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2013年08月12日

アフター・アース

わがまま息子の成長活劇。
アフター・アース (アルファポリス文庫)公開年2013年
After Earth
制作国アメリカ
監督M・ナイト・シャマラン
原案ウィル・スミス
制作ジェームズ・ラシター、ケイレブ・ピンケット、ウィル・スミス、ジェイダ・ピンケット=スミス
制作総指揮M・ナイト・シャマラン、E・ベネット・ウォルシュ
脚本M・ナイト・シャマラン、ゲイリー・ウィッタ
撮影ピーター・サシツキー
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
2025年、人類は地球から遠く離れた惑星ノヴァ・プライムに移住しました。しかしそこにはアーサーと呼ばれる巨大な生物も生息していました。知覚も嗅覚も持たないその生物は人の恐怖心を察知して襲いかかってました。人類はレンジャーを組織しそれに対抗し戦いました。
そして…1000年後。

レンジャーの最高司令官サイファ・レイジ(ウィル・スミス)が帰還しました。
彼は恐怖心を消してアーサーと戦うことができるゴーストと呼ばれる技を身につけており、英雄としても有名な存在でした。
その息子キタイ(ジェイデン・スミス)もまたレンジャーを目指していましたが、成績優秀ではあったものの協調性、精神性共に劣ると判断されレンジャーになることはできませんでした。そのことがサイファの怒りを呼び親子は言い争いをしてしまいます。
サイファの妻であるファイア(ソフィー・オコネド)はサイファとキタイとの間を取り持ち、サイファは最後の任務にキタイを連れていくことになりました。

しかし任務途中、宇宙船は荒らしに合い致命的なダメージを受けてしまいます。なんとか近くの惑星に漂着するも、宇宙船は前部と後部に分離し激突してしまいました。
奇跡的に助かったサイファとキタイでしたが、サイファのダメージは重く動くことができません。
サイファは後部にある救難信号発信機を取りに行くよう、全てをキタイに託します。

キタイの前に広がるのは、かつて人類が繁栄していた地球。
しかし1000年後の地球は第一級隔離惑星となってキタイに牙を剥き、そらに宇宙船に積まれていた訓練用アーサーまでもが放たれていたのです。

映画レビュー
ちょっとオススメウィル・スミスジェイデン・スミスとの親子での共演作品ということで観に行ってきました。
予備知識もまったくなかったので予想外のストーリーでびっくりです。
てっきり親子で未来の地球と戦い乗り切っていく物語かと思ったのですが、まさか父親が動けないとは思ってもいませんでした。(^^;
ただ離れていても、無線やカメラで息子の様子はわかりましたし、ある意味いっしょかな。子供が独り立ちをするためには、いつまでも親が近くにいては成長しませんから、こういう設定は良かったかもしれません。

でも…ウィル・スミスが活躍するシーンをファンは観たかったでしょうねぇ。
オススメ具合は、あくまでも親子共演とか関係なしの場合です。(^^;

【ここがいい!】
・サイファがキタイを心配しながらも全てを信じて任せるところでしょうか。キタイはキタイで期待に応えようとしながらも、力不足だったり、事故でメカを壊してしまったことを父に言えない。こういうところでの両者のジレンマのようなものがよかったです。
・まるで人が変わったようでしたが、やっぱりアーサーとの対決シーンかな。

【ここは問題かな?】
・子供のころ姉が襲われるシーンですが、これはアーサーが街中というか建物の中まで侵入していたということでしょうか。姉が庇って…うんぬんより、どうしてそんなことになったのかの方が気になります。
・地球であった必然性はないかな。

【一言いいたいコーナー】
・親の心、子知らずですねぇ。しかし子供の気持ち、親不らずもまた同様です。
・子供にとって父親というものは、いつの時代でも憧れ、目標とすべき存在である。
・大気問題は地球が1000年の間に変化したのか、それともノヴァ・プライムでの生活が体を変化させてしまったのかどちらなんでしょう?
Number783・広告や予告は正直に作りましょう!(^^)

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子育て 時々 映画(マミイさん)の「あふれる父子愛
sailor's tale(starlessさん)の「アフター・アース

