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2007年03月28日

オーメン666

第1の天使がラッパを吹くと、風と雨が地上に投げ入れられた。

オーメン6662006年(THE OMEN)
製作国:アメリカ
監督:ジョン・ムーア
製作:ジョン・ムーア
製作総指揮:ジェフリー・ストット
脚本:デヴィッド・セルツァー
撮影:ジョナサン・セラ

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ストーリー
2001年6月…ローマ、バチカン天文台で3つの彗星が尾を引きながら飛来するのを目撃。
ヨハネ黙示録第8章7節が現実になったと考えました。
すなわち台風、洪水、戦争、そしてテロ事件など、一連の惨事は予言と一致すると。彗星の出現で不安は的中し、ハルマゲトンは間近であると考えられたのです。
その日、暗黒の王が生まれ、戦いが始まるのです。そう、魂の戦いが…。

6月6日…ローマの病院で1人の赤ん坊が息を引き取りました。
父親であるロバート・ソーン(リーブ・シュライバー)は、妻ケイトに黙ってスピレット神父が勧めるがままに、同時刻に生まれ、母親も死んでしまったという子供を自分の子供として育てることにしました。

3ヵ月後、邪悪なる事件がきっかけとも知らず、ロバートは34歳で最年少大使になりました。
そしてダミアン5歳の誕生日、うばが「ダミアン、あなたのために死ぬのよ」と言って首を吊って死んでしまいました。この事件をきっかけとして、ソーン家には不可思議な現象がたびたび起こるようになり、やがてケイトはダミアンが自分の子供ではないのでは?という思いにとらわれはじめるのでした。

一方、ロバートの前にはローマからやってきたブレナン神父が、ダミアンが悪魔の子であることを告げていました。
一笑にふすロバートでしたが、ブレナン神父は悲惨な死を遂げ、記者キース・ジェニングスのと共にダミアンの生い立ちを調べることにします。そこには恐るべき真実が隠されていたのです。

関連リンク
1976年「オーメン
1978年「オーメン2 ダミアン
1981年「オーメン3 最後の闘争」
2006年「オーメン666

映画レビュー
とほっ…オカルト映画の金字塔ともいえる「オーメン」のリメイク版です。
これほどの名作をなぜリメイクしなければならなかったのか、私には判りません。
しかも何か訴えたり、変えたりすることがあったのかと思えば、そういうものもなく、ほぼ完全に同じストーリーです。まさか、このまま2作目、3作目と登場するのでしょうか。
ひょっとして、2006年6月6日という6の数がつく日を公開日として上映すること、だけが目的だったのでしょうか。(- -; そうだとしても1976年版を再上映というのでもよかったとか。ってDVDも出ているしそれじゃお客が入らないかな。(^^;

しかも…最初からポカをやってくれています。
ダミアンが生まれる6月の時点において、ローマではヨハネ黙示録の第1の天使からの説明があり、それぞれその光景がでます。それは稲光であったり、1990年代の湾岸戦争、そしてあの史上最大の被害を出してしまった同時多発テロが…あれれ、同時多発テロは2001年の9月なんですが、まだそういう映像は存在していませんよ。
こういうことはリメイク版「ザ・フォッグ」でもあったのですが、年代を当時から現代に変えた結果、まだ存在もしていない携帯やパソコンなどを登場させ、その結果、時代考証がめちゃくちゃになってしまっているんですよね。
ちなみにダミアンがプレステぽいゲームをしていたのには笑いました。まぁ現代風ですが、なんとも拍子抜けのシーンでした。

さてオーメンといえばショッキングな殺害方法があったことでも有名ですが、リメイク版でも同じような方法で死んではいますが、前作の一瞬の死より長く、そして美しさがありました。
たとえば、教会のシーンでは、落ちてきた鉄棒がステンドグラスに砕き、きらめく刃となって一緒に落ちてきたり、記者キースの死に様といったら看板の大回転でものの見事に首ちょんでした(ただこれは演出的には凄かったものの、どちらかというと瞬間的に起きるのでなく、いくつかの偶然が重なって起こる、いわば「ファイナル・デスティネーション」的方法で、オーメンの殺害方法とはちょっと違うなーと思いました。子供時代の大使殺害も同じです)。

そして一番の問題点は音楽です。
映像的にはリメイク版でもいいところがあるのですが、音楽に関しては、もう一度耳にしたら呪いがかかりそうなくらい怖かったジェリー・ゴールドスミスの力には勝てませんでしたね。あの音楽なくしてはオーメンは完成しません。
あ、子供を育てたりしていたときの物悲しい音楽も好きです。

