![]() 製作国:アメリカ 監督:ピーター・ジャクソン 製作:ジム・ブース 原案:スティーヴン・シンクレア 脚本:ピーター・ジャクソン、スティーブン・シンクレア、フランシス・ウォルシ 撮影:マレイ・ミルン 特撮:リチャード・テイラー 音楽:ピーター・ダセント amazon.co.jpで詳細を見る。 |

1957年、スマトラ島南西沖スカル島には、逃がさないと、悪霊の餌食にされてしまうと言われる猿が棲んでしました。犠牲を出しながらも捕らえられた猿は、ニュージーランドのウェリントン動物園へ送られました。そのネズミによく似た顔立ちからラットモンキーと名付けられ…。
ウェリントンに住むライオネル(ティモシー・バルム)は、母子2人で屋敷に住んでいましたが、母に監視されるように生活をしていました。
一方、近くの雑貨屋を営むパキータ(ダイアナ・ベニャルヴァール)は、占いをするお婆さんから、星と月のシンボルが彼女に恋人を教えてくれると告げられ、それがライオネルではないかと心を時めかせます。しかしもう一つのカードは不吉にも苦難、挫折、死、悲しみを暗示していました。
やがてライオネルとパキータは動物園にデートに。楽しむ2人を盗み見る母ベラ(エリザベス・ムーディ)は、ふとした拍子に檻の中にいたラットモンキーに腕を噛み付かれてしまいます。ラットモンキーを蹴り殺す母にあっけに取られるライオネル。
母の傷を次第に酷くなり、体が崩壊を始めますが、それは単なる前兆でしかありませんでした。やがてゾンビ化してしまう母…それを隠そうとするライオネルの努力むなしく、芋ずる式に増えていくゾンビたち。それでも悪までも知らぬ存じぬを貫くライオネルでしたが、屋敷を狙う叔父(イアン・ワトキンス)の開いた大パーティについにゾンビたちの反撃が開始される!


「キング・コング(2005年版)」で発揮されている用意周到なこだわりは、この作品の中でも爆発しています。
少々笑えないギャグも多いのですが(^^;ゾンビたちの生態は相当なこだわりがあり、単純にぶらぶら歩くこともなく、それぞれが個性いっぱいで行動しているところがたまらなくいいです。
ゾンビたちをおとなしくするのに精神安定剤を使うのも突拍子もないですが、それを間違ってとんでもない薬を打ってしまうライオネルもライオネルですね。
一体、一体が強く、そしてしつこいのも特徴の一つです。
登場人物は、全員血だるま、まるで「死霊のはらたわ」を彷彿とさせますが、鮮血量ははるかにこちらが上です。またチェーンソーの代わりの芝刈り機もすさまじすぎます。(_ _) ふー
さて、ストーリーですが、これは壮大な母親離れの話ですね!(^^)/

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これ、借ります、そのうち…
この前の鮮血月間の時には、貸し出し中でした。
以来、鮮血過多になったので、忘れてましたけど。
やはり、ピージャク監督のこだわり炸裂ですか?
楽しみですなぁ。
観ましたら、また伺いますね。
でも、観たい新作ラッシュで、ずいぶん後になりそうです。
おお、知っていましたか。
これは監督のこだわりが爆発しているのではないかと思います。
あらゆるゾンビたちがいろんな方法で撃退され、両者血達磨です。
かなりクロいシーンも多いですね。
最近新作ラッシュですが…なかなか借りることができませんです。(_ _)とほほ