![]() 製作国:香港 監督:ダンテ・ラム 闘技監督:ドニー・イェン 脚本:チャン・ヒンカイ 撮影:チェン・マンポー 音楽:チャン・クォンウィン amazon.co.jpで詳細を見る。 |

香港…ヴァンパイア・ハンターのリーヴ(イーキン・チェン)は、相棒と共にある駅にいました。
そこに入ってきた列車はすでにひとけがなく…いや、代わりにあったのは…突如として始まるヴァンパイアたちとの死闘!その戦いの中、敵ヴァンパイア(公爵)の腕を切り落とすことはできたものの、相棒がその命を散らしてしまいます。
もう二度と相棒は持たない、そして愛さないと誓うリーヴでしたが、数日後やってきたのは腕は立ちそう…とも思えないハンター見習いの女性ジプシー(ジリアン・チョン)でした。
一方リーブの妹ヘレン(シャーリーン・チョイ)は、太ってしまった恋人に、あろうことかフルのではなくふられてしまい意気消沈…そこで出会った若者カザフ(エディソン・チャン)に次第に引かれていきます。
彼は殿下と呼ばれ、教会に住むヴァンパイアでした(教会に住むなんて…と言っていると遅れているなと怒られます)。彼は血は吸うものではなく飲む物であると…父から送られてきたワインに見せかけた血を飲んで生きていたのです。しかしその王家を狙うものが現れます。
それはあの公爵…王家の者を次々に殺害し「書」を手に入れようとしていました。その「書」には陽光の中でも活動できる偉大なる王の血が封印されていたのです。


完全にB級と思って観ていたのですがのっけからやってくれました。
その後ずっと引き込まれて…久しぶりに観終わってさらに観直した作品です。
ヴァンパイアの血を飲み90分のみ(越えるとヴァンパイア化)超人的な力を持つハンターたちの活劇もいいのですが、特に吹き出してしまうのが、殿下とそのお付きのヴァンパイア(アンソニー・ウォン)の言動。
殿下がヘレンを好きになったと言うと「殿下は食べ物と恋をするのですか?人間だってそんなことはしませんよ。魚の切り身に恋する人なんていやしません!!」、「どうやって送るんだ」とばかりに携帯の写真をとらされる、さかさまで寝ているお付きの人とか、そういうやりとりが面白いです。ってまるで恋愛コメディものみたいな感じですが、そういうのを散りばめながら、怒涛のようにラストの大活劇に雪崩れ込むのでした。
なんだか2ができそうな感じでしたが、実際に2となった作品は全然別のストーリーなのでした。
【一言いいたいコーナー】
・後になって知ったのですが、二人の女性は香港の人気アイドルTwinsだったようです。ということはアイドル映画?いえいえ、そんな感じは微塵も…凄い映画でした。
・この映画にはジャッキー・チェンが「少し」出演しているのですが、あくまでも脇役をつとめていたようです。なんともねぇ。実は出ているというのも観るきっかけだったわけですが…それよりも話が…。(^^;
・雑魚ヴァンパイアたちの強さは様々でした。一撃で倒れるものもあればボス並に強いものまで…。


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