2001年(MY SASSY GIRL) 製作国:韓国 監督:クァク・ジェヨン 製作:シン・チョル 原作:キム・ホシク 脚本:クァク・ジェヨン 撮影:キム・ソンボク amazon.co.jpで詳細を見る。 |
大学生のキョヌは、地下鉄で1人の女性に出会います。
かなりの泥酔状態だったのですが、年寄りに席を譲らない若者に対して啖呵を切り譲らせます。しかし彼女の酔いは酷く、なんと自分が座らせた老人の頭から嘔吐してしまいます(うっ)。
しかもなぜかキョヌを指差し「ダーリン」とつぶやいたまま大の字に…そのために老人から彼氏呼ばわりされ、そのままなし崩し的に彼女の面倒を見るハメに。
列車を降りたキョヌはそのままホームへ寝かせるわけにもいかず、近くのホテルに泊まることにしたのですが、風呂で汚れを落としている間に警察が入ってきてそのまま留置場に…人助けのはずが逆に酷い目にあって、打ちのめされたキョヌに、さらに追い討ちをかけるようなTELが…それは怒りと共に彼にさっさと来い、とばかりに一方的にかけてきた彼女からだったのです。
これをきっかけとして彼女との付き合いが始まりまるのでしたが、彼女はすぐに手が出る凶暴な性格で、なおかつ曲がったことは嫌いで、誰にでも駄目なことは駄目という女性だったのです。
そんな彼女に振り回されながらも、いつしか彼女に引かれている自分を知るキョヌ。そして彼女もまた…しかし彼女にはつらい過去が、そのため二人は…。
この映画、最初は凶暴な彼女の行動や、彼女に振り回されるキョヌの言動が面白くて観てしまうのですが、彼女にはある秘密があることが次第に判り、なぜキョヌを「ダーリン」と呼んだのか、そしてなぜキャヌに対しての物事にあれほど固執していたのかが判ります。
ぜひ最後まで観た後、もう一度観直すことをおすすめします。
真実を知った今、今度は違った目で見ることになるでしょう。
…とはいえ凶暴なのは性格なのかもしれません。(^^;
ラストが少しご都合主義なのですが、よくできたラブストーリーでした。
なんだか時々でてくる、彼女がつくった映画もZ級っぽくっていいですねぇ。
【一言いいたいコーナー】
・「あの木」のおじいさんのシーン…最初キョヌかと思いました。何年経ったんだ!って。地下鉄から伯母さまのシーンに変わった時…同じく彼女かと思いました。
何年経ったんだ!って。(^^;うーん。
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この映画はストーリーというよりも、主演の二人の魅力が見所でした。
そ、そうなのですか。(^^;
きっとそれを上回る魅力があったのに違いありませんが、なんだかんだ言っても、やっぱり男性は女性に対して何かしら許してしまうところがあったりして。
2人ともいい味出していましたねぇ。
これはオススメの1本です。