 白くじら at 00:07| Comment(4) | TrackBack(1) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
白くじらさん、パソコン復活おめでとうございます。^^

「スターファイター」はCG草創期の映画ですね。まだCGっぽさが残っていて、逆にそれが新鮮でした。あの頃がなつかしいです。
ゲーム好きが本物の宇宙戦争に巻き込まれちゃうところが、夢たっぷりで好きな映画です。ちょっと「ギャラクシークエスト」に似てますよね。
Posted by wanco at 2007年02月02日 00:08
おはようございます、wancoさん。

これは隠れた名作ですねぇ。
見所はやっはり流行始めたCGですが、ストーリーもよく練られていて面白かったですね。

特にゲーム好きにはたまらないシチュエーションでした。
「ギャラクシークエスト」…未観なんです。はぅ。(^^;
Posted by 白くじら at 2007年02月02日 06:08
おースターファイターだっ!
大好きです、こういうSFコメディ。
ゲーム端末がエイリアンのリクルート端末でもあったという・・・懐かしいですあのDOSV??みたいなゲーム。
スターウオーズのやつ、せっせとやってました。
あのダミー君も面白かったですね。
最後はハッピーエンドで、SFコメディのおもしろい要素を全部もった、大変楽しい作品ですよね。
私もレビューしようっと。

たしかに「ギャラクシークエスト」、似てますよ。
Posted by pointdpo at 2007年02月08日 12:58
こんばんは、pointdpoさん。

なんとなーくあまり難しそうでもないゲームでしたが、そのゲームをしながら本物のCG戦闘機が出てくるシーンは大好きです。
やっぱりゲーマー向けですが、いろいろな要素の含まれた、娯楽超大作でしたね。面白かったです。

レビューされたあかつきにはトラックバックしに行きますね。(^^)/
Posted by 白くじら at 2007年02月08日 21:39
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