2004年(AGENT CODY BANKS 2: DESTINATION LONDON) 製作国:アメリカ 監督:ケヴィン・アレン 製作:デヴィッド・C・グラッサー 製作総指揮:ジェイソン・アレクサンダー 原作:ハラルド・ズワルト 原案:ジェフリー・ジャーゲンセン 脚本:アシュリー・エドワード・ミラー amazon.co.jpで詳細を見る。 |
CIAの誇る少年エージェント、コーディー・バンクス(フランキー・ムニッズ)は16歳になっていました。
今年もサマーキャンプと称した秘密訓練に参加していましたが、突然現れたヘリに乗り込んだ連中がキャンプを襲撃しました。コーディは、指揮官であるビクター・ディアスに、これは秘密訓練で私を守るのが任務だといわれ、見事ディアスを逃がすことに成功しました。ところが襲撃したのはCIAで、実はディアスはCIAの学習プログラムを洗脳ソフト開発に利用するために奪った犯人だったのです。
コーディは、この失敗を償うためにディスク奪回に名乗りを上げるのでしたが、CIAはもとよりそのつもり…任務に必要なクラリネットの演奏者がコーディしかいなかったからです。しかし彼は女の子にモテるために、鼓笛隊に入っていただけで…えっ、なんのこと?
こうしてコーディはディアスがディスクを渡す相手、ロンドンのダンカン・ケンワース卿に接触するため、彼の妻が教師になっている国際青年交響楽団の天才11人に加わるために旅立ちました。
コーディはロンドンで彼を待っていた、CIAのデレクとクーマーとともに作戦を練るのでしたが、彼はまだデレクがCIAの落ちこぼれで、とてつもないドジであることをまだ知りませんでした。
2003年「エージェント・コーディ」
2004年「エージェント・コーディ ミッション in LONDON」
「エージェント・コーディ」に続く第2弾、舞台をロンドンに移し彼の活躍が始まります。
前作から1年、コーディくんもあれから成長したらしく、女性の前でも上がらずに頑張っています。
サマーキャンプでもヒーローのような扱いを受けており、ついに完全無欠かと思われたのですが…またしても履歴に3年間学校の鼓笛隊で活躍と書いていたものですから、クラリネット奏者として潜入しなければならないのに、まったく吹けず大変、大変。
こういうノリは相変わらずですし、今回面白かったのはサマーキャンプが見られたことでしょうか。(^^;しかも親の参観日に慌てて隠ぺい工作をする辺り、最高でした(でもよく考えると、参観日は決まっていたはずなのに、この慌てぶり…CAIどうかしているぞ)。
また少女エージェントの活躍も光っていました。
今回は敵味方にあまりにもドジな連中がそろっていたので、話しとしてはなんだかかなりお子さま向けの娯楽作品になってしまったのが残念でなりません。
前作にあったようなシリアスさがやっぱり欲しいですね。
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