2006年(FINAL DESTINATION3) 製作国:アメリカ 監督:ジェームズ・ウォン 製作:クレイグ・ペリー 製作総指揮:リチャード・ブレナー 脚本:ジェームズ・ウォン 撮影:ロバート・マクラクラン amazon.co.jpで詳細を見る。 |
マッキンレー高校、卒業生の夜、遊園地で遊びまわる学生を卒業アルバムに使うために、デジカメで写真をとるウェンディー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、恋人のジェイ、友人のキャリー、その恋人のケヴィン(ライアン・メリマン)らと一緒に9:15発のジェットコースターに乗ることにしました。
しかし乗る前からいやな予感が脳裏を駆け巡っていたためか、彼女は出発直前、ロースターが脱線してしまい、全員死んでしまうという白昼夢を見てしまいます。
叫びを上げるウェンディーに、彼女を含む学生たち8人が降りてしまいます。
しかしジェイとキャリーはそのまま乗り…事故は起こってしまいます。
さらに事故を免れた学生たちが次々と怪奇な死を迎えるに至り、ケヴィンは6年前に同じように180便の飛行機事故と同じようだと言います。
ウェンディーもまた自分のとった写真に、事故の予兆ともいえるヒントが隠されていることを知ります。
しかしそれを欺くかのように、座席順に死んでいく学生たち…さらに自分たちの前に妹たちまで座っていたことを知ったウェンディーはなんとか死の手から逃れようとするのですが…。
2000年「ファイナル・デスティネーション」
2003年「ファイナル・デスティネーション2 デッド・コースター」
2006年「ファイナル・デスティネーション3 ファイナル・デッドコースター」
2009年「ファイナル・デスティネーション4 ファイナル・デッドサーキット」
2011年「ファイナル・デスティネーション5 ファイナル・デッドブリッジ」
風が吹けば桶屋が儲かる的死に方で、有名になった「ファイナル・ディスティネーション」の第3作目です。
目に見えない死神の手の込んだ殺害方法には目を剥きますが、それを予想し逃れるサスペンスが優れていた一作目に対し、2作目「デッドコースター」はアクション面では優れていたにも関わらず、予知が実はあまり役に立っておらず、違う方法で死ぬというどこかおかしく、アクションが好きな人には受け入れられたようですが、設定上かなり無理があった作品でした。
この本作ではどちらかというと1作目に戻った正統派ファイナル・ディスティネーションですが、アクション面に関しては少々手抜きで、死神もあまり手の込んだことをせず、早め早めの殺害方法で、ちょっとあっさりしすぎかな。
あまり謎らしきものもなかったのですが、今回のラストではおそらく…と二回予知夢があったのは評価すべきことだったかも知れません。
ファイナルと名はついていますが、別段まだまだ続きそうですね。
ちなみに1作目のファイナルはまた別の意味なので、作品が終了するという意味ではありません。
やはり続編モノはファーストを超えられないのかー。
【一言いいたいコーナー】
・ホントに妹が乗っていたのかとジェットコースターのシーンをスロー再生してみたのですが、確かにちらちらと映っています。しかも用意周到に座席の近くまでカメラがくると場面が変わったり、ほとんど移っていません。それでもちゃんと乗っていましたし、言い争いをしているときに降りています。ただなぜかフードをかぶっていて、確か地上ではそういう服装ではなかったのですが、そりゃないよ、みたいな演出ですね。(- -;
・エリンがウェンディーにお前が死んでいれば順番が変わって5人は助かった…と言っていましたがあの時点では6人では?ホントは8人ですけど。(^^;
・前作「デッドコースター」で生き残ったキンバリーはとんでもない死に方をしたようで…なむなむ。って全然生き残れないじゃん、この映画!
肉球シネマブログ(アニーさん)の「【 ファイナル・デッドコースター 】」
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「ファイナルデッドコースター」
こわいものみたさ(とら次郎さん)の「ファイナル・デッドコースター」
【関連する記事】
風邪がよくなったら、観るつもりです。今は、ちょっとしんどいかな。
なかなかしつこい!
死に様を見届けまする。
妙に暖かいので、風邪に気をつけて下さいね。
ああぁ、風邪ですか。大丈夫でしょうか。
私もちょうど引いていて、くらくらして大変です。
今年の風邪はひつこいですねぇ。
お大事に、早く治りますよーに。
またレビューが上がったらトラックバックさせていただきます。(_ _)
おお、ここにもファンが!
全作7、8人の対象者がいるので、死ぬわ、死ぬわですね。
それらの死に方は判ります。最後のドツッというのは…あれれ、記憶が。(- -;;
今回の日焼けサロンのシーンは長かったですね。
ああいうのりは1と同等ですね。あとはちょっと速かったですが。
これは続編を希望したいです。(^^;
あると思うのですが、ファイナルでは登場人物に緊張感が
感じ取れなくて、恐怖が今ひつとでした。
ほんと、予知とか、何の意味も無かったような。
分かってても、どうしよう無いみたいな、作りで
戦えよ!・・・タダで死ぬんじゃないよ・・と思ったり(汗)
トラバさせていただきます。
確かにあまり緊張感が…とくに主人公たちにその傾向がありましたね。
結局エリンが一番怖がっていたのかも知れませんね。
1では結構死神に立ち向かっていったところも見受けられたのですが、そういうものはありませんでしたね。
とにかくその状況さえ打破すればOKで、後は終わりって感じでした。(^^;
うーん、いけませんねぇ、これでラストとは。
トラックバックありがとうございました。
ほんと、あっさりしていましたねぇ。
抵抗も、ほとんどないし、予知も想像の域のようでした。
予知は、ジェットコースターに乗る前と電車の中だけでしたね。
ひたすら、流されていたような…。
コレは、前二作も観なくてはいけないわ〜。
ありゃりゃ、3作目から入ってしまいましたか。
やっぱり1作目から観ないと、すると3作目の人間たちがいかに軟弱であるのかが判るかも。(^^;
ただやっぱり1作目というのはインパクトがありますから、同じタイプのものは少し感覚が麻痺しているので、超えるのは難しいんですけどね。
もう少し「風が吹けば桶屋が」を長くして欲しかったような気がします。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。