![]() 製作国:アメリカ 監督:ジェームズ・オコノリ 製作:チャールズ・H・シニア 原案:ウィリス・H・オブライエン 脚本:ウィリアム・E・バスト 撮影:アーウィン・ヒリアー 特撮:レイ・ハリーハウゼン 音楽:ジェローム・モロス amazon.co.jpで詳細を見る。 |

世紀の変わり目、リオ・グランデの南の町でブレッケンリッジのワイルド・ウエスト・ショーが行われていました。花形スターのブレッケンリッジの乗る名馬オマールの炎のプールへのダイブが最大のショーでした。
そんな彼女に、元彼のタック・カービーは、このままではショーは廃れるから、名馬オマールを売らないかと声をかけてきます。
きっぱり断るブレッケンリッジ。そしてほかにも見世物はあると彼女が見せたものは、世界最小の馬であるエオピプス。
自分も探し出そうと居場所を知っているというジプシーのティア・ゾリーナに、途中で知り合った考古学者のブロムリー教授とともに会いに行くことに…しかし、禁断の谷のものはグワンジに返さなければ、呪いを受けると言い、取り合ってくれません。
どうしても馬を手に入れたい教授は、ゾリーナにエオピプスがいることを言ってしまいます。その結果、ジプシーたちはブレッケンリッジの倉庫からエオピプスを奪い禁断の谷へと逃げてしまいます。責任を感じたタック、そしてタックが盗んだと思ったブレッケンリッジ、カルロスたちショー一座の面々たちも…。
やがて訪れた禁断の谷…そこは高い岩壁に閉鎖された太古の地でした。


主に暴れる恐竜はグワンジ(アロサウルス)です。そのほかにもプテラノドン、ステゴサウルス(訳はステゴでしたが、どう見てもトリケラトプスと思うのですが)、エオピプスなどが登場するのも嬉しいところです。
プテラノドンとカウボーイ、そしてグワンジとカウボーイたち、グワンジと象との絡みは、レイ・ハリーハウゼンの面目躍如といったところです。「恐竜100万年」で1ショットで原始人トマクが投げた槍がアロサウルスに突き刺さったことに感動したものですが、今作では、カウボーイたちの投げ縄に感動できました。
完全なるCGもいいけど、こういうダイナメーション作品もいいですねぇ。
唯一ブロムリー教授だけがギャグキャラ、あと道案内にタックが雇ったロペがシリアスにいい緩和役となっていました。


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