![]() 製作国:アメリカ 監督:ジョン・G・アヴィルドセン 製作:ジェリー・ワイントローブ 製作総指揮:シェルドン・シュレイジャー 脚本:ロバート・マーク・ケイメン 撮影:スティーヴン・ヤコネリ 音楽:ビル・コンティ amazon.co.jpで詳細を見る。 |

沖縄から帰ってきたミヤギさん(ノリユキ・パット・モリタ)とダニエルさん(ラルフ・マッチオ)を待っていたのは、アパート売却という現実でした。
やむなく外に出たミヤギさんに、ダニエルさんは大学進学のお金を使った盆栽SHOPを開いてあげることにします。
陶器屋のジェシカ(ロビン・ライヴリー)ともいい関係になりそうなダニラルさんは、にこにこ顔です。
一方、あの戦いの後、すっかり寂れてしまったコブラ会はというと、9ヵ月間も生徒無し状態が続き、クリーズ(マーティン・コーヴ)はもともとのコブラ会の設立者であり、ベトナム時代の戦友でもあるダイナトックス社の社長テリー・シルバー(トーマス・イアン・グリフィス)の力を借り、ミヤギさんとダニエルさんに復讐を決意していました。
テリーはダニエルさんを次の少年カラテ選手権で倒そうと、カラテの反逆児と異名をもつマイク・バーンズ(ショーン・キャナン)を呼び寄せますが、ダニエルさんはミヤギさんの教えを守って出場を断るのでした。
執拗に嫌がらせをし出場を強要するマイクたち。
ついにダニエルさんは、みやぎさんの盆栽の木を守るために出場を決意するのでしたが、勝つためのカラテは教えられないというミヤギさん。そこへやってきたテリーは、身分を隠し彼に相手を倒すための技を教えるのでした。
しだいに生ける凶器と化していくダニエルさん!
大会はいったいどうなってしまうのでしょうか!

1984年「ベスト・キッド」
1986年「ベスト・キッド2」
1989年「ベスト・キッド3 最後の挑戦」
1994年「ベスト・キッド4」


まずは問題(?)のダニエルさんの女性関係ですが、前回の沖縄での彼女クミコさんは出てきません。アメリカに来てダンス教室に行くと言っていたのですが、東京の学校に行くようにしたようです。愕然のダニエルさんは、今度は彼氏がいると言っているのにジェシカさんに近づこうとするのでした。(^^;
まぁ、それはとりあえず置いておきましょう。
今回の敵は再びコブラ会です。ただジョニーは1作目でも改心していたようですし問題はありません。クリーズも2作目の最初でミヤギさんに戒められていたのに、相変わらずの卑怯振りです。彼には何の勉強にもなっていないようです。
さらにその上に登場してきたのが、クリーズの戦友であるというテリー・シルバーです。邪悪な極致にいるように人です。
彼がダニエルさんに技を教えていたのが、どういう理由なのかイマイチ判りませんでした。
ミヤギさんとの仲を裂こうとしていたのか、修行によって体をボロボロにしたかったのか…そもそもあの技はコブラ会では普通なのかもしれないので、強くなるだけ彼らにとっては脅威になりそうですし、ひょっとしてジョニーの後釜にすえようとしていたのでしょうか。
強くしてからマイクに倒させて、ふふふっとでも言いたかったのでしょうか。(- -;
この戦いでダニエルさのお話は終わるのですが、それにしては卑怯者連中がそのまま反省もせずのうのうとしているのには驚きました。なんとか決着を付けて欲しかったですね。
今回のミヤギさんの言葉、盆栽に例えて言っていましたが「根がしっかりしていれば大丈夫」はそのほかの事柄や人間にも言える、いい言葉でしたね。
【一言いいたいコーナー】
・マイク・バーンズたち、ダニエルさんに大会に出ろと申込書を持って迫るのにはちょっと笑ってしまいます。その場で戦うのではなく大会で、というまじめ振りと不良さにあまりにもギャップが。(^^;
・クリーズとテリー、かなり強くてさすがにダニエルさんでは相手になりませんが、逆にミヤギさんには手も足も出ません。ミヤギさんに倒されても、あくまでも不敵に笑い脅す二人…しかしもはや恐怖感はなく、なに?この連中。って感じにしかならないのには参っちゃいますが、このあくまでも悪に徹するのはお見事、なのかも。


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