1995年(UNDER SIEGE 2) 製作国:アメリカ 監督:ジョフ・マーフィ 製作:スティーヴン・セガール 共同製作:ジュリアス・R・ナッソー 脚本:リチャード・ヘイテム 撮影:ロビー・グリーンバーグ amazon.co.jpで詳細を見る。 |
NASAで開発された偵察衛星グレイザー1号が作動を開始しました。その能力は海岸で寝ている女性をキッチできるほど…。
この成功にNASAが歓喜を上げているころ、レストランのコックであるケイシー・ライバック(スティーヴン・セガール)は休暇をとり、姪のサラ(キャサリン・ヘイグル)とともにロサンゼルスへ行くことにしていました。この休暇旅行は飛行機事故で死んだ兄ジェイムズ・A・ライバックの葬式にもいけなかった、せめてもの罪ほろぼしでした。
デンヴァー発、ロサンゼルス行き大陸横断特急に乗り込む2人。最初はギクシャクしていた2人もしだいにうちとけはじめます。ところがこの列車にはNASAの研究員であるギルダー大尉と、その恋人が乗り込んでいました。
NASAを首になったそもそもの衛星開発者のデイン(エリック・ボゴシアン)は、ペン(エヴァレット・マクギル)率いるテロ集団を組織しコロラド基地を襲撃。ヘリ2機を奪い特急に乗り込んできました。
手際のいいプロ集団はあっという間に列車を占拠、乗客は後部2両に移され、ギルダーたちも捕まり衛星のコードを聞き出されてしまいます。
ライバックはサラのためにご馳走を作ろうと、厨房車両にいたために助かりましたが、そこにやってきた犯人をあっさり片付けたために車両は蜂の巣に!かわいそうにコックたちは死んでしまいます。
冷蔵庫に逃れて助かったライバックは、荷物車両で隠れていたポーターのボビー(モーリス・チェスナット)を相棒に、列車奪回作戦を開始しました。
しかし…コードを手に入れたディンは、グレンザー1号に搭載されていたレーザー兵器を使い、デモンストレーションとして中国の工業地帯を壊滅させ、次いで国防総省をもその標的にするのでした!
スティーヴン・セガール役は、戦うコックさんことライバック役で「沈黙の戦艦」の正当なる続編となるのでしょうが、なぜかこの作品には「沈黙」がついておりません。なにがあったのでしょうか。あ、そもそも原題の方は2となっていますね。
しかしまさに「沈黙の特急」というべき作品で、戦艦を特急に見立てただけの同じ設定です(^^;…うーん、駄目です。こういう多勢に無勢で戦うストーリーって好きなんです。列車の中、屋根、外とあらゆる場所での戦いの連続、冷酷無比のテロリストたちが1人ずつ片付けられていくところは爽快感あふれます。
それにしてもライバックが恐ろしく強いのは相変わらずでした。中でも驚いたのは、一度は女性スナイパーに肩を撃ち抜かれたのですが「貫通している、かすり傷と同じだ」と…言うのはいいのですが、ホントにその後もまったく意に介していなかったようです。スーパーマンです!
戦闘面でのラスボスであるペンとの戦いは、もう少し互角くらいにして欲しかったのですが…無駄な抵抗でした。とにかく何も考えずにスカッとしたいときのオススメです。
【一言いいたいコーナー】
・決めセリフの1つ「台所じゃ負けないぞ」は、コックたる彼ならではの言葉ですが…あなたは台所以外でも十分強いです。
・ダミー衛星があと8つになった時に、最後のステルス攻撃目標を1局員に「どれを攻撃するんだ!」と迫る上司…おそろしい責任逃れでは!
・最後の縄ハシゴに彼がしがみつくのはちょっと無理がありそう。
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なぜか、私、彼の映画って観たことナイ。
アクション映画自体好きなジャンルなんですけど。
借りてみようと思うのですが
なぜか、ジャケ写みて、食わず嫌いおこすの(笑)
なんか、東映の時代劇俳優ぽいぞ!
どうも、珍しく顔で拒否ってます。あはは
(チャンバラ映画・ドラマは大すきです)
単に、タイトルが沈黙じゃないとゆー理由だけです。(笑)
でも、ちゃんとした続編だけにそこそこ面白かったです。セガールは毎回強すぎるキャラが逆に魅力ですよね。そこが痛快。ほとんど苦戦しないで、敵をサクサクと倒していく。だから全然ハラハラしない。安心して見てられる。
セガールならではの安心感。それが快感っす。
「沈黙の戦艦」「暴走特急」の二つは、アクション映画好きには外せない作品ですよね。ちゃぴさんも、観たらきっと面白がれるとおもうけどなぁ。二つとも大作だけに、敵キャラにも素晴しい俳優を使ってるしね。トミー・リー・ジョーンズもエリック・ボゴジアンもアブないテロリストを嬉々として演じてました。
ホント、何も考えずにスカッとしたい時に観たい作品です。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
セガール特集も昨日で終わります。また新しいのを観たら追加します。(^^;
アクション映画がお好きなら、shit_headさんもおっしゃっているように「沈黙の戦艦」「暴走特急」はオススメします。この2作品は面白いですよ。
食わず嫌いなのは「おっちゃん」のせいなのかな。(^^;
お返事が遅くなり申し訳ございません。
ホント、なぜか「沈黙」が外れていますねぇ。
しかも正当なこちらが外れ、ほかのシリーズに沈黙が付くなんて…いったい何があったのか気になるところです。
確かに安心感がありますね。
今回は撃たれたというのに、まったく関係ないようでしたし。(^^;
何も考えずにスカッとしたいときには、迷わずコレって感じでしょうか。(^^)/