とか、いろいろと書いてしまいましたが、旧作がなくそのままの映画としてなら、そこそこいいところなのかも知れませんね。ということで、とほほーよりは1つ上にしておきました。
リメイク版はやっぱりどうしても比較してしまうのでつらいよね。

【一言いいたいコーナー】
・代わりの乳母として登場する、ベイロックを演じていたのがミア・ファローでした。この人はさすがうまいですね。
・三輪車をキックボードにして走るダミアン。たまたま当たったような感じの前作に比べて、まともに激突していませんか!?殺るきまんまんじゃない!
Number386・最初から怖いダミアン…うーん。もっとあどけなくしてくれー、だから怖いのに。
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ラベル:映画 DVD オカルト
posted by 白くじら at 23:15| Comment(16) | TrackBack(3) | オカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これね〜、観ようかなと思ったんですけど
いつでもええわ〜になっちゃった。
やっぱし「とほっ」?
とほほじゃない分、マシなんでしょうけど。
なんか、みなさんそうなのよね〜。
これでまた、観る機会が遠ざかっちゃった(笑)

旧作「オーメン」は、怖かったです。
Posted by ちゃぴちゃぴ at 2007年03月29日 01:18
事件の話だよ♪
Posted by BlogPetのナイトメア at 2007年03月29日 13:38
こんばんは、ちゃぴちゃぴさん。

んー、そうですねぇ。
旧「オーメン」を観ていなければ、それなりに楽しめる作品ではないかなと思います。
しかし旧が気に入っている人がこの作品を観ると、かなり難しいところがあるのではないかと。

旧は音楽とのマッチで、かなりの恐怖感を煽っていたと思います。
それになんといっても、グレゴリー・ペックの重厚さでしょうか。
Posted by 白くじら at 2007年03月29日 23:18
いや、まあ、確かにこれは一つの事件ですよ、ナイトメア。
Posted by 白くじら at 2007年03月29日 23:19
なるほど、死にも美がありましたか〜。

古典オカルト系なんで、やはり俳優が重要ですよね〜。
オリジナルは、映像的にも、どんより暗い感じがしたし

あまりにも、描き方が同じで、どうもこうもでしたよね〜。チョットで良いから、変えて欲しかったのですが。
Posted by アニー at 2007年03月29日 23:21
(*^▽^)ノ コンバンワ♪
オカルト映画は宗教絡みで内容が深いですよね!
ホラーとはまたひと味違う…?
昔のオーメンは観ましたよ!
読ませて貰った限りでは、
昔の記憶のままのほうが良さそうですね〜
写真を撮る度に、影が写ってないか
確認してましたぁ〜@@@
Posted by ラルフ at 2007年03月30日 01:14
こんばんみ!

これは小僧が死ぬほど憎たらしくて、「はよ殺れー!はよ殺れー!」って応援できたのが新鮮な体験でした。(アホ)

カメラマンの首チョンパのシーンは名シーンだと思いました。あの首チョンパを観るだけでもこのリメイクには意義がありますよ。

あと、ミア・ファローですよね。最後のキレっぷりがたまらなかったです。その直後に死んだけど。(爆)
Posted by shit_head at 2007年03月30日 19:19
こんばんは、アニーさん。

ですねぇ、リメイクした意味があまりないのにも驚きです。もっともほかの作品もリメイクしたからといって、最近ではいいものはほとんどないようですが。(^^;
しかもこの旧作は、ほとんどケチの付けようがないほどでしたから…うーん。

映像的にはいいものがあったのに残念ですねぇ。
Posted by 白くじら at 2007年03月30日 23:03
こんばんは、ラルフさん。

この作品(旧の方ですが)のおかげで、ヨハネ黙示録とかが有名になってしまいましたね。
オカルトの中では「エクソシスト」に次いで有名でしょうか。

あの写真は、心霊写真なのでしょけど、当時、私もラルフさんと同じく、自分の写真にも変な影が映らないように願ったものです。(^^; 怖い、怖い。
Posted by 白くじら at 2007年03月30日 23:06
こんばんは、shit_headさん。

あはは、そうですね。
昔はあどけない子供だったのに、今回は最初からかなり邪悪な顔つきをしていましたね。
これでは最初から自分は悪魔の子です。って言っているような感じです。(^^;

首チョンパのシーンは凄かったですね。
そこまでがほぼ同じ殺され方だったので、こうくるとは思っていませんでした。怖いですねぇ。

ミア・ファローはよかったです。
しかもシツコイ!しかし大使の車激突も、もう問答無用の切れ方でした。こういうところはよかったです。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2007年03月30日 23:12
白くじらさんこんばんは!

