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2014年08月09日

アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー

貴方とのSEXは、彼にとって洞窟探検だわ。
アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー [DVD]公開年2012年
Attack of the 50ft Cheerleader
制作国アメリカ
監督ケビン・オニール
原案
制作ロジャー・コーマン
制作総指揮
脚本マイク・マクリーン
撮影
音楽
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
アイロン・コースト大学…生物学科のさえない女子大生キャシー(ジェナ・シムズ)は、OBでもあった母親(ショーン・ヤング)の願いをかなえるべく、チアリーディグ入団テストを受けるのでしたが、顔もスタイルも運動神経さえ悪い彼女は、何故かリーダーのブリタニー(オリビア・アレクサンダー)にも目を付けられ、ものの見事に落ちてしまいます。

丁度ゼイケム社の依頼を受け新薬(老化した上皮細胞を若返らせる薬)リニューを開発していたキャシーは、相棒カイル(ライアン・メリマン)と教授には内緒で薬を使ってしまいます。
次の日、顔のニキビも消え、素晴らしいプロポーションと顔を手に入れたキャシーはたちまち学園の話題の的に。驚いたブリタニーが意地悪をしようとしても身体能力まで高まっている彼女は軽々とかわし、ブリタニーの怒りは頂点に。

しかしリニューには副作用があり、キャシーは次第に巨大化していくのでした。
そしてその事を知ったゼイケム社のグレイ(トリート・ウィリアムズ)は彼女を捕獲せんものと動き始めるのでした。

映画レビュー
とほっ…アタック・オブ・ザ…を最初に観たのは「アタック・オブ・ザ・キラートマト」が最初でした。とんでもB級でしたがそのパロディ、ギャグセンスとパワーには驚かされたものです。さて、今回は巨大化したチアリーダー同士がスタジアムで激突というお話でしたが、主人公からして自分勝手な人ばかりで観ていてハラが立ちそうになります。(^^;
その分、主人公の友人の女の子やカイルが、他人を思いやる事の出来る人間でよかったと思います。彼らがいなかったら…。

全編通して男の子は女の子とヤルことだけ、女の子は男の子をものにすることだけを考えているかのような学園ものは、昔から変わらない…というか成長していませんね。(^^; 本能に赴くままというある意味、物凄く人間らしいのかもしれません。

こんな乱れた中で、母親の期待を背負ったキャシーの奮闘ぶり、そして自分を取り戻す過程を描くのは大変だと思います。(^^)
ばかばかしい話ですが、ちょっとおもしろかったり、わりとオチは良かったとは思います。

【ここがいい!】
・大きくなったらちゃんと服を着替え直しているところは、ちょっとしたところですがいいですね。ギャグにもなってますし。
・身体能力の高さを表す時に、バイオニック・ジェミーの時に使われていた効果音が聞こえてました。なんだか懐かしいなー。こういう時って何故かスローになるのよね。(^^;

【ここは問題かな?】
・一番最初に巨大蜘蛛が発見されたときに、何故か放置。牛ほどもあるような蜘蛛…どこかに通報しろよー。(@@;
・特撮は2012年にしてはかなりお粗末です。ある程度までは一応カメラワークで誤魔化しつつ、15フィートになったら合成になってます。体育館の中などはいい感じですが、いったいどこから入ったり出たりしているんでしょうか。(^^; またプリタニーが車を跨ぐところなどは、足上げすぎ。車の大きさを考えなくてとにかく大きく足を上げているんでしょうね。

【一言いいたいコーナー】
・肉体が巨大化したり身体能力は上がるのに…バカはバカのままなんですね。(- -;
・字幕でアイロン・コースト大学ってなってましたけど…これはアイアンの間違い?
・なにげにジョン・ランディスショーン・ヤング、そして学部長役でロジャー・コーマンまでもが出演しています。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
映画偏り放題(umetramanさん)の「映画『アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー』 ・・・巨大化したチアリーダーが夢のキャットファイト

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ラベル:SF コメディ 学園
posted by 白くじら at 23:12| Comment(2) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

学部長役と講師役をコーマンとランディスがやってるのを後で知ってビックリしました。
なんとなく素人っぽいなあ、と思っていたのですが、まさかB級界の神様2人がボケとツッコミをやってるなんて(笑)。

昔と違って、完全に巨大化した映像は、CG使っての合成でしたね。ミニチュアセットの特撮も期待してたけど、皆無でした。
CGは安上りでコストパフォーマンスも高いだろうから、製作のコーマンもホクホクなんでしょうな。

完全巨大化したばかりの時、橋の上からカイルが見上げて会話するとこパースがおかしかったですが、こういうのわざと下手にやってるのでしょうね。たぶんコーマンがそうさせてるんだろうな(笑)。

でも、こういうチープなところが魅力にも感じるし、逆に頑張って「ロードオブザリング」のガンダルフとホビット族みたいな超絶リアルな映像にされちゃうと逆に萎えてしまうかも?

ショーン・ヤングが最初の方で意外と若く見えていたのが、後半で完全な婆に見えたのは悲しかったです。。。

リンク頂き、ありがとうございます。

チア団長ブリタニーにガッツリ応援いきます凸♪
Posted by umetraman at 2014年08月10日 16:17
こんにちは、umetramanさん。

コーマンとランディス登場には私もびっくりです。
なんだかあまりストーリーにも関係ないし変だなーって思っていたら…ファンには大事なシーンですが、これ…TV放送されるときにはカットされるかも知れませんね。(^^;

ああ、そういえば昔ならミニチュアセットでしたよね。
一応特撮はハイテクにはなっているんでしょうけど、レベルは低かったですねぇ。

巨大化しているとお互いの視線がずれまくりなのはお約束でしょうか。(^^;

確かにこのようなB級だからこそ、チープな特撮も面白いんでしょうね。
「ロード…」や「ホビット」でこんなシーンがあると席立ちそう。(@@;

ブリタニーさんに応援ありがとうございます!(^^;
Posted by 白くじら at 2014年08月11日 20:40
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