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2007年02月13日

ブラック・マスク

人間にとってもっとも大事な「感覚」を探すこと…。

ブラック・マスク1996年(黒侠)
製作国:香港
監督:ダニエル・リー
製作:ツイ・ハーク
脚本:ツイ・ハーク
撮影:トニー・チャン
音楽:テディ・ロビン

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ストーリー
ある北方の某国の政府は701部隊を結成、兵士に痛感神経を取り除く手術を施し、痛みを感じない最強の兵士が誕生しました。しかし政府は彼らの能力に恐れをいだき、この実験は失敗として彼らの抹殺を命じました。
その抹殺作戦から逃れた兵士の1人に、黒侠(ブラック・マスク)という男がいました。

香港…図書館員のチョイ[黒侠](ジェット・リー)は、感覚を取り戻すための方法を探していました。彼にとってこの図書館は人に接することも少なく、知識も身に付くうってつけの場所だったのです。
館長や所員のトレーシー(カレン・モク)からは「マジメ君」と呼ばれ読書オタクとして通っていました。
彼の友人はシェク警部(ラウ・チンワン)、シェクは通称石頭と呼ばれるほどの堅物でしたが、チョイの過去を聞こうともせず、将棋仲間として付きあっていました。
しかしシェクは、何をされても感情を現さないチョイに対して、心配のあまりいらだちすら感じていましたが、それでも彼のことを考えて接してくれていました。

そんな時、香港のマフィアたちが100人も殺される事件が発生しました。1人だけ生き残ったコンは胸を切り裂かれ、その中に爆薬を封じ込められてしまいます。偶然にもそのことを知ったチョイは、シェクに爆薬の解除方法を電話で伝えますが、時すでに遅く病院は爆発してしまいます。
なんとか負傷レベルで生き残ったシェクは、チョイにどうして爆薬のことを知っていたのか詰め寄りますが、チョイは笑ってごまかすばかり。

マフィア最後の生き残りカウ(アンソニー・ウォン)のところに向かったシェクたち香港警察は、カウを犯人だとしてあげようとしましたが、驚いたことにカウから助けてくれと依頼をされてしまいます。なぜ警察がお前の命を守らなければならないのだと怒るシェク。
その時、階下で爆発が起こりました。次いで壁をぶち破り謎の一団の襲撃が…撃たれても平気で行動をしているその連中は!
そこに現れたのは黒ずくめ、黒いマスクをした拳法使いでした。彼は強力な敵と互角以上に戦い、1人、また1人と倒して行きます。
黒マスクの男ブラック・マスクは、襲撃者が701部隊の生き残りであり、その中に彼の教え子の1人ユーラン(フランソワーズ・イップ)がいることに気付くのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメジェット・リーとしては珍しい仮面のヒーローモノです。
いつもはすでに強い彼ですが、この作品ではマジメな図書館員という表の顔があり、裏ではブラック・マスクで活躍するという、一種の変身ヒーローものの王道をいっている作品なのです。
こういうヒーローものは大好きな上に、アクションシーンもワイヤーアクション炸裂で、ジェット・リーならではの凄いアクションが目白押し…どころか敵が無痛なので止めを刺すまでが大変なので、少々エグいシーンも多いですね(無痛なだけで不死身ではありませんから)。

図書館員のトレーシーとのボケとシェク警部とのコンビはなかなか味があって、シリアスの部分にほっとして面白い一面をみせてくれます。
大好きな作品なのですが、世間での評価は少々低いようですねぇ、残念です。

【一言いいたいコーナー】
・設定などはなんだか「ユニバーサル・ソルジャー」みたいな感じですね。
Number348・仮面には線が入っていてそれがダンボール!に見えてしまいます。手作りには違いないと思いますが…。(^^;
 
posted by 白くじら at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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