公開年 | 2009年 DOD SNO | |
制作国 | ノルウェー | |
監督 | トミー・ウィルコラ | |
原作 | ||
制作 | トーマス・エヴレン、ターレ・ストロームスタッド | |
制作総指揮 | ハラルド・ツヴェルト、エスペン・ホルン、マグニュ・エック、カイテル・オムベルグ | |
脚本 | スティッグ・フローデ・ヘンリクセン、トミー・ウィルコラ | |
撮影 | マシュー・ウェストン | |
音楽 | クリスティアン・ヴィーベ | |
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マルティン(ヴェガール・ホール)、クリス(ヤニ・スカヴラン)たちノルウェーの医学生8人は、雪山で楽しむべくロッジに向かっていました。7人は車で、そして運動好きのサラ独りだけが別行動でスキーをしつつロッジへ。
その夜…見知らぬ男(ビョルン・スンクエスト)がロッジに姿を現しました。
彼は、この土地が呪われた地がと言います。第二次世界大戦時、ナチス、ハルツォク大佐が率いるアインザック部隊300名は、軍拠点のオクスフィヨルドに住む村人たちの家を荒らし、悪行の限りを尽くしたのです。しかし村人たちの怒りが爆発しナチスたちは殺されまます。ハルツォク大佐を筆頭に多くのナチスは金品を持ってこの山へ逃げ込み、今なお生きているというのです。
当然のことながら信じない若者たちでしたが、謎な男はその夜何者かに惨殺されてしまうのでした。
次の日、今だ到着していないサラを案じたベガード(ラッシー・ヴァルダル)は一人スノーモービルで探しに行きます。残されたアーランド(ヤップ・ベック・ラウセン)たちは遊んでいるうちに財宝を発見し、それがきっかけだったのか突如ゾンビたちの襲撃を受けるのでした。
ノルウェー産とは珍しい作品でしたので借りてみましたが、なんとも久しぶりな血達磨作品を鑑賞することになってしまいました。
ストーリーは突っ込みどころ満載なところがあって、ナチスのお宝(実際には村人のですけど)を奪ったから襲ってきたのではなく、その前からどんどこと襲ってきていますし(DVD説明文間違ってるし、予告もお宝を奪った瞬間ってなってるじゃん!)、お約束の携帯は30分前からつながらないといいつつ話をしていたり、謎のオッチャン一体なんじゃらほい…とかなかとか。
しかし!ナチスゾンビとの戦いはかなりいっちゃってますね。もう全員血しぶきを浴びて真っ赤、特に顔の滴る鮮血が凄いです。いろいろな倒し方、倒され方があるのも見ていて飽きないところですが、この「ちょっとオススメ」はあくまでもそういう人に対してです。流血耐性のない方はやめておきましょう。(^^;
なお、この作品はコメディとして鑑賞してください。ははは。
【ここがいい!】
・ほっとした後にさらに続く、みなさんしぶとくていいです。
・最初は夜のシーンでよく解らないところもあったのですが、中盤辺りから昼までの戦いとなり、白い雪山と鮮血との対比が鮮やかでした。これは最初のシーンでもそうなのですが、雪山が非常に美しいんですよね。
・医学生なのに血が苦手なマルティンでしたが、彼の成長ぶりはなかなかよかったです。
【ここは問題かな?】
・ラストのオチはよくあるものですがやっぱり面白い。ただ、最初から活動しているゾンビに対しては「別に関係ないじゃん」というような気もしますけど。特別なお宝だったのかもしれません。ちなみに、見かけ上お宝がしょぼいです。
・火炎瓶の自爆はコメディとはいえ、あまりにもお粗末です。
【一言いいたいコーナー】
・戦っている人には声をかけてから近づこう!!本当!
・腸が強靭すぎるような。(^^; それにしても予告で「雪山は臓物(はらわた)の薫り…」というのもうなづける作品ですね。
・どっちかというと村人たちがナチスを恨んで…の方が強いような気がしますけど。
・映画好きの男アーランドのTシャツが「ブレインデッド」です。
・ロッジで皆が遊んでいたのは「ツイスター」です。懐かしいですねぇ、異性同士だと妙に盛り上がります。
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ご無沙汰しております。
これ観ましたよ〜。意外や白昼の描写が多くて、ゾンビや血飛沫が
鮮明に映されているので驚いた記憶があります(笑)。
結構な美人さんが山小屋のトイレに頭からダイブして、後から
這い上がってきたと思うのですが、ハリウッドじゃこういう設定
はしないよな・・・と変に感心した記憶もあります(笑;)
(記憶違いならごめんなさい)
ノルウェー産のホラーだと「トロールハンター」も面白かったです。
こういうファンタステッィク系は、お隣フィンランドも最近
熱い気がしますので、これからは北欧の時代に突入なのかも
しれませんね。
ガッツリ応援いきます凸♪
お久しぶりでございます。(^^)/
おおー、観ましたか!
そうそう、序盤は夜のシーンがあってわかりにくかったのですが、他は昼の雪山でのシーンばかりで血しぶきが鮮明と言う…私も驚きました。
トイレには引き込まれたので頭からではなかったかもしれませんが、まぁ、トイレに落ちてしまうのはありえないシーンですね。(^^;
トロール・ハンターは気になっている作品でした。
よさそうなので今度借りてみますね。もう7泊になっているでしょう。
応援ありがとうございました!!はっ、私もいっときます。
ある種、白昼堂々のゾンビが
新鮮さがありました
「よみがえれ!」なんてしゃべっちゃうしー。
雪山からとめどなく現われる彼らには絶望も!
後半付近からの反撃からラストはよかったです
ですよね!
明るく、しかも白銀の世界で、これほどの流血シーンを演出するとは凄かったです。
ラスト近くの反撃はよかったですね。
もう必死、必死。絶望感がひしひしと伝わってきました。
トラックバックありがとうございました。
コメント&TBありがとうございました。
そうです。
必死に戦っている人間の後ろから声を掛けちゃ駄目なんです(笑)
グチャドロな戦いっぷりが最高でした。
苦手な人は眉間にしわを寄せちゃうでしょうけど、私みたいなグロ好きとしてはテンション上がります。
コメディ加減も良い具合に活きていて度々笑わせてもらいました。
ゾンビ映画は腐るほどありますけど、監督が有能だとしっかりとしたゾンビ作品が出来るという見本ではありました。
遠くから「だいじょーぶー」と声をかけないと、あれだけの剣幕で戦っているときにコッソリと近づくのは自殺行為ですね。(>_<)
いやー、もう凄い戦いでした。
確かに苦手な人にはとても無理ですが…ふと気が付いたら内臓喰われてたなんてゾッとします。
ゾンビながらに腐るほどありますね。(^^;
なかなか、凄い映画には出逢えませんけど。(>_<)
トラックバックもありがとうございました。