![]() 製作国:アメリカ 監督:エリック・ダーネル、トム・マクグラス 製作:ミレーユ・ソリア、テレサ・チェン 脚本:マーク・バートン&ビリー・フロリック、エリック・ダーネル&トム・マクグラス 音楽:ハンス・ジマー amazon.co.jpで詳細を見る。 |

場所はアメリカ、ニューヨークの動物園。
人気者のライオン、アレックス(声:ベン・スティラー(玉木宏))、シマウマのマーティ(声:クリス・ロック(柳沢慎吾))たちは、今日も子供たちに大サービスをしていました。そんな中、動物園を脱走し南極へ行こうとしていたペンギンズ(声:トム・マクグラス、クリストファー・ナイツ、クリス・ミラー(アンタッチャブル))がマーティのエリアに顔を出しました。
彼らが野生の世界へ向かおうとしていることを知ったマーティは、自分も一度行ってみたいと考えるのでした。
その夜、10歳の誕生日をアレックス、カバのグロリア(声:ジェイダ・ピンケット・スミス(高島礼子))、キリンのメルマン(声:デイヴィッド・シュウィンマー(岡田義徳))たちに祝ってもらったマーティは、願いどおりこっそりと野生の世界へ行くために、グランド・セントラル駅に向かいます。
それを知ったアレックスたちによって、マーティは駅で捕まえられますが、野生動物が逃げたために駅中が大混乱。結局彼らは麻酔銃で撃たれ眠らされるのでした。
この原因は彼らのストレスにあると診断され、人間たちはアレックスたちをアフリカへ送り返そうとしました。そうとは知らないアレックスは別の動物園に移されると大騒ぎ。そんな騒ぎをよそに、船はペンギンズの手に落ち、暴れていたアレックスたちは箱に入ったまま海へ落ちてしまうのでした。
やがて彼らがたどり着いたのは何処とも知れない島(マダガスカル)、都会の生活しか知らなかった彼らにとってここは野生の厳しさを知る驚くべき世界でした。そして今、エサにありつけないマレックスに、野生の血が目覚め始めようとしていました。

2005年「マダガスカル」
2005年「マダガスカル ペンギン大作戦」


2匹ともずっと動物園で暮らしていたために仲良しで、ライオンがシマウマを食べるという図式すら存在しません。
アレックスはこの生活が気に入っており、人間たちも気に入っています。食事といえば人間が用意するステーキ、なんと骨を残しています。(^^;
一方のマーティはここの生活が気に入ってはいるものの、野生の世界にも憧れています。
ひょんなことからマダガスカルに流れ着いた彼らは、原因のもつれから喧嘩をしたりもしますが、元々が仲のよい連中、やがてその絆は修復されますが、それを断ち切るように野生の血が目覚め始めます。
ステーキ肉しか食べないアレックスは空腹のあまり、島に住んでいるキツネザルがステーキ肉に見えるように、そしてマーティまでもが…この描写は実際にポムポムとステーキ肉がホントに出てくるので、爆笑してしまうのですが、実際には野生の恐ろしさをも感じられるシーンです。
仲間を食べたくないアレックスはただ独り、肉食動物が住むフォッサの地へと姿を消して行きます。この辺りの演出はとてもよかったです。
ただ、そこからの立ち直りの理由付けが、ちょっと軽かったのが残念でしたね。
しかし「シュレック」と同じく「野生のエルザ」「キャスト・アウェイ」などにオマージュをささげているようなシーンも数多くあり、4匹のボケとツッコミに相まって、最後までしっかりと笑わせてくれる作品で、オススメの一本でした。
【一言いいたいコーナー】
・ここで登場するテロリストのペンギンズ。彼らはテキパキと軍隊のように行動し、人間と言えども彼らの敵ではありません。彼らの活躍には眼を見張るばかりです。凄い…と劇場で観たときには思ったものですが、彼らを主人公とした短編アニメもあります。うーん、なんとも納得です。
・キツネザルの中でもすぐに食料にされそうになる可愛いモート…しかし彼(?)は37歳という裏設定があるとか。(!_!)
・それにしても「野生のエルザ」にオマージュをささげながら、このラストは笑わせてくれます。


☆☆Ordinary World☆☆(ラルフさん)の「マダガスカル!」

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私のブログにご訪問ありがとうございました〜!
アニーさんの所で、私のおバカっぷりは十分
わかって頂いてるとは思いますが、
今後とも、よろしくお願いしますね〜♪
レビュー、素晴らしいですね〜!
私はたかがアニメと、面白かった、ぐらいしか書けてなかったけど、
次回からもっと深い目で観るようにします!
はい、アニーさんのところでは、楽しいコメントをよく拝見しております。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
私のレビューも結構好き勝手に書いてますから、あとで手直ししたくなることが度々あります。(^^; 日々精進ですね。
文章って難しいです。
トラックバックありがとうございます。