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2007年03月06日

シリーズ7

ザ・コンテンダーズ…それは無作為に選ばれた戦士たちのバトル。

SERIES 72000年(SERIES 7:THE CONTENDERS)
製作国:アメリカ
監督:ダニエル・ミナハン
製作:ジェイソン・クリオット
脚本:ダニエル・ミナハン
撮影:ランディ・ドラモンド
編集:マルコム・ジェイミソン

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ストーリー
コンビニエンスストアで、妊婦がレジで清算していた男性を射殺しました。立ち去ろうとする妊婦に「こ、これはどうするんだ」と声をかけた定員に返ってきたセリフは「スタッフが片付ける!」。
そう、これは「ザ・コンテンダーズ」という全米で高視聴率のTV番組だったのです。しかし芝居ではありません。市民番号を公開抽選し、選ばれた6人の市民が殺し合いをするのです。
先ほどの妊婦は前週チャンピオンに輝き、今回もコンビニでの射殺でチャンピオンとなったドーン。

そして今、第7回目である「シリーズ7」が始まろうとしていました。
選ばれた戦士はチャンピオンのドーン(今回勝つと自由の身になれるらしい)、ERの看護婦コニー、人間嫌いな怒りんぼうの老人フランクリン、いまいち家族とうまくいっていないトニー、ごく普通の娘リンジー、そしてドーンの元彼ジェフリーの6人。
彼らはGPSを持ち、番組用小型マイク装着し、番組から一丁の銃を与えられます。また番組のためにトイレ以外はカメラマンが1人常に一緒でした。こうして彼らは戦場、といっても普通の一般市民の住む場で戦いを繰り広げるのでした。

映画レビュー
とほっ…面白いのはこの映画、最初から最後まであくまでも「ザ・コンデンダーズ」の番組の放送として作っていることでしょうか。コマーシャルはないものの一定時間で次回の予告、各登場人物のインタビューなどもあります。
今までもこういうスタンスの映画はアーノルドさんの「バルトランナー」「バトル・ロワイアル」などがありますが、両方ともTV番組にはされつつも、登場人物たちは不条理な状況に驚き、怒り、涙するシーンが見せ場になっているためにこちらも感情移入もできるのですが、これは違います。
当選しても驚くこともなく、相手を倒すために装備を整えたり、インタビューでも俺がチャンビオンになるぜ…ときます。
演出的には面白いのですが、ちょっと観ていて嫌なタイプの映画でした。残念。

面白い演出としては、カメラマンがいるために夜のシーンでライトがつきます。

「…ちょっとライト消してくれない?」
「でも映らなくなるから」
「じゃ、あんたが先に入りなさいよ」

パチッ!

ほかにも追いかけて行ってカメラマンにぶつかったり、狙いの軸線上にカメラマンがいて撃てなかったりしてドーンが怒るところは面白かったです。それにしても彼女は2度のチャンピオンになったためか、カメラマンをあごで使ったり、そのほかの人に対する性格悪すぎかと…おかげでラストがどうにもしっくりきませんでした。
ホントのラストもあの現実世界ではちょっとありえそうにもない感じで…うーん、どうでしょうねぇ。
Number365私は「シリーズ8」は観ないですねぇ。
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posted by 白くじら at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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