![]() 製作国:イギリス 監督:ピーター・ロード、ニック・パーク 製作:ピーター・ロード、ニック・パーク、デヴィッド・スプロクストン amazon.co.jpで詳細を見る。 |

ここはイギリスにあるトゥイーディー養鶏場。
主人のトゥイーディーと番犬の見回りの隙をついて、ニワトリたちが柵の下を掘り始めました。脱走です!しかし破天荒にのんきなニワトリたちのせいで発見され、首謀鶏は捕まり独房に…首謀鶏の名前はジンジャー。ニワトリたちを先導していろいろな作戦を立てては脱出を敢行している雌ニワトリです。
この養鶏場ではタマゴを生まないニワトリは「お休みをとる」ことになる恐怖の場所でした。そこから逃げるためには…何度も、何度も、何度も…しかし、とうとう疲れきって空を見上げたとき、救世主が現れたのです。
それは空を飛んでいる雄ニワトリでした。
彼は風見鶏にぶつかって養鶏場に落ちてきました。
彼はアメリカニワトリのロッキー、サーカスから逃げてきたニワトリでした。
ジンジャーは彼をかくまう代わりに、空の飛び方を教えてくれるように頼みます。空さえ飛べれば柵を飛び越え、あの丘の向こうに飛んでいける。そこにはきっと…こうしてロッキーの指導の元、ニワトリたちの過酷な訓練が始まりました。
一方、収益の上がらない養鶏場では、ミセス・トゥイーディーが広告で見たチキンパイの機械を購入。日々、トゥイーディー家では組み立てが始まりました。
ジンジャーたちにとっても、あれが今までにない何か恐ろしいことになることは容易に気づきました。しかし彼女たちはまだまったく空を飛べません。
しかも絶体絶命の中、ロッキーがとった行動は!


クレイアニメらしいつぶれたシーンや飛びちりのシーンなど、普段普通の映画を観慣れていると、目を見張るシーンも多いですが、彼らの表情がしっかりと描かれているシーンがやっぱり凄いですね。
チキンパイマシンの動きとパイを作る過程は圧巻です。
ニワトリにとっては怖いシーンもありますが面白い作品でした。やっぱり脱走モノって面白い。
【一言いいたいコーナー】
・ジンジャー、腕の力が実は…でもここは笑うシーンだ。
・ニワトリたちは…ホントにもう能天気でした。(^^)ジンジャーの苦労はもう大変でしょう。
・ニワトリといえばタマゴとニワトリどっちが先?というのが有名ですが、この映画でもネズミたちがラストからエンドロールの最後まで議論していますのでお見逃しなく。


Director's Chair(豆酢さん)の「「チキン・ラン」―ニック・パーク2」

DVDレンタルサービス ぽすれんの「チキンラン」
えっ?こんな話だっけ?
え〜クレイもん?
画像が出てないんで、すっかり「チキンリトル」と勘違い!
( ̄▽ ̄;)
チキンランは、見ようと思ってたんですが、すっかり忘れてしまってました。
アニメコーナーもうろつかねば!忘れますわ。
ニック・パーク監督のクレイが大好きで、「ウォレスとグルミット」第1作からファンです。
この作品は、マックイーンの「大脱走」にリスペクトを捧げたものですよね。
たぶんにダークな画面とちょい説教くさいプロットが(ギャグも不発気味)、パーク監督作の命であるスピード感を減速させてしまいました。それでもいかにも英国映画らしい雰囲気は健在で、結構お気に入りの作品になってます。
むむ、「チキンリトル」。
それはそれで、予想していたより面白かったですね。
あれ見たときにはメモしていなかったので、もう一度観直さないとレビューあげれないです。(- -;;
時にはこういうアニメーションも面白いですね。
これは確かニック・バーグ監督がドリームワークスと組んで作った作品でしたね。
結構クレイアニメーション特有の演出が爆発していましたが、確かに実際考えるにかなり暗いストーリーでした。
でも「大脱走」からのパロディには大笑いさせていただきました。
私もお気に入りの一品です。
トラックバックありがとうございました。
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