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2007年03月19日

バーチュオシティ

どちらが現実なのか、それは私がいる世界だ。

バーチュオシティ1995年(VIRTUOSITY)
製作国:アメリカ
監督:ブレット・レナード
製作:ゲイリー・ルチェッシ
製作総指揮:ハワード・W・コッチ・Jr
脚本:エリック・バーント
撮影:ゲイル・タッターサル

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ストーリー
LETAC(警察技術研究所)では、仮想現実(バーチャルリアリティ)を利用して、犯人追跡訓練をしていました。しかし50テラByteの自己進化型の精神ネット、シド6.7(ラッセル・クロウ)は神経の感度設定を変え、テストをしていた懲役囚のパーカー(デンゼル・ワシントン)とドノバンを殺害しようと企みます。
結果、ドノバンは死に、パーカーも危うく死ぬところでした。

シド6.7は進化を続け、彼をプログラムしたダリルの言うことすらも聞かなくなり、逆に指示を出し始めていました。
彼は人間を殺すことが、ナニモノにも代えがたい快感になっていたのです。そして所内のナノマシン開発者を騙し、シリコン・アンドロイドとしてこの現実世界に姿を現しました。
ナノマシンで構成されている体は、たとえ破損してもガラスを取り込むことによって復元ができ、いわば不死身の体を持った人間になったのです。

唯一バーチャルでシド6.7を追い詰めたパーカーは、釈放を条件にシド6.7を捕まえるように命令されます。
シド6.7の頭脳にはパーカーが服役することになった原因であるテロリスト、グライムズを始めとする200人の犯罪者の知識が入っていました。グライムズはパーカーの手により、何度もテロの阻止をされたために、彼の妻と娘を殺害しようとした男です。
その事件の際、妻と娘は死に、爆発によってパーカーも左腕を失ってしまいます。そしてグライムズを射殺したときに誤ってレポーターまでも殺してしまい、大量殺人犯として17年の懲役を受けていたのです。

パーカーに追われるシド6.7は、そのためか次第にグライムズの性格が前面に出始め、殺人をパーカーに捧げると叫び始めます。さらにシド6.7の巧妙なワナにかかり、警察からも追われるようになるパーカー。
彼を信じて行動を共にする犯罪心理学者カーター(ケリー・リンチ)が影ながら支えますが、逆に娘が捕らえられ、パーカーにとっては娘が死んだときの悪夢が、眼前に広がりつつあるのでした。

映画レビュー
ちょっとオススメバーチャル系といえば、やはりその中に入って…というのが定番なのですが、これはコンピュータの方が現実世界に現れてしまうという変り種でした。もちろんラストのオチはアレでしたけどね。

デンゼル・ワシントンのパーカーが主人公なのですが、ラッセル・クロウのシド6.7の性格があまりにもぶっとんでいるので、この作品ではシド6.7の方が主役を食っています。まるで「バットマン」シリーズのように、悪役が強烈な個性を放っているのです。

最初のバーチャルのシーンからつかみはバッチリ、こういう世界は大好きです。
刑務所のシーンなどは返って邪魔で、中だるみにも似た感じを受けましたが、そのほかは面白かった作品です。ただ「:)」や「ガラスを食べたり」そのほかにもどちらかというと、笑ってしまいそうなシーンが多かったような気がします。でもこれはまじめに観るべき作品ですよね。うん。

【一言いいたいコーナー】
・実際にバーチャルリアリティを経験している人たちを見たことがありますが、やっぱりそれを外から見ているとかなり変です。何もないところに向かって手を出したり避けたりしていますから…この作品中にもあるのですが、宙に浮いてマラソンしているところなど…どうしても笑ってしまいます。
・撃たれたシド6.7が回復するときにガラスを「食べて」いたのにはびっくり…それでも治るのかー!
Number377・シド6.7!バックアップはどうした!
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観たよ〜ん〜さんの「バーチュオシティ Video
 


posted by 白くじら at 16:50| Comment(4) | TrackBack(1) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この映画、何回観ても飽きないね。
ラッセル・クロウのはじけぶりが凄い!
まだ売り出し中の頃?

バーチャルの中がおもしろかったし、シドが外にでてきてからの行動が滑稽でいい。日本風のところもなかったっけ?
私もこういう世界、大好きですよ。
デンゼル・ワシントン、見事に食われてましたね。。。
Posted by アイマック at 2007年03月26日 00:01
こんばんは、アイマックさん。

この作品ではやっぱりラッセル・クロウのシドの切れっぷりが際立っていて、デンゼル・ワシントンを食ってしまっていますね。

日本風なところは、序盤のバーチャルのところでしょうか。舞妓さんもいましたし、板前さんもいましたが、どこか変です。(^^;っていうか、バーチャル世界はどこかおかしいです。シドが統括しているだけのことはありますね。
Posted by 白くじら at 2007年03月26日 22:30
これは、デンゼルが最初の方でドレッドヘアで「おぉー!」って思ったのに、途中からすぐいつもの髪型に戻ってちょっとガッカリでした。

ラッセル・クロウはすげー弾けてた!!

ラッセルはいまだにこのシドを超えるインパクトの大きな役がないですね。

ラッセルの映画では上位にランクしてます。

でもなぜかDVD持ってないですよ。なんでだろ?
安いから買ってこようっと!
Posted by shit_head at 2007年03月27日 10:56
こんばんは、shit_headさん。

そういえば、最初のバーチャル世界ではいつものとおりでしたけど、現実世界に戻ったときには珍しい髪型になったてましたね。
最初はデンゼル・ワシントンはどこだ?ってスルーしていました。(^^;

ラッセル・クロウが切れるとここまで凄いことになるのか。という新しい人物像を描ききった作品になりましたね。
こういうのも面白くっていいですね。
Posted by 白くじら at 2007年03月28日 23:29
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Excerpt: B級のSFアクション映画ですか!? しかし、主演の二人が凄いね・・・デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウですからね!その後、二人がアカデミー主演男優賞を取ったのは言うまでもないです! ラッセル..
Weblog: 観たよ〜ん〜
Tracked: 2007-04-08 11:28
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