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2007年05月03日

奪還DAKKAN アルカトラズ

テロリストたちはひょっとして鳥頭?

奪還 DAKKAN-アルカトラズ-2002年(HALF PAST DEAD)
製作国:アメリカ
監督:ドン・マイケル・ポール
製作:エリー・サマハ
共同製作:フィル・ゴールドファイン
製作総指揮:クリストファー・エバーツ
共同製作総指揮:ランダル・エメット

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ストーリー
よみがえった難攻不落、脱出不可能と言われたアルカトラズ刑務所…今ここに囚人たちが送り込まれてきました。その中におとり捜査をするFBI捜査官であるサーシャ(スティーヴン・セガール)の姿がありました。

時を同じくして死刑執行が行われることに…その囚人は2億ドルの金塊のありかを黙秘したままでした。
傭兵部隊が進入して来たのはそんな時です。立会いの裁判官、記者などを人質に、囚人に金塊のありかを白状させようと迫ります(ずっと黙秘していたにしては、妙に人に優しい人みたいで簡単に喋りそう)。しかしこの事件はヘリの墜落を期にFBIの知ることにっていうか、通信不能で何故判る!しかも犯人自らFBIに連絡して脱出経路を用意しろと迫って、白状させることを忘れて、裁判官をFBI用の人質にしてしまうし。おかしい、おかしいぞこの傭兵達!自滅の道を歩んでいる!てなことをしている内に、案の定サーシャと囚人たちの手により、2億ドル強奪犯を奪われてしまうのも…うーん、無理ないかな。
こうして人質を救出するために、サーシャと囚人たちVS傭兵部隊との戦いが開始されたのです。

映画レビュー
とほほーどうにもこうにも感情移入のできなかった映画でした。(- -;
セガールが最初に撃たれるシーンも、特に強い伏線になっているわけでもなく、2億ドル強奪犯との神の世界についてのやりとりのみ。ホントに死にかけていたしどうなっているのでしょう。
また傭兵部隊も、乗り込む前は凄腕かと思っていたのですが、内部突入に関してはよく撃たれなかったものだというほどの力任せ。帰還用のヘリのパイロットはなにやら傭兵らしくない軟弱なことを言っていたかと思うと、墜落するし(爆発しないで吹き抜けの天井に引っかかるのであとの伏線みえみえです)、No2である唯一の女性は妙に格闘に長けていて、1人マトリックスみたいな格闘するのですが、なんだかすごい違和感が。ああ、そういえば時々カメラワークがマトリックスみたいに…うう、変です。必要ない時にはしないでください。
それに偉そうなFBIの女性ボス、ヘリで救出に来るのであれば、傭兵部隊に渡すヘリもちゃんと押さえてから乗り込んでください。(/_-) あとサーシャの友人のニック…いい味を出していたのですが、サーシャとの間にもう少し何か欲しかったですよね。
何もかも少しずつかみ合っていないって感じかな。うーん×5。

【一言いいたいコーナー】
・2億ドル強奪犯のおじさん、個人的にはちょっと好きな人だったのですが、最後…そんな仕掛けをしている暇があったのだったら逃げて欲しかったです。
Number410・セガールさんの映画って彼があまりに強くって敵陣で大暴れって感じが多いようですが、やっぱり「沈黙の戦艦」が一番よかったですねぇ。あの時の傭兵部隊はよかったですねぇ。よかったですねぇ。
 
posted by 白くじら at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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