![]() 製作国:アメリカ 監督:リチャード・ベンジャミン 製作:フランク・マーシャル 製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:デヴィッド・ガイラー 撮影:ゴードン・ウィリス amazon.co.jpで詳細を見る。 |

ところはニューヨーク、ロック&ロール・グループ専門の弁護士ウォルター(トム・ハンクス)とクラッシック音楽家のアンナ(シェリー・ロング)、彼らは恋愛中で2人の愛の巣を捜していました。
そんなときウォルターの親友である不動産会社ジャックが、信じられない格安の物件を持ってきました。
美しい緑に囲まれた純白の白い2階建ての屋敷…とても今の仕事をしていたのでは買うことのできない物件でしたが、どうやら売主が早急に売りたいとのことらしく、別に幽霊やそこで殺人が行われたからということでもないらしい。
2人は思いきってその物件を買うことにしました。
ところがその家は見かけだけは立派でしたが、建物自体には重大な欠陥があったのです。
大喜びで入った2人を待ち構えていたのは、玄関の扉の崩壊、そして2階で水を入れていたバスタブが階下に落ちたり、階段が壊れたりと…いまさらどうにもならず改修作業を始めるウォルターたちでしたが、それを上回る速度で崩壊を始める家…さらにアンナと前の夫アレックス(アレクサンダー・ゴドノフ)との問題も浮上し、しだいに2人の関係も崩壊状態に…はたして家と2人の関係は修復できるのでしょうか。


笑いの主はほとんどがウォルターですが、やっぱりトム・ハンクス、いいですねぇ。もう気が狂いそうになりながら笑い続けてしまったり、階段が出来ては喜んだりと喜怒哀楽がしっかりと表現されていてよかったと思います。
しかもこの映画コメディの特徴は、その場限りではないところにあります。同じネタをいつまでも引きずることが多く、こちらも笑いが止まりません、誰か止めてください。(^^;
マネーピットというのは「金を食らう穴」という意味で、しかもこの穴は底なしのようです。
結局格安のはずがとんでもないお金が。
工事をしている人がさらりと言っていましたが「もう駄目かと思ったが、土台がしっかりしている。土台さえしっかりしていれば何だって耐えられる」と。
これは建物だけではなく、人間やいろいろなことにもいえる言葉ですね。
【一言いいたいコーナー】

トム・ハンクスのこの頃のコメディは全部好きですね。「名フィールドの怪人たち」「ドラグネット正義一直線」「ターナー&フーチ」。
佳作ぞろいですよ。
この映画に出てたアレックス役のアレクサンダー・ゴドノフっていう金髪のドイツ人俳優。「ダイ・ハード」ではテロリストの一人で出てましたよね?確か亡くなってますよね?
いい俳優だったなぁ。
ありがとうございます。
私もこのころの作品はよく観ていたこともあって好きなものが多いですね。
ほかには「ビッグ」「スプラッシュ」なども好きです。
そっか、あの金髪さん「ダイハード」では執念深い犯人の一人でしたか。どこかで観たような気はしていたのですが、あまりに雰囲気が違っていたので判りませんでした。
残念な人を…。なむなむ。(_ _)