公開年 | 2011年 Piranhaconda | |
制作国 | アメリカ | |
監督 | ジム・ウィノースキー | |
原案 | ||
制作 | ロジャー・コーマン、スティーヴ・ゴールデンバーグ | |
制作総指揮 | ||
脚本 | マイク・マクレーン、J・ブラッド・ウィルク | |
撮影 | アンドリュー・V・ロソト | |
音楽 | アル・カプラン、ジョン・カプラン | |
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ハワイ…ハワイ大学の爬虫類学者のラブグローブ教授(マイケル・マドセン)は、20年も前から探していた生物の卵を発見します。しかし突如として現れたピラナコンダにインタビュアーとカメラマンは食われ乗ってきたヘリも破壊されるのでした。
一方、低予算でB級映画を撮影に来ていたロケ隊は、主演のキミー・ウエストン(シャンディ・フィネッセー)の下手さと我儘ぶりに監督とお付のローズ(テリー・イヴェンス)、そして男優でありスタントマンのジャック(ロバート・リブ・ヒリス)が振り回されっぱなし。そんな彼らにもピラナコンダの魔の手は伸び、また一人、また一人と餌食になっていきます。
唯一生態を知っている教授は、逃げる途中、武装集団に身代金目当てに捕まるのでしたが…。
ポリネシアの伝説に出てくる「川の悪魔」という設定ですが、教授によると突然変異らしく、折角のピラニアとアナコンダの関係も希薄というかないも同然でした。
ピラナコンダ自体の造形は結構いいと思うのですが、いろいろな要素を盛り込み過ぎでストーリーは破綻してます。まぁ、教授の身勝手さ、食べられまくり、まだまだいるぞー的なお決まりのオチは入っているので退屈はしないかもしれません。(^^)
【ここがいい!】
・突然変異で意味が解りませんが、ピラナコンダの動きはよかったです。残念なことに丸食い一辺倒なのと、血煙のようなもので殺戮が誤魔化されている事が残念ですね。
・あくまでも卵優先な教授は、この手の作品では必須です。
・B級映画の中で打ち切りになるくらいのB級映画を撮影しているという設定は面白い。
【ここは問題かな?】
・15年前に父親が死んでからピラナコンダの謎を追いかけていたと思ったのですが、途中で20年前とか言ってました。そもそも突然変異が20年前?
・驚異的な治癒効果のある幽霊蘭の話が登場しますし、数十年に1度しか咲かないはずなのに、「偶然」にも「道端」で咲いているのに遭遇したり、結構説明があったにも関わらずそこだけの存在でまったく伏線でもなんでもありません。なんだろう…いったいこの心の沈みようは。
・卵を追いかけているはずなのに、序盤は教授ではなくヘリを襲ったのは何?
・オチはあるものの、状況ほったらかしすぎ。
【一言いいたいコーナー】
・卵が分泌する緑の液体の意味は?(@@)
・主演がマイケル・マドセンとレイチェル・ハンターといろいろなところで書かれていますが、2人とも「出演」ですね。まぁ教授はそこそこ出てきますが、武装集団のボスの女は…正直チョイ役でしょう。(^^;
・ちなみにレイチェル・ハンターさん、火線が上過ぎで当たってないですよ。
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アナコンダ、ピラニア、サメ、ワニ、まだまだ動物パニックものは元気があるみたいですね。
私はジェニファー・ロペスの「アナコンダ」で既にお腹がいっぱいでした。あ、巨大ピラニアが宙を飛ぶみたいなヤツも観ました(笑;)。
これ監督がジム・ウィノースキーなんですね。低予算B級命!みたいなお方でしたが、本作も白くじら様の記事からして、うんやっぱり!と思うのでした(笑)。
でも、どんな超A級作品よりも、こういうB級(胡散臭そうな)作品に目がいってしまいますね〜。
ガッツリ応援いきますよ♪凸
B級の世界ではパニックものはまだまだパワフルみたいですね。
それとゾンビモノも。(^^)
「アナコンダ」はよかったですねぇ。2以降はどんどん変になって行きましたけど。
巨大ピラニアですか!メガピラニアとかいうのがあったような。これも観ないといけないですかね。
今回のピラナコンダの造形は結構いいと思いますが、殺しが1パターンなのがちょっと残念なところです。獲物はいっぱいいたのにもったいない。
私もB級の方が好きですねぇ。意外性では群を抜いてますね。
応援ありがとうございました!