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2014年07月06日

フィラデルフィア・エクスペリメント(2012年版)

そんな光っているものに簡単に触れてはいけない!
フィラデルフィア・エクスペリメント [DVD]公開年2012年
THE PHILADELPHIA EXPERIMENT
制作国カナダ
監督ポール・ジラー
原案
制作ジョン・プリンス
制作総指揮リサ・ハンセン
脚本アンディ・ブリッグス
撮影
音楽
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
2012年、フィラデルフィアの郊外でフォークナー博士(ライアン・ロビンズ)の元、物質不可視実験が行われていました。しかし磁場が不安定となり聞いたことのない声を受信します。さらに同時刻、19キロ西の飛行場に突如として護衛駆逐艦エルドリッジ号が姿を現すのでした。
この船は1943年に海軍が行った実験の際に行方不明となっていた駆逐艦でした。

駆逐艦に乗り込んでいたビル・ガードナー(ニコラス・リー)は、周囲の壁と同化している仲間たち驚きながらも艦の外に出、周囲を徘徊し始めます。
また逆に警官のカールは吸い込まれるように艦の中に入り、恋人モリー(ジーナ・ホールデン)の目の前で艦もろとも消えてしまうのでした。

フォークナーとその依頼人であるムーアは実験の失敗と突然現れた駆逐艦とのつながりに愕然としつつ原因を探っていました。そかしそんな彼らの行動をあざ笑うかのように駆逐艦はシカゴ、大都会の上空に姿を現すのでした。

一方、ガードナーは自分の妻であるモリーを探している内に自分の孫にあたるモリーと遭遇、実験の立案者でもあるサリンジャー(マルコム・マクダウェル)を追い求めるのでしたが、そんな彼らの元にムーアは殺してでも連れてくるようにとヘイゲン(マイケル・パレ)を送り込むのでした。

映画レビュー
とほっ…1984年の「フィラデルフィア・エクスペリメント」のリメイクとしてカナダが制作した作品です。
何のためにリメイクされたのかはわかりませんけど、ストーリー展開もハチャメチャですし、意味不明に行動することが非常に多く、また国際問題というか地球規模の問題に発展させつつも、登場人物も少なく、小規模なアクションという典型的なB級作品でした。

折角のタイムスリップものですが、未来のものに驚くシーンがないわけではありませんでしたけど、ちょっと少なかったことがちょっと残念です。

【ここがいい!】
・どうしてそんなところに!というのは置いておいてもビルの上空に現れる駆逐艦というのはびっくりでしたね。
・ラストがほのぼの。(^^;

【ここは問題かな?】
・国際問題に発展してからのムーアの行動が意味不明です。臭いものには蓋をしろというのでしょうか、もう世間にも周知の事実なのに駆逐艦を問答無用で破壊しようとしていたり、ガードナーたちを殺そうとしたり…事件収拾に動いている人たちの邪魔ばかりしてます。撃たれてあっけにとられたようですが、当たり前ですよアナタ。
・研究所の発電機に引かれてきたはずでしたが、いつの間にかどこに出現するのかわからないように?(@@;
・主人公たちの行動をまるで見ているかのように把握。なぜみんな場所がわかるの?そしてどうしてそんなに簡単に待ち伏せできるの?
・サリンジャーの林での罠、いったいいつの間に?(@@)
・サリンジャーの車の後ろの破壊跡が一部逆になってました。(^^;
・ガードナーさん、まるでカメハメ波でしたね。(^^;
・エルドリッジ号は1951年にギリシアに売られて改名したという説明がありましたが…ずーと行方不明だったのでは?

【一言いいたいコーナー】
・殺し屋役ですが、1作目の主人公であるマイケル・パレが登場しています。よく受けたものだとは思いますけど。(^^;

#803

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パパがんばって(^^)/(かえるままさん)の「「フィラデルフィアエクスペリメント」

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posted by 白くじら at 17:44| Comment(6) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
フィラデルフィアエクスペリメントォーーーー!
これは名作と思っています!(`・ω・´) =3

もちろん旧作の方です。

こんばんは。
ちょっと興奮してしまいました。

リメイク版なんてあったのですか。
うーむ。

マイケル・パレ。
どっかで聞いた事があるな・・・と思っていたら、白くじらさんの最後の文章でまざまざと若きパレの姿が蘇ってきました。

旧作の方ですが、ラストシーン、ああいう終わり方っていいですね。
観客に「お!?」って思わせて終わる。
何度も見返したくなるってものじゃないですか。

何を書きたかったコメントか分からない文章になってしまいました。
ごめんなさい。

ではでは。
Posted by 葉山猫 at 2014年07月06日 23:48
こんばんは、葉山猫さん。

ですよねー、1作目はタイムスリップものの名作だと私も思っています。(^^)
何がしたくてリメイク版を作ってしまったのか謎ですね。

マイケル・パレを知ったのはこの1作目でしたけど、まさかこの作品にも登場するとは思ってもいませんでした。
執拗に主人公を襲っていましたけど、ひょっとしてこの作品に対する怒りでもあったのかもしれません。(^^;

タイムスリップもののラストは結構好きですねぇ。
別れもあるし過去(未来)の行く末も気になりますし。
Posted by 白くじら at 2014年07月07日 01:00
かえるままも、旧作の方は忘れられない名作だと思ってます。
今見ると、少し特撮が色あせてみてしまいますが・・・

リメイク版絶対に見たいです。

旧作の方はラスト過去に会ってた「ミスタータイドマン」って人が年をとって出てくるのですが、「Time and tide wait for no man」(歳月人を待たず)とかけたネーミングなのかな・・・?ってずっと思ってて誰にも聞けなかったです。今ここで話せてよかったです。
深い映画だったと記憶してます。

タイムスリップもの、かえるままも本当大好きです。
Posted by かえるママ21 at 2014年07月15日 17:28
こんにちは、かえるままさん。

タイムスリップものは面白いですねぇ。
どうしてもその時代時代のギャップによる?顔が楽しいです。(^^;

タイドマンがそういう言葉からきていることはわかりませんでしたし、言われてみれば当たってそうですね。さすがかえるままさんです!

ちなみに…タイドマンが出たのは…「ファイナル・カウントダウン」の方ですね。(^^;;;;;
あの過去に行って0戦と戦う奴です。
Posted by 白くじら at 2014年07月15日 17:41
こんばんは〜。
ミスタータイドマンを確認したくて、映画をかりて来たら、古いのではなくてこちらのリメイク版でした。(汗)
明日レビュー書きますね。
写真おかりしてよろしいでしょうか?
Posted by かえるまま at 2014年07月21日 22:09
…タイドマンが出たのは…「ファイナル・カウントダウン」…だと。(^^;;

こんにちは、かえるままさん。

ああ、間違ってしまいましたか。
最近は同じ名前のリメイクがあるので間違っちゃいますよね。
レビュー楽しみです。

画像はamazonから借りているものなので、amazonにリンク張っておかないとダメかもしれませんよ。
Posted by 白くじら at 2014年07月21日 22:54
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