このリメイクはがんばって(爆)見なくては!
私学生時代のあだ名がダミアンでしたからね〜
でもとほっ、かぁ。
やっぱやめようか。弱気。

旧作は本当に社会現象でしたよね、「リング」とかみたいな。
怖かったよねぇ〜
Posted by pointdpo at 2007年03月31日 01:21
こんにちは、pointdpoさん。

ああ、そういえばダミアンでしたね!
でもこちらのダミアンは見るからに悪魔の子供みたいで、やっぱり天使のような笑顔で…もがもが。

旧作は、ホント、ヨハネ黙示録とか666の数字が大流行(?)してしまいましたね。
髪の毛の中を666を探すこともしばしば。(^^;
Posted by 白くじら at 2007年03月31日 16:14
白くじらさん、こんにちは。
これも観ましたよ〜、ってGW中ではないですが。(^^;;

元々の「オーメン」を観たことがないので、私には比較の仕様がないのですが、新聞記者さんの死に様は衝撃でした・・・
一番印象に残っているシーンですね。
一人で観ていて良かったですよ。
子供と一緒だったら・・・トラウマになっちゃうかも!?

旧作の「オーメン」も当時話題になったので、名前は知ってるのですが、その当時はホラー物は怖くて見られなかったのです。(>_<)
なので、「エクソシスト」なんかもまともに見たことはないです。(^^;A

どうせ「666」なら、何もかも6で揃えれば面白いのに〜と思いました。
5歳の誕生日・・・ではなくて、何故6歳の誕生日じゃなかったんですかねぇ。

なんだかんだで生き残る・・・ということは、やっぱり悪魔に守られているんですねぇ。
コワイ、コワイ・・
Posted by あいあい at 2007年05月08日 14:23
こんばんは、あいあいさん。

これはぜひ旧作の「オーメン」をご覧ください。
音楽とともに忘れられないような恐怖がありますよ。

このリメイク版では、ほぼ同じストーリーだったためにどうしても旧作と比べられてしまいますが、単発で観るぶんには、視覚的効果はよくなっていて…つまり少々グロいところがあって、それが結構美しく感じるようなつくりになっていました。
小さいお子様たちには、こういうシーンは確かにトラウマになってしまいそうで、さけた方がいいでしょうね。

なるほど、確かに6歳というのもよかったかも。
ひょっとして数え歳だと6歳だったのかも!

当時は悪魔側が生き残るというのもショッキングなストーリーでしたよね。
悪は滅びず…と。
Posted by 白くじら at 2007年05月10日 00:00
こんばんは!!(^.^)

>史上最大の被害を出してしまった同時多発テロが…あれれ、同時多発テロは2001年の9月なんですが、まだそういう映像は存在していませんよ。

本当ですね〜!全く気が付きませんでした(笑)
製作側も「ま、いいんじゃない?」と気にしなかったのでしょうか?
誰か止めそうなもんですよね、、(^▽^;)

>そして一番の問題点は音楽です。
映像的にはリメイク版でもいいところがあるのですが、音楽に関しては、もう一度耳にしたら呪いがかかりそうなくらい怖かったジェリー・ゴールドスミスの力には勝てませんでしたね。あの音楽なくしてはオーメンは完成しません。
あ、子供を育てたりしていたときの物悲しい音楽も好きです。

いや〜、666は音楽の印象が全く残ってないです。
どんな音楽でしたっけ??(笑)

ジリー・ゴールドスミスの音楽は良かったですね!!
オリジナルはあの音楽を聴くだけでも価値があると思います!(^^♪
1作目のオリジナルは早めに見たいです!!\(^o^)/


Posted by take51 at 2014年08月12日 23:36
こんばんは、take51さん。

ブログ書くとき用にメモったりしているので、時々設定ミスなどに気づくことがあります。
今回のように単独のミスもありますし、シリーズものだと1作目の設定と食い違っているのに平気で…私も作っている方で気づく人がいてもいいと思うんですけどねぇ。(^^;

私も666の音楽は覚えてません。(@@)
やっぱり音楽で怖くなったり、感動を呼ぶようでなければその時は残っていても、いつまでもは残らないんでしょうね。

ぜひ、1作目をご覧ください。
きっちり2作目にもつながってますからね。
Posted by 白くじら at 2014年08月13日 18:42
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