公開年 | 2014年 X-MEN:DAYS OF FUTURE PAST | |
制作国 | アメリカ、イギリス | |
監督 | ブライアン・シンガー | |
原案 | サイモン・キンバーグ、マシュー・ヴォーン、ジェーン・ゴールドマン | |
制作 | ローレン・シュラー・ドナー、ブライアン・シンガー、サイモン・キンバーグ、ハッチ・パーカー | |
制作総指揮 | スタン・リー、トッド・ハロウェル、ジョシュ・マクラグレン | |
脚本 | サイモン・キンバーグ | |
撮影 | ニュートン・トーマス・サイジェル | |
音楽 | ジョン・オットマン | |
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人類とミュータントとの戦いは最終局面に…ここモスクワで最強のセンチネルの襲撃を受けたX-MENたちはなすすべもなく大敗、精神を過去に送り返すことのできるキティー・ブラウン(エレン・ペイジ)の能力により辛くも脱出を果たします。
中国の修道院でプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)、マグニート(イアン・マッケラン)たちと合流を果たしたX-MENたち。彼らは現在のセンチネルが作られるきっかけがミスティーク(ジェニファー・ローレンス)にあり、彼女の行動を食い止めるためにウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)を1973年に送り込むことにします。時間移動には多大なダメージがあるため、再生能力を持つ彼が選ばれたのです。
1973年の自分に精神を飛ばされた彼は、若き日のプロフェッサーことチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)、そしてマグニートことエリック(マイケル・ファスベンダー)、そして他のミュータントたちと協力しミスティークの行動を阻止しようと動くのでしたが…未来では中国修道院にセンチネルの大部隊が接近しているのでした。
X-MEN最新作、本編である3部作、ファースト・ジェネレーション、ウルヴァリンの2作を合わせると7作目となり、本作は過去へ行っているので本編とファーストとの続編といったところでしょうか。
冒頭から多くのミュータントたちが画面狭しと活躍するところはやっぱりわくわくしてしまいます。冒頭で登場するセンチネルはミスティークの能力を取り入れた新型であり、敵対する能力者に合わせて自分を変化させることができます。そのために倒されていくXメンバーたちの哀れなこと…そしてその敵を倒す手段はいったい!
とまぁ、期待させてくれたわけですが、残念ながら時間を戻しその根幹を断ち切るという、シリーズものにおいては反則技というべき手段をとってしまいます。こういう解決方法は取ってほしくなかったです。何かほかの手段はなかったものなのでしょうか…ひょっとしたら3作目を降りてしまっていた監督、3作目をなかったものにしたかったのでしょうか…とか考えてしまいます。(^^;
ただ完全になかったことにはなっていないような感じでしたね。
やはりどうしてもミュータントと人類の言いようのない差別は何処まで行ってもあると思いますし、だからこそ学校はあり続けるわけですしね。そもそも3すくみ状態でなければX-MENの世界ではないような気がします。
こういう問題は根強くあり、観終わってから、どこか今までの作品以上に考えさせられるように思えました。
【ここがいい!】
・随所にちりばめられているアクションシーンは最高ですね。
・この作品では明確な敵役というのがなく、それぞれが自分たちの行く末を心配しているところがいい。その考え方、行動には問題があるんですけどね。強いて言えば無能な官僚たちにイラつくくらいでしょうか。
・上記設定の為、空港の金属探知機に引っ掛からないことに?顔してしまうウルヴァリンがいい。(^^;
・若い世代の頑張りは面白い。
・センチネル初号機もちゃんとあってうれしかった。でもポリマー製だったと思うのですが、どうしてマグニートが破壊できるんだろう。操るのは何やら仕掛けていたのでいいとしても。
【ここは問題かな?】
・ウルヴァリンの活躍は意外と少ないですが、時代設定的にも爪が骨に戻ってしまっています。でも不死身ぶりは健在。
・X-MENたち、2回にわたって同じような死に方するのはどうなのかな。まさに歴史は繰り返すです。
・あああぁ、ストームさんが!
【一言いいたいコーナー】
・ラストシーンでストライカーの眼が…これはひょっとして?ウルヴァリン、戻った後爪出してほしかったなー。ひょっとして骨?でも続編あるみたいですし、それじゃ困るか。
・例によってスタッフロール後に1シーンあるので、席を立たないようにしましょう。
・プロフェッサー、ロン毛だったんですね。そりゃまぁ若いころからつるりでは困りますけど。(^^;
sailor's tale(starlessさん)の「X-MEN : フューチャー&パスト」
ケントのたそがれ劇場(ケントさん)の「X-MEN:フューチャー&パスト」
ゆず豆的シネマ鑑賞記(ゆず豆さん)の「No.968 『X-MEN:フューチャー&パスト』」
映画鑑賞の記録(miriさん)の「☆ X-MEN:フューチャー&パスト ☆」
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今頃になって、X-MENシリーズにはまってます(^^;
この作品も映画館で楽しめたらいいなぁと思ってます。
>・プロフェッサー、ロン毛だったんですね。
あわわ・・・・・想像できません。
これも楽しみにして、ぜひとも映画館に行こうと思います!!笑
お久しぶりです。(^^)/
おお、ハマっちゃいましたか!
やっぱり迫力のある映画は映画館がいいですよね。
実はX-MENは全部観ているのですが、記事にしたのがウルヴァリンのZEROだけだったりするので、もう一度観直したいなって思ってます。
ロン毛…そんなに長くはないんですけど、今と昔とではかなりイメージが違いました。そういえば、ジェネレーションはどんなのだっけ?
こういうところにも小鳥頭なところが…。(>_<)
『3作目をなかったものに』
まったく同感です。3作目であっけなく死んでしまったキャラクターがみんな戻ってくるのが象徴的です。これでパスト編の続きやスピンオフならともかく、未来編の続きはバカバカしくて誰も創れなくなってしまったと思います(笑)
お久しぶりでございます。心身ともに最悪ですがなんとか大丈夫です。(^^;
そうなんですよねぇ。
根本から修正してしまうと、今までの3部作はいったいなんだったんだろうって感じですね。これだけはやゃっちゃいけないと思います。
特にジーン復活&あの気持ちはいったいどこに?(^^;
続編はあるとの話ですが、また新たに続けるんでしょうかねぇ。
ウルヴァリンの爪ってどうなったのでしょうかねぇ。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
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おお、凄い576件にもなっているんですね!
こういうこだわりのブログは素晴らしいと思います。ゆっくりと読ませていただきます。(^^)
「猫の尻尾も借りてきて」は初耳ですが、隠れた名作として有名なんですね。
一度読んでみたいですが…中古で1万とは。(T T)
トラックバックもありがとうございました。
僕的に印象に残ったミュータントはクイックシルバー。
彼の能力が発動したらもう無敵!!
スカした奴でしたが、イケていてカッコ良かったです。
彼の能力が自分にあれば・・・なんて考えたり。
他には白くじらさんのポスターに写っているブリンク。
彼女の空間移動みたいな能力も観ていてアガりましたねぇ。
他にも他にも・・・。
こうやって、色々なミュータントたちの能力を観るのも
本作の楽しみの一つですね(^▽^)
ミュータントたちの能力は楽しめましたねー。(^o^)/
やっぱりこういうものを観ていると、自分にも何か能力が欲しいなーって思ってしまうのはヒーロー大好きっ子ならではですよ。
私はブリンクの空間移動能力が欲しいな。
いろいろと応用利きますしある意味彼女も無敵かもしれませんね。
どんどん穴をあけることは難しいみたいですけどね。
盛り沢山の内容でしたから、いろいろな観方があって楽しかったですね。