公開年 | 2011年 THE CABIN IN THE WOODS | |
制作国 | アメリカ | |
監督 | ドリュー・ゴッダード | |
原案 | ||
制作 | ジョス・ウェドン | |
制作総指揮 | ジェイソン・クラーク | |
脚本 | ドリュー・ゴッダード、ジョス・ウェドン | |
撮影 | ピーター・デミング | |
音楽 | デヴィッド・ジュリアン | |
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女子大生のディナ(クリステン・コノリー)は、友人のジュール(アンナ・ハッチソン)に誘われ、ジュールの彼氏であるカート(クリス・ヘムズワース)、そして薬漬けのマーティ(フラン・クランツ)やホールデンと共にカートのいとこの持ち物である別荘へと遊びに出かけました。そこはGPSにも表示されない森の奥、湖畔の(どこかで見たような)山小屋でした。
彼らはそこで過ごしている内に、怪しいものをいくつか発見し、そしてその中でもあるノートを手に取りました。そこには…そう読んではならない一文が…。
そんな彼らを、監視カメラで観ている者たちがありました。
シッターソン(リチャード・ジェンキンス)、ハドリー(ブラッドリー・ウィットフォード)らの指揮の元 なんと彼らは、ディナたちをB級ホラーでは定番である行動によって彼らを殺害しようとしていたのです。その目的はいったい!
「死霊のはらわた」などを代表とする山奥に来た若者が何者かに襲われる定番ホラーを逆手に取った作品です。
B級ホラーの作成現場のような裏側から見るのは面白い発想だと思います。
序盤はかなり楽しめました。登場する恐怖を投票で決めたり、全員で行動しそうになるのをガスなどを使って単独行動をとらせようとするところとか、各国でシナリオを競争したりと面白いシーンは多いですが、脱出を図ろうとするところをバリアのようなもので無理やり防御したりするのはちょっと興ざめですね。
さらに本当の目的が分かったところなどは、失望感が溢れかえってしまいました。(^^; 大問題を抱えているにしてはあまりにも軽いノリで進んでいたことに愕然、いったい何を考えているんだろうって思ってしまいました。だからラストもどうにも緊迫感がないんですよね。
もっとリアリティのある絶望的な目的が欲しかったところです。
【ここがいい!】
・アイデアは面白いと思います。
・ストーリー的なものはさておき(^^;ラストの修羅場は楽しかったですね。
・かなりのハイテクのようなのに、モンスターは本物なんですよね。違和感がかなりありましたけど、ハイテクも呪い的なものには結局は無力なのかな(捕まえはしてましたけど)。「ゴーストバスターズ」が凄かった事を再認識。(oo)
【ここは問題かな?】
・ディナたちの遭遇する恐怖がなんとも暗闇ばかりで解りにくいのが残念です。後半の修羅場くらいの明るさだったらよかったのに。
・悠長に定番的殺しを楽しんでいる場合じゃないでしょ。
・ディナ、そこで銃を向けるのは本気なんですか?本当に女性が信じられなくなりますねぇ。
【一言いいたいコーナー】
・ラスト…あなたこんなところに出演して何やっているの!(^^;
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私も、白くじらさんと似たような感想を持ちました!
アイデアは面白かったし、
ラストも見た事ないような修羅場で楽しかったんだけど、
所員の軽いノリに違和感があって、
なんかちょっと期待していたのと違うな〜って感じでした。
ディナ、友人に銃を向けるとはひどいですよね(^^;
そうですよねぇ、アイデアはとても面白いと思うのですが、所員の軽いノリが最後の目的とかみ合っていない感じですね。もっと悪乗りできる目的だったらよかったと思います。(^^;
最後の修羅場には驚きました。
ストーリーはさておき、こういうパワーがあったのにもったいないですよね。
ディナ…あの突拍子もない話をよく信じて銃を向けたものです。(^^;;;;