![]() 製作国:アメリカ 監督:ハラルド・ズワルト 製作:デヴィッド・C・グラッサー 製作総指揮:マドンナ 原案:ジェフリー・ジャーゲンセン 脚本:アシュリー・エドワード・ミラー amazon.co.jpで詳細を見る。 |

ブリンクマン博士をボスとする「エリス」の援助で、原油汚染を助けるナノボットの研究を続けていたコナーズ博士は、兵器を壊滅させるナノボット開発に強制的に変更されてしまいます。
このことを調査していたCIA諜報部員の連絡も途絶えてしました。閉じ込められているコナーズ博士との接点は、娘のナタリー(ヒラリー・ダフ)のみ。
CIAは彼女に近づき、恋人になるエージェントを派遣することにしました。
この任務に抜擢されたのが、1987年からCIAが行っていた諜報員育成プログラムで優秀な成績を上げていた、15歳のコーディー・バンクス(フランキー・ムニッズ)でした。
このプログラムはスパイ雑誌やグッズを買っている少年、少女がいると覆面CIAがそれとなく近づき(怪しすぎる!)、両親たちにはサマーキャンプという名目でその実、戦闘、航行技術、爆薬の扱い方を習わせるというものです。こうしてアメリカ各地には、何人もの若きエージェントが任務を待っているのです。
コーディはその中でも女性の扱いにかけては、ずば抜けていると資料に載っていたわけです。
さっそくエージェントのロニカ(アンジー・ハーモン)がコーディをCIAに連れて来、スパイ装備一式を渡しました。
ナタリーは名門ドノヴァン校へ通っているために、コーディも学校を転向し彼女と同じ授業を受けて、知り合いになろうとするのでしたが…コーディは確かに抜群の運動神経を持ってはいたのですが、実は女性の前に出ると口もまともにきけなくなるほど上がってしまうという弱点を持っていたのです。
愕然としたCIAは、彼に女性の落とし方を教えるのですが…。

2003年「エージェント・コーディ」
2004年「エージェント・コーディ ミッション in LONDON」


単に少年がスパイとして活躍するだけでなく、女性が苦手という弱点があり、そのせいでCAIがあたふたとしているのが非常に面白い。
それだけでなく、CAIはコーディーの頼みで宿題を手伝ったり(映像は未公開シーンで)、家の掃除をしたり…それがまた大まじめでしているので吹き出してしまいそうでした。
ストーリー的には「スパイキッズ」というよりも「007」を踏襲していました。
もちろん秘密兵器もいろいろと出てきて楽しめますし、頼りなさそうな少年が実は、というヒーローものの王道のシーンもあります。そしてナタリーとのラブロマンス(?)も。
久しぶりに笑った作品でした。2作目もあるようで、おっけー!
【一言いいたいコーナー】


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