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ラベル:SF 未来 親子
posted by 白くじら at 19:44| Comment(6) | TrackBack(2) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私にしては珍しく、映画館に観に行きました。
と言ってもポイントの有効期限が迫ってだったので
本命映画ではなかったのですが(^^;

なので、私も予備知識なしでみた口です。
ビックリしましたよね〜。

>子供が独り立ちをするためには、いつまでも親が近くにいては成長しませんから
でも、キタイって13歳ですよね。
まだ独り立ちさせるには早いような気がしました。
(とはいえ、最初に親の言う事を聞かずに暴走しちゃうのは
この年齢でないと・・・とも思います。)

>でも…ウィル・スミスが活躍するシーンをファンは観たかったでしょうねぇ。
そうなんです!
親子で危機に立ち向かう映画だと思ってました。

>広告や予告は正直に作りましょう!(^^)
ウィル・スミスのウィル・スミスによるウィル・スミスのための映画って事なんでしょうか?
エンドロールで監督の名前を観てビックリしました。
Posted by マミイ at 2013年08月13日 07:40
こんばんは、マミイさん。

あはは、私も同じような理由で映画館に行ってました。(^^)

13才でレンジャーに合格できるところまで来ていましたから、あの時代では十分独り立ちできる年齢だったのかも。もっともずば抜けて成績だけはよかったので飛び級みたいなものかもしれませんけど。
まぁ、とにかく我儘というかいう事を聞かないところは子供ですねぇ。(^^;

私もウィル・スミスが活躍するものとばかり思っていたのでちょっと拍子抜けでした。一緒だとウィルの方が何でもできそうですけどね。
息子の映画と言うところで、脇役に徹したと思いますが、ファンにとっては逆効果だったようですね。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2013年08月14日 22:32
わたしにとってこの映画は、シャマラン監督の転落人生の1ページという感じでしたねぇ(笑)
Posted by starless at 2013年08月15日 08:56
こんにちは、starlessさん。

あらら、そうなってしまいましたか。(^^;
まぁ、ストーリーも特にひねりもありませんでしたし、ラストはこうなるという予想の付く作品でしたからね。

監督には転落し続けるのではなくって、そろそろ止まってほしいところですね。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせて頂きます。
Posted by 白くじら at 2013年08月16日 11:00
こんばんわ。
ワタシも映画館で見ました♪
それなりに見どころはあったものの、なんとなく規模が小さく
自己満足で終わってしまった作品のような気がしてなりません。

キタイの名前の由来は日本語の「期待」からとったのかな?と
ちょっと思ったりしてます。^^シャレじゃなく(笑)

不具合について、色々教えていただきありがとうございます<(_ _)>
教えていただいたとおり試してみたものの、やはり上手くいかず
FC2だけマウスポインターが砂時計になり動かなくなる状態が変わらないです。
携帯からレス入れますね。
ありがとうございました。

復活されたんですね♪
これからの記事も楽しみにしてます(^○^)
Posted by mia☆mia at 2013年08月17日 21:29
こんばんは、mia☆miaさん。

世界観などはかなり広大な設定を持っていたのですが、地球だけのお話になってしまいましたからね。(^^;
自己満足…確かにそうかもしれません。

キタイ=>期待は記事を書いていて綿もシャレかと思っていのですが、そういう意味合いが込められた感はあったかもしれませんね。
その期待に応えられたかどうかは、微妙だったかも。

不具合は解消しませんでしたか。
いったいどうしたのでしょうね。IEのキャッシュを全てクリアしてみた方がいいんでしょうかねぇ。
はやく直るといいですね。

またよろしくお願いいたしますね。(^^)
Posted by 白くじら at 2013年08月18日 01:27
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あふれる父子愛
Excerpt: アフター・アース 原題:AFTER EARTH 製作2013年 アメリカ 監督:M・ナイト・シャマラン 原案:ウィル・スミス 脚本:ゲイリー・ウィッタ、M・ナイト・シャマラン 出演:ジェイデン・スミ..
Weblog: 子育て 時々 映画
Tracked: 2013-08-13 07:42

アフター・アース
Excerpt: 予告編を観て感じていたイヤな予感が完全に的中。
Weblog: sailor's tale
Tracked: 2013-08-15 08:58
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