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2007年04月27日

沈黙の要塞

白人に土地を敬わせるのだ。お前の仕事だ。

沈黙の要塞1994年(ON DEADLY GROUND)
製作国:アメリカ
監督:スティーヴン・セガール
製作:スティーヴン・セガール
脚本:エド・ホロウィッツ
撮影:リック・ウェイト
音楽:ベイジル・ポールドゥリス

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ストーリー
エイジス石油のリグが炎に包まれていました。
消火技師であるフォレスト(スティーヴン・セガール)は、見事爆発によって鎮火させますが、噴出防止装置に亀裂が入っていることに気付きます。友人であり現場監督でもあるヒューは、社長のジェニングス(マイケル・ケイン)が欠陥を知って使っていると叫びますが、ジェニングスはヒューの不注意による事故だと突っぱねるのでした。
フォレストはヒューの意見に賛成しつつも、社長が自分のリグにそんなことをしてどんなメリットがあるのか判りませんでした。

ヒューはこのことを環境保護庁(EPA)に打診、しかしそのことを知った社長は、部下のマクグルーダーに始末を命令します。
新しい採掘リグ、エイジス1を13日以内に動かさなければ、採掘権利がエスキモーに移ってしまい、多大な利益を失ってしまうジェニングスにとっては、ヒューの知ったトラブルは隠しとおす必要があったのです。
EPAに提出する証拠のデータを在りかを黙ったまま、悲惨な拷問によってヒューは死に、エイジス1の極秘ファイルに進入したフォレスもまた、石油漏れの調査を罠に爆発の中に…。

倒れているところをエスキモーたちに助けられ、九死に一生を得たフォレストは、エスキモーのマースー(ジョアン・チェン)の手当てを受けながら、長老シルックから白人たちが何をしているのか、どうすればいいのかを諭されます。
エイジス1起動の日は刻一刻と近付いていました。
フォレストとマースーはエイジス1に忍び込み、止めようと向かいますが、その行く手にはジェニングスが雇ったストーン率いる傭兵たちが。

映画レビュー
普通かな…スティーヴン・セガールの沈黙シリーズとしては第2弾となりますが、主人公は全然違う人です。やはり正統なる続編は「暴走特急」ですね。

石油漏れから発生する環境汚染を取り上げた作品で、ラストにも汚染に対するコメントが長い間あります。ああいうふうに被害にあった動物たちを映像で見せられると少し重苦しくなってしまいますが、これは真摯に受け止めなければならない問題でもあるでしょう。

ずいぶん前に観て以来久しぶりだったのですが、めずらしく前半は防戦一方(というかアクションがない)のセーガルでした。しかも負傷してしばらく休むなど…さらにエスキモー犬にがぶがぶされるとは!!かなりびっくりの作品でしたが、後半は無敵の強さでバタバタと倒してくれます。
敵も最初は戦闘役が2人しかいないので、どうなることかと思いましたが、さすがは陰険な社長です。傭兵をわんさかと雇ってくれました。
あいかわらず敵をバタバタと倒すところは爽快なので、これまたスカッとした時にオススメです。

【一言いいたいコーナー】
・ヒューおじさんの拷問シーンは怖かったです、誰も助けてくれないし、そのまま死んでしまうし、その後話題にも出ないし…扱いがなんともかわいそう。
・後半フォレストと一緒に行動を共にするマースーは、絶対にお邪魔虫だと思うのですがどうなんでしょうねぇ。そばにいただけのシーンが多かったのですが、うーん、ですね。
Number407・とにかく起動させなければならないとはいえ、あまりにもお粗末な部品を使おうとしていたジェニングスの考えは謎です。起動後大爆発を起こしても、採掘権が移動後はよかったということでしょうか。むむむー。
 
posted by 白くじら